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やっぱブラック

急な業務連絡で休みを一日宛がわれたのはいいけど、その後に11日連続勤務が待っていたという驚愕の事実。
突然のお休みは激務を拒否できないようにする為のエサだったってわけですね…なんか子供扱いされてるようで(怒!)
しかも宿直が2回も入ってるスペシャルコース(けっこうブラックだよね)
これからは急な休みを言い渡されたときはその後のシフトを警戒した方がいいね!👍

先日、その一回目の宿直(人手が足りないからソロ宿直)で、酷い体調不良とともに起床、嘔吐を繰り返しながら(汚ないよ!)業務遂行。
元気に来院される患者様方を恨めしく思い(ほんとに診察が必要なのこっちのほうだよ!)と心でシャウトしながら対応、世の無情を味わいました。

落ち窪んだ眼窩の奥の血走った瞳に見つめられた患者さんたちは、いったいどのように感じていたでしょう?
吐き気で広がった口腔に溢れんばかりの唾液を溜め込みながら、コポコポというノイズとともに発せられる朝の挨拶を、患者さんたちはいったいどのような心持ちで聞いていたでしょう?
病院という癒しの場において、世にもおぞましい邪気を浴びせられるとは思いもよらなかったことと思います。
さぞかしご病状が悪化されたことでしょう。
いたしかたのない状況であったとは申せ、自分のことながら遺憾の意をぬぐい切れずにおります。

就業時間が近づき、一人目の職員が到着した時には虫の息でした。
白目を剝きながらその職員に業務の交代を懇願したら「ヒッ…」と小さな悲鳴を漏らし、一瞬硬直した後で了承してくれました(ありがたや~)
わたしの毒気に恐れをなしたようで、必死にマインドを保つ努力が見てとれました。
その後で、その職員がロッカールームに駆け込みながらさり気なくエンガチョするお姿をお見受けしましたが、それさえ神々しさを讃えた天使のように見えて、手を合わせながらこと切れました。

もう今日は仕事にならないと思い、お休みにすることにして処置室の空いてるベットに潜り込み、検査、診察を経て異常なしと診断、その後帰宅しました。
ドクターから「あまり大事にしすぎると、かえって治りが遅くなるから、普通に仕事してかまわないよ」…と。
「あまり大事にしすぎると」…ってさ、そんなに大事にしすぎるような余裕がこの職場にあんのかい?
「普通に仕事」…ってさ、わたしの普通ってどんだけ…
もうええわ!
なんか評価うすっ!
やっぱブラック!

わたしがこんな状態になるのは初めてだったので、職員の誰もが目を疑う青天の霹靂、これを機にソロ宿直の見直しが入るとありがたいなぁ~…と考えたけど、それはきっと甘い夢でゲスね。
ほどなく闇に葬られるでしょう。
宿直以前に、シフトの偏りも考慮してもらいたいなぁ~(それも当然無理でしょうね)

翌日から早速、昨日の休みはペナルティーかと思ってしまうほどのこき使われぶり(おそろしや~)
昼休みも返上。
みんなが安らかにお昼寝しているお姿を横目で見ながらお弁当食べて、すぐ午後のお仕事(おしんかよ!)
ほらね…「大事にしすぎると」なんてあり得ない。

再発の可能性があるので注意するよう言われたけど、今後長期連投させられるようなときはこの手をつかって病欠させてもらおうと思いました。

あ…持病の発作が…(◎_◎;)

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