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里芋の収穫

本日、約150日育てた里芋を収穫しました。

今年はいつもの年より葉が小さめだったので、身の育ちが心配だったんですけどね、まあまあの出来栄えに一安心。

容量15リットルのバケツいっぱいに入れて3杯分の子芋と孫芋に、親芋約30個。

肥料使わない、害虫対策もしない、ないない尽くしの怠け者農法にしてはなかなかの収穫量となりました。

おめでとう、ありがとう。(さびしいボッチ農法)

今日、午前中は本業に勤しんで、午後帰ってきてからの作業だったのでお昼は軽く済ませて速攻畑に出向き、明るいうちに終わらせるようにと必死こいて掘り起こし、ギリギリ日暮れ前に終了。

掘り起こしたものを日に当てて、土をよく乾かしてから取り込みたかったんだけど乾かす時間があまりとれず若干湿り気味のまま段ボールに放り込んでしまった。

大丈夫だろうか?…知らん。

明日早めに乾燥させよう。

今シーズンの反省点としては、自然農で要となる土寄せが、本業と天候の兼ね合いによりタイミングが合わず的確な時期を逃してしまったことと、収穫の時期を、身が大きくなりきるギリギリの線を狙い過ぎて少し遅くなったという2点を挙げときます。

ネット上でキャッチした情報によると、肥料も農薬も使わない自然農法には土寄せが成長に関わる大事な工程なのだそうです。

まぁ、確かに経験したうえで実感していることなので、タイミング的になかなか思うようにいかないけど、土寄せはできるだけ的確に行いたいと常々思ってることではあります。

あと欲をこいて、身を大きく成らせようとギリギリまで収穫の時期を引っ張っていたんだけどね、かえって身が傷んでしまうような気がしました。(直感なので分からないけど)葉が萎んで点々と染みが付くようになると、もう成長は見込めず、むしろそれ以降は身が固くなっていくのでは?と思うのです。

我が集落界隈では、往々にして収穫を霜が降りる直前まで引っ張るところが多いようです。

農家さんごとにそれぞれやり方が違うし、何か秘策とか崇高な考えがあっての調整なんだろうと思います。

しかし、身が小さくても、若く柔らかい方が美味いし、料理する上で小さく刻んだりスライスしてしまったら、元の大きさはもはや関係ありますまい。

産直に出すにしても、里芋に関しては昔と違い、大きければ売れるってわけじゃなく、最近の傾向としては小さくて食べやすいものを好んで買っていかれる消費者さんが多い様に思われます。

なので大きさに拘らず、旬な頃を見極めての収穫にシフトしていこうと思いました。

きっとその方が収穫した後の日持ちもいいだろうと思います。

そんなこんなで、明日、乾燥させたら選別して出来の良いものは産直に出して、親芋と、小芋孫芋のB級品はうちで食べる予定。

成長を見守り続けて150日、大したお世話はしなかったけど、勝手に大きくなってくれてありがとう里芋ちゃん。

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