見出し画像

真綾さんのライブと美容業界でプログラマーとして働く私

3月20日に横浜アリーナで行われた【坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」】の1日目に参加してきました。

坂本真綾さんのライブに参加するのは5年前の20周年記念ライブ以来。
あの時は、トリビュートアルバムが発売されて、the band apart がゲストだったんですよね。
そして、今回はデュエットアルバムが発売されて、the band apart の「ベーシスト」の原さんが参加しているっていうね。そして、今回のライブにも原さんがゲストで参加するってことでめちゃくちゃ行きたくなって、一般発売初日にギリギリチケットが買えて、うっきうきで参加してきました。

席に着くと、コロナ禍の開催で席が一つ飛ばしになっているので、その席には真綾さんからのメッセージ。

画像1

もうこのメッセージだけで泣けてくる。
そしてライブが始まる…

1曲目。
「約束はいらない」
イベント名にもなっている、真綾さんのデビュー曲。
作曲は菅野よう子さん。
もう何回も聞いているなこの曲も。

どの曲も最高でライブは続いていくわけですが、1曲1曲を細かに説明できる文章力もないし、すべての曲を聴きこんでいるわけではない私なので、セットリストはこちらのプレイリストで確認できます。
https://jvcmusic.lnk.to/20210321
途中メドレーもあり、最高でした。
2日目の土岐麻子さんとのDOWN TOWN聞きたかった…

印象に残っていることとして、「私たちを必要としてくれてありがとう」ってMCの時の拍手がこの日一番の大きな拍手だったのを覚えています。
コロナ禍になり、生のライブがたくさん中止になり、不要不急だ、自粛だ、あーだこーだ言われる中、音楽はやっぱり必要で、音楽がないと生きていけない人がたくさんいるんですよね。
やっぱり音楽は最高だ。ライブは最高だ。

なんでライブって魅力的なのか。
改めて考えると、作成した音源を流せばいいわけだし、何度も聞いたことある曲をわざわざ人がその時間に弾いてたり歌ってたりするのをたくさんの人がわざわざ移動して聞くという非効率な体験にどうしてあんなにも感動するのだろう。
どんだけ効率化されていく世の中だとしても、その場で同じ人間が演奏し、なんなら緊張等で失敗するかもしれない、けど、プロだから最高のパフォーマンスをする、そんな姿やその場一回限りの体験に感動するんだろうなぁ。

コロナ禍で配信ライブも何度か見たし、もちろん、普段ライブになかなか足を運べない人でも視聴できるという良い面もあるけれど、やっぱライブは現地で参加してこそなんだよね。音圧や光、会場全体をつかった演出、いろいろ要因はあるけれど、何よりも、そこに「坂本真綾」がいるってのをこの目で実感できるんですよ!うおー、今そこで歌っているうう!って。
だって、あの「坂本真綾」ですよ!エヴァでマリの声をやっている「坂本真綾」ですよ!
真綾さんが数十メートル先にいる。本当にそこにいる。ってね。

とまあ、音楽やライブの話はこの辺で。今回のライブはもう一つ印象的なことがありました。

真綾さんがショートカットになっていました!!
バンマスの北川さんのツイートからライブ2日目の写真。

気合い入れるために切ったそうだ。
私は女性の髪形はショートカットが好きなのだw
テンションあがったよねw

今回の真綾さんの気合い入れてきた!
みたいに、髪を切ってポジティブな気持ちになる人をSNSでもたくさん見ます。
コロナで自粛してても髪を切りたいって人がたくさんいました。

転職して2年と3か月がたちました。
今、私は美容業界のとある会社でプログラマーとして働いています。
コロナ禍になって、私もこの先、何のために生きていこう、仕事をしていこう…もっと他の業界でやれることはあるんじゃないか?みたいに転職を何回か考えることがあったここ1年くらいでした。
ただ、この日の真綾さんが気合いを入れるために髪を切った。そう、真綾さんも髪を切るのだ。なんなら世の中の人みーんな髪を切るのです。
そう考えたら、この仕事で美容師さんたちを応援するような仕事をするのは自分が応援したい色々な人たちがポジティブな気持ちになることに貢献できているのでは?なんてことをMCを聞いて、ライブ中に曲を聴きながらそんなことを思ったのでした。

今、IT人材の需要が高く、実際のところ、給料を上げるためなのか?もっと働きやすい環境を求めてなのか?数年で会社を変わるITエンジニアはたくさんいます。それは、専門職として、会社に縛られなかったり、個人のスキルで生きていけるという良い面もたくさんあります。
でも、長く時間をかけてこそ達成できることもあると思います。
まあ、この先、私もどうなるかは分かりませんが、まだまだ美容業界はアナログな部分がたくさんあり、デジタルで盛り上げれることもたくさんあるので、時間をかけて、すこしずつ共感してくれる仲間を増やして、今日もどこかで髪を切って笑顔になるあの人やあの人が気持ちよく生きられる世の中を陰ながら支える力となれるように頑張っていこうと思います。

真綾さんのライブに参加して、こんな気持ちになって、これは、残しておいたほうがいいなと思っての久々の note  でした。
ではでは。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?