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ウ軍ハルキウで逆襲開始【過酷なロシア軍】1回の攻撃で戦力半分|2回目で12人だけ生き残る|包囲され200人投降へ【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】ロシア核恫喝も失笑の渦【K国が警告】プーチン北朝鮮訪問 準軍事同盟へ



【6月18日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
1:02 ウクライナ戦況の全般的な事柄
2:06 ウクライナ・ロシア情勢に関するニュース
2:17 プーチン大統領北朝鮮電撃訪問で相互軍事協定締結か K国が警告
3:27 キューバに来たロシア原潜 核恫喝のはずが世界中の失笑の的になる
4:12 ロシアBRICS国際スポーツ大会開催 参加国なく失笑の嵐
5:13 ウクライナ各地域の戦況
5:29 北東部 ハルキウ方面 リプツィ、ボフジャンスクの戦況
9:24 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
13:12 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
14:17 後方地域の爆発炎上事件
15:19 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況

#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領

マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。

みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
チャンネル登録して通知をオンにすると、
動画公開時に連絡が来ます
過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください

■ウクライナ情勢


ロシアがキーウに侵攻してから845日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1080名
戦車2両
装甲戦闘車18両
砲14門
ドローン8機
その他車両36両
となっています
戦線全体で一日で104回の地上戦の報告がありました
悪天候の影響か兵士の損失が多く、
装備の損失は少なくなっています
そして、
視覚的に確認できるウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、
1対1.5で、
ウクライナ側の損失数に比べ、
ロシア側はその1.5倍になります
ロシア側の損失は偵察機器、
歩兵戦闘車が多く、
反対にウクライナ側は民生用の車、
偵察用機器、
砲が目立ちます

■ウクライナ情勢に関するニュースを厳選して、
簡単にお伝えします


YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
プーチン大統領は今日から北朝鮮を訪問し、
戦略的パートナーシップ協定に署名することになりました
ロシア大統領補佐官のウシャコフ氏によると、
この協定は過去の基本協定に置き換わるもので、
「軍事技術分野を含めたさらなる協力関係」が構築されるとのことです
一方共同通信によると、
韓国大統領府の張虎鎮国家安保室長は、
北朝鮮との軍事協力で「一線をこえるな」とロシアに対し警告したことを明らかにしました
複数の韓国メディアでは、
この協定がロシアと北朝鮮の軍事同盟に近く、
有事の際にお互いに軍事介入する可能性があるとしています
プーチン大統領はその後19日にベトナムを訪問し、
ベトナムと武器とエネルギーの取引、
ルーブルの通貨決済について何らかの合意に達する可能性が高いとしています
ちなみにベトナムは国際刑事裁判所の条約を批准していないため、
プーチン容疑者が逮捕されることなないとのことです
2番目
キューバの首都ハバナに入港したロシアの潜水艦「カザン」の写真が公開され、
船体から部品が脱落し、
修理されていないことが判明しました
写真では音響タイルが剥がれ落ち、
明らかに長期間修理されていないことがわかります
音響タイルは潜水艦が敵に見つからないように音を吸収する素材でできた重要な部品です
ロシアは西側諸国にキューバ危機をイメージさせ、
核戦争の危険を印象づけるため、
潜水艦をキューバに寄港させることとなりましたが、
潜水艦のメンテナンス不足を印象づけ、
世界に失笑の渦を巻き起こす結果となりました
3番目
すべての国際スポーツ大会から除外されたロシアは、
対抗措置として「BRICS国際運動大会」を開催しました
しかし参加国がほとんどなく、
ロシアの選手だけが参加する種目も多く見られたため、
悲惨な大会となりました
記事によると、
シンクロナイズドスイミングではエントリーが一人しかなく、
唯一参加したロシアのアレクサンダー・マルツェフ選手が211.6542点を獲得して二つ目の金メダルを獲得しました
タス通信もロシア人選手の活躍を大きく報じ、
ロシア当局は、
この大会の金メダルに多くの報奨金を割り当てたとされています
そのためほかに参加者がいないという理由だけで金メダルになったとしても、
競技に参加したロシア人選手にとっては大きな実績となり、
誇りに思っているはずだとのことです

■それでは、
各地域の戦況です


戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面で
フルスクリーン表示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます

●北東部 ハルキウ方面


5月10日にロシア軍が国境を越えて
軍事侵攻をおこなったハルキウ方面の戦況について
お伝えします
ハルキウの天気は雷雨
最低気温17度、
最高気温24度
今日の天気は、
くもりの予報となっています
この方面でロシア軍はボフチャンスクを中心に5回
攻撃をおこない、
3回はウクライナ軍が撃退し、
2回は地上戦が継続中となっています

○リプツィ方面


この方面ではウクライナ軍が反撃し、
激しい地上戦となっています

リプツィ


そのうちフリボケでは位置情報つきの映像によると、
ウクライナ軍が反撃をおこない、
フリボケの北でロシア軍のピックアップを破壊し、
地上部隊がフリボケ外周のナベレツナ通りに前進しました
しかし地図で示した場所で
ウクライナ軍のBTR装甲戦闘車が、
ロシア軍のランセット自爆ドローンにより
損傷を受けました
ウクライナ兵は車両を放棄して
通りの地図で示した家に立てこもり
ロシア軍と戦闘となりました
ご覧いただいているのはロシア側のもので、
地図で示した建物にウクライナ兵が立てこもり、
外にロシア兵がいる様子となっています
ロシア側の情報では、
ウクライナ軍の反撃を撃退したと伝えています
戦況図では町の南側の住宅地とこの場所まで、
ロシア軍の占領地を縮小させて係争地に更新し、
もはやロシア軍の存在が確認されない南西の住宅地と
フリボケの南の郊外はウクライナ軍が奪還したとして
戦況図を更新しました

フリボケ

○ボフチャンスク方面


この方面ではロシア軍の苦戦が伝えられています
ウクライナ軍のポフフ報道官によると、
ロシア軍は戦闘能力を失った部隊の補充として、
ドネツク方面から引き抜いた第155海兵旅団、
第18自動車化ライフル師団を
この方面に再配置したと述べました
ちなみに以前にもお伝えしましたが、
ロシア軍の第155海兵旅団はブフレダールで壊滅し、
ヘオリイフカでも大損害を受けた
敗戦部隊となっています
またガーディアンが現地のロシア兵の話として
伝えるところでは、
ボフチャンスクに配置されたロシア軍の
第1009連隊第5中隊は、
常にウクライナ軍の砲撃と
ドローン攻撃にさらされる中、
白昼に1回目の突撃命令が下り、
その結果部隊の人数は半分に、
2回目の突撃で生き残ったのは12名だけだった
と伝えています

ボフチャンスク


1番目
400人が包囲されているボフチャンスクの骨材工場では、
ロシア軍は工場西側に滑空爆弾を4発、
北側で6発、
東側で4発撃ち込んだ後に、
西側から地上部隊が攻撃をおこない突破を図りましたが、
この攻撃はウクライナ軍によって撃退されました
結局ロシア軍の度重なる救出の試みは失敗し、
未確認の情報では
この攻撃のあと150人から200人のロシア兵の集団が
順次降伏しているとの情報があります

ボフチャンスクの骨材工場


2番目
またボフチャンスクの市街地の東端では、
ロシア軍は北から小集団に分かれて浸透を図り、
ウクライナ軍の陣地をすり抜けてボフチャ川を
越えようとしましたが、
援軍もなくボフチャ川でロシア兵が投降しました

ボフチャンスクの市街地の東端

●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面


クピャンスクからチャシフヤール方面の戦況について
お伝えします
この方面でロシア軍はクピャンスク方面で4回、
スバトベクレミンナ線で10回、
シベルスク周辺では9回、
チャシフヤール周辺でも3回
攻撃をおこないました

○スバトベ・クレミンナ線


1番目
この方面ではロシア軍は昨日に引き続きネフスケで
サーモバリック爆弾を投射して
地上戦が継続しているとの情報がありますが、
ウクライナ軍は陣地を防衛し、
戦況図に変更はありません

ネフスケ


2番目
未確認の複数の情報を総合すると、
ロシア軍は5月下旬から6月の間に
セレブリャンスキーの森林の軍用墓地付近に攻撃を仕掛け、
いったん再占領したものの、
その後ウクライナ軍が反撃をおこない
再奪還しました
この方面ではここ最近
ウクライナ軍の攻勢が伝えられていて、
その範囲を係争地から
ウクライナ軍が奪還したとして戦況図を更新しました

○シベルスク周辺


この方面でロシア軍は様々な方向に攻撃を仕掛け、
そのうちロズドリフカで
ウクライナ軍の防衛線を突破して前進しました
位置情報つきの映像によると、
ウクライナ軍は地図で示した集落の南西の端に
攻撃をおこなっていることから判明しました
ご覧いただいているのはウクライナ側の戦況報告のもので、
地図で示した場所の様子となっています
この場所は3月19日にウクライナ軍が防衛線を構築して
長らくロシア軍の攻撃を押しとどめていましたが、
その手前までをロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました

ロズドリフカ

○チャシフヤール方面


1番目
カリニフカでは、
ロシア軍が集落に入りわずかに前進しました
まず、
位置情報つきの映像によると、
ロシア軍のドローンが町の北にある
養鶏場に攻撃をおこない、
ウクライナ軍の動きを牽制した後、
ロシア軍が市街地に突撃をおこないました
ご覧いただいているのは地図で示した場所で
ウクライナ軍の第56自動車化歩兵旅団のもので、
地図で示した場所で、
ロシア兵が活動している様子となっています
戦況図では狭い範囲でこの付近まで
ロシア軍が前進したとして戦況図を更新しました

カリニフカ


2番目
カナルでは戦況図に変更はなく、
市街地の中央の通りを挟んで
両者がにらみ合いとなっています
3番目
クリシチフカでは、
ロシア軍は亀の子戦車を投入して突撃をおこない、
集落を通り過ぎ、
地図で示した森林地帯まで前進したところで
ウクライナ軍に取囲まれ、
乗員は投降しました
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第22機械化旅団のもので、
地図で示した場所で、
ウクライナ軍のドローンの攻撃により
ロシア軍の亀の子戦車が動けなくなり、
その後ウクライナ軍が取囲んで戦利品として鹵獲し、
ウクライナ国旗をつけて持ち帰るところとなっています
亀の子戦車を鹵獲したのは初めてとなります
戦況図に変更はありません

クリシチフカ

●南東部 ドネツク州


アウディーイウカ、
マリンカ、
ヴェリカノヴォシルカ方面の戦況についてお伝えします

○アウディーイウカ方面


この方面でロシア軍は様々な方向に32回
攻撃をおこない、
ウクライナ軍の参謀本部によると、
24回の攻撃が撃退されました
このうちソキルの南、
ウマンスケの北でロシア軍の車両による攻撃が
観測されていますが、
係争地内の出来事で、
今のところは戦況図に変更はありません

○マリンカ方面


この方面でロシア軍は4回攻撃をおこないましたが、
いずれもウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更のある情報はありませんでした

○ヴェリカノヴォシルカ方面


この方面でロシア軍はウロジャインと
スタロマイオルスクに計11回攻撃をおこない、
ロシア国防省のベロウソフ大臣は、
スタロマイオルスクの占領を発表しました
しかし位置情報つきの映像によると、
ロシア軍は地図で示した場所で地上戦をおこなっていて、
この場所が最前線となっていることが確認でき、
映像から判断するとウクライナ軍は
町の北西で抵抗を続けていることがわかりましたので、
その範囲をロシア軍の占領地を縮小させ、
係争地に戦況図を更新しました

スタロマイオルスク


●後方地域


ウクライナ軍戦略司令部は、
これまでの攻撃でロシア占領下のクリミア半島にある
防空施設15か所を破壊し、
数十機のミサイル発射装置、
15か所以上のレーダー基地、
10か所以上の指揮所が破壊されたことを報告しました

●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州


この方面でロシア軍はあわせて7回
攻撃をおこないましたが、
いずれも失敗に終わり、
戦況図に影響のある情報はありませんでした
今日は以上です
戦況の分析やニュースの感想、
最新情報など是非コメント欄にお寄せください
ご視聴いただきありがとうございました

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