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【プーチン逃亡開始】ロシアで反乱拡大 治安維持失敗!イスラム武装勢力に油を注ぐ【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】国境で敗戦処理部隊投入|ロシア火災消火できず高層ビル倒壊


【6月25日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
0:35 ウクライナ戦況の全般的な事柄
1:56 ウクライナ・ロシア情勢に関するニュース
2:09 ロシアでイスラム勢力の反乱拡大
4:01 プーチン大統領行方不明 逃亡開始
4:31 モスクワ高層ビル火災で倒壊の危機
5:15 ウクライナ各地域の戦況
5:32 北東部 ハルキウ方面 リプツィ、ボフジャンスクの戦況
7:25 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
11:48 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
15:21 後方地域の爆発炎上
15:53 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州、ロボチネ、クリンキーの戦況

#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領

マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。

みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
チャンネル登録して通知をオンにすると、
動画公開時に連絡が来ます
過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください

■ウクライナ情勢


ロシアがキーウに侵攻してから852日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1300名
戦車12両
装甲戦闘車15両
砲51門
ドローン27機
巡航ミサイル2発
その他車両76両
となっています
これ以外に以前の動画で速報をお伝えしましたが、
21日のエイスク飛行場のドローン攻撃により、
シャヘド136やその改良型などの無人機120機が破壊され、
ドローン教官や技術スタッフが地獄に召されたとの情報があります
戦線全体で一日で116回の地上戦の報告がありました
そして、
視覚的に確認できるウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、
1対3.1で、
ウクライナ側の損失数に比べ、
ロシア側はその3.1倍になります
ロシア側の損失は民生用のバンと歩兵戦闘車が多く、
反対にウクライナ側はピックアップが目立ちます

■ウクライナ情勢に関するニュースを厳選して、
簡単にお伝えします


YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
ダゲスタン共和国でイスラム勢力による反乱が拡大しています
投稿主が見ている最新の記事によると、
武装勢力の活動は拡大し、
2つの正教会、
ユダヤ教の教会、
警察署、
周辺地区の官庁などが襲撃され、
すでにロシアの警察官20人以上、
6人の民間人が巻き込まれて死亡したと伝えられています
また、
武装勢力は6人死亡したとあり、
この数字はさらに増えるものと思われます
その中には有名な格闘家のガジムラドカギロフ氏が含まれ、
今後ロシア当局に対する反感が強まる可能性があります
戦争研究所によると、
今回の事件は北コーカサスにあるイスラム国の下部組織、
ヴィラヤト・カフカスによって実行された可能性があり、
別のイスラム国の下部組織が「コーカサスにいる同胞がその能力を発揮した」と反乱を賞賛する声明を発表しています
ロシア専門家で元外交官でカーネギー国際平和財団の研究員のアレクサンダーバウノフ氏は、
「プリゴジンの反乱、
モスクワの複合施設へのテロ攻撃、
マハチカラ空港の反乱では大量の犠牲者が生まれ、
そして今回またダゲスタンで反乱が起きた
これは旧ソ連が崩壊した前後にも見られたことで、
ロシアは国内の統制をうしない、
悪循環に入っている」と指摘しました
また、
「一部の地域で治安が崩壊すると他の地域でも治安を維持できなくなる
苦しんでいる人には力があり、
今は特定の宗教に関連しているが、
これが広がると国家全体が崩壊することにもつながりかねない」と危機感を募らせました
2番目
1番目のニュースに関連し、
現在プーチン大統領の行方が不明となっています
プーチン大統領は国内で反乱が起きたときに姿を消す傾向があり、
昨年10月のダゲスタンでの暴動、
クロッカスでのテロ攻撃と同様の行動をとっています
SNSでは、
国難に姿を消す国家元首に「卑怯だ」との声が上がっています
3番目
モスクワ近郊にあるフリジャノにある防衛産業向けに電子部品の設計をおこなっているプラタン研究所が火災となっています
火災の原因は不明ですが、
火は建物全体に燃え移り、
火災により屋根とすべての床が抜けて建物全体が崩壊する恐れがあり、
救助も消火もままならない状況となっています
また、
建物の各所で煙に囲まれて取り残された従業員がいて、
窓から助けを求める人が多数いましたが、
次第に見当たらなくなったとのことです中には火災から逃れようと8階の窓から飛び降りた人もいるとの情報があります

■それでは、
各地域の戦況です


戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面で
フルスクリーン表示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます

●北東部 ハルキウ方面


5月10日にロシア軍が国境を越えて
軍事侵攻をおこなったハルキウ方面の
戦況についてお伝えします
ハルキウの天気はくもり
最低気温16度、
最高気温26度
今日の天気は、
雷雨の予報となっています
この方面ではロシア軍の攻撃が
泥沼化したため主力は撤退を開始し、
現在敗戦処理部隊を投入して
攻撃をおこなっています
ロシア軍は人員が不足し
補給線が不十分となっていますが、
この方面の重要性が下がったため増援も送られず、
もはや前進はできない状況となっています
また、
ロシア軍はリプツィで
滑空爆弾23発を投下したほか、
ボフチャンスクでは3トンの滑空爆弾を
投下したと主張しています
しかし映像をみるとクレーターもできず、
建物も大きく破壊されていないため、
実はFAB3000とはカタログスペックだけで、
実際はその半分か3分の1程度の
威力しかないのではないかと分析されています

○ボフチャンスク方面


この方面で戦況図に変更はありませんが、
ロシア軍の攻撃はウクライナ軍によって阻止され、
町の北東ではウクライナ軍が砲撃と
ドローンでロシア軍をロシア占領地内で
撃退した情報があります
ご覧いただいているのは地図で示した場所で、
ウクライナ軍が建物を回り、
ロシア軍がいないか確認している様子となっています
途中ロシア軍が接近してきましたが、
ウクライナ軍のドローンが撃退しました
戦況図に変更はありません

ボフチャンスク方面

●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面


クピャンスクからチャシフヤール方面の
戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍はクピャンスク方面で9回、
スバトベクレミンナ線で9回、
シベルスク周辺で2回、
チャシフヤール周辺では目立った地上戦の報告がなく、
マヨルスク周辺では7回
攻撃をおこないました

○クピャンスク方面


この方面のロシア軍は72000人と推定されていて、
そのうち半数が前線で戦闘に配置されていると推定されています
ロシア軍はザポリージャ、
ロストフから部隊を送り、
この方面で作戦のペースを維持しています
位置情報付きの映像によると、
ウクライナ軍は
ペルショットラブネーヴェの方向に攻撃を仕掛け、
地図で示した境界森林に前進した模様です
これに対しロシア軍はこの付近に
焼夷弾とサーモバリック爆弾を投射し、
反撃をおこなっています
ご覧いただいているのはロシア側のもので、
地図で示した場所の様子となっています
その範囲をロシア軍占領地から
係争地に戦況図を更新しました

○スバトベクレミンナ線


ウクライナ軍の参謀本部によると、
スバトベの西にあるステルマヒウカ付近で
地上戦が継続しているとの情報があり、
位置情報つきの映像によると、
その南のミアゾジャリフカと
アンドリフカの間でロシア軍の歩兵部隊が
攻撃を仕掛け、
前進しました

アゾジャリフカとアンドリフカの間


ウクライナ軍はドローンで
ロシア軍のいる陣地を一つ一つ潰しています
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第44機械化旅団のもので、
地図で示した場所の様子となっています
この付近を係争地から
一部ロシア軍が占領したとして戦況図を更新しました
面積は2.1平方キロほどになります

○シベルスク周辺


この方面のロシア軍の攻撃は
成果が出ませんでしたが、
反対にウクライナ軍は
ヴィムカの南の鉄道付近で反撃をおこない、
ロシア軍の砲撃の位置から
幹線道路の東側の一部陣地を奪還しました
ご覧いただいているのはロシア軍の
第123自動車化ライフル旅団のもので、
地図で示した場所の様子となっています
その範囲をロシア軍占領地を縮小させ、
一部ウクライナ軍が奪還したとして、
戦況図を更新しました

ヴィムカの南

○チャシフヤール方面


ロシア軍はチャシフヤールの占領に向けて
歩兵による攻勢を仕掛けていますが、
ウクライナ軍の抵抗により、
前哨地のカリニフカとカナルで想像以上に
停滞し苦戦しています
そのうちカナルでは、
ロシア軍は町の南西に
サーモバリック爆弾を投射して
ウクライナ軍の動きを牽制し、
面制圧をおこなっていますが、
ウクライナ軍はドローンでロシア兵を
見つけては攻撃していて、
攻防戦は一進一退となっています
戦況図に変更はありません

カナル

○マヨルスク周辺


最近ロシア軍が新たな攻勢を
仕掛けてきたこの方面ですが、
ロシア軍はまずピヴニチネに対し
攻撃を開始するための準備をおこなっています
ロシア軍はこの付近の変電所に攻撃をおこない、
電力供給を遮断し、
線路沿いと東の郊外から攻撃を仕掛けましたが、
この攻撃はウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更はありませんでした
一方未確認の情報によると、
ロシア軍はマヨルスク北西の郊外に
攻撃を仕掛けて前進したとの情報があり、
その範囲を係争地の拡大として戦況図を更新しました
それ以外のロシア軍の攻撃は成果がなく、
ウクライナ軍に押し返されるところもあったりと
一進一退の状況となっています

マヨルスク

●南東部 ドネツク州


アウディーイウカ、
マリンカ、
ヴェリカノヴォシルカ方面の戦況について
お伝えします
アウディーイウカの天気は晴れ
最低気温16度、
最高気温30度
今日の天気はくもりの予報となっています
しばらくはれの日が続きますが、
時折夕立のような強い雨が降る気候となっています

○アウディーイウカ方面


この方面でロシア軍は様々な方向に46回
攻撃をおこない、
状況は緊迫の度合いを高めています
あるロシアの軍事ブロガーによると、
ロシア軍はこの方面で突撃兵を多数用意していて、
司令官の気に入らない兵士や、
負傷している兵士は写真のような
ピットと言われる鶏小屋のような檻の中につめられ、
餌が与えられ、
トイレはなく、
攻撃の際には必要な数を檻から出して
突撃させているとのことです
1番目
ノヴォオレクサンドリフカでは、
池の南でロシア軍の攻撃が確認され、
ウクライナ軍が砲撃で応戦しています
ご覧いただいているのはウクライナ軍のもので、
地図で示した場所にロシア兵が
歩いて前進しているところとなっています
その範囲を係争地から一部ロシア軍が
占領したとして戦況図を更新し、
防衛線の位置を映像の通りに
少し西に移動させました

ノヴォオレクサンドリフカ


2番目
ソキルでは、
ロシア軍が地図で示した場所に
面制圧用のサーモバリック爆弾を投射して
ウクライナ軍の動きを牽制し、
近いうちにこの方向に攻撃を行う可能性が
高いと思われます
また、
この攻撃位置と複数の情報を総合して、
昨日の動画でお伝えしたとおり、
ロシア軍がソキルの北にある環状陣地まで
占領したとして戦況図を更新しました
それ以外についてはロシア軍の攻撃は
ウクライナ軍が防衛し、
ロシア軍に成果はありませんでした

ソキル

○マリンカ方面


この方面でロシア軍は
不特定の回数の攻撃をおこないましたが、
ロシア軍に成果はありませんでした
反対にウクライナ軍はマリンカの南で
ロシア軍の車列を攻撃し、
戦車5両、
歩兵戦闘車1両、
兵士9名を無力化したと伝えています
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第33機械化旅団のもので、
地図で示した場所の様子となっています
この場所は前線から3.5キロの地点にあり、
攻撃には対戦車ミサイル、
砲撃、
ドローンを使ったとのことですが、
戦況図に変更はありません

○ヴェルカノボシルカ方面


この方面でロシア軍はウロジャインと
スタロマイオルスクに4回攻撃をおこない、
ウロジャインにはSu25から
確認できるだけで50発の無誘導ロケットによる
空爆がおこなわれましたが、
戦況図に影響のある情報はありませんでした
映像を見ていただいたとおり、
ロシア軍はかなり接近して
空爆をおこなっていることがわかります

ウロジャイン/スタロマイオルスク

●後方地域


観光シーズンのクリミアでは、
防空警報も鳴らずにロシアの防空ミサイルが
飛んで観光客が死傷したため、
多くのロシア人が旅行をキャンセルし、
セヴァストポリの海岸は
急に閑散としたとの情報があります
ロシア人の観光客は「セヴァストポリ、
フェオドシヤ、
クリミアの観光地は軍事施設から
遠く安全である」という当局の説明をそのまま信じて
クリミアに海水浴に来ていたとのことです

●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州


この方面では戦況図に変更のある情報は
ありませんでした
今日は以上です
戦況の分析やニュースの感想、
最新情報など是非コメント欄にお寄せください
ご視聴いただきありがとうございました

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