見出し画像

ロシア軍98%の攻撃失敗!過去2か月の兵士損失が記録的【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】ロシア民間航空機ついに墜落 ガスプロム搭乗員全員死亡【ウ軍最激戦地で奪還】オルバンEU議長速攻解任


【7月13日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
1:15 ウクライナ戦況の全般的な事柄
2:19 ウクライナ・ロシア情勢に関するニュース
2:31 親露派オルバン首相 EU議長解任決議 就任してたった12日
3:26 ロシア軍過去2か月の損失が記録的
4:03 ウクライナ年4.1%成長
4:47 ウクライナ各地域の戦況
5:04 北東部 ハルキウ方面 リプツィ、ボフジャンスクの戦況
5:52 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
9:42 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
12:24 後方地域の爆発炎上
13:44 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州、ロボチネ、クリンキーの戦況

#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領

マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。

みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
チャンネル登録して通知をオンにすると、
動画公開時に連絡が来ます
過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください

■ウクライナ情勢


ロシアがキーウに侵攻してから870日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1030名
戦車9両
装甲戦闘車23両
砲48門
防空システム2基
ドローン26機
巡航ミサイル5発
その他車両92両
となっています
戦線全体で一日で120回の地上戦の報告がありました
そして、
視覚的に確認できるウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、
1対1.7で、
ウクライナ側の損失数に比べ、
ロシア側はその1.7倍になります
ロシア側の損失はオートバイ、
戦車、
ゴルフカートが多く、
反対にウクライナ側はピックアップと戦車が目立ちます

■ウクライナ情勢に関するニュースを厳選して、
簡単にお伝えします


YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
EU理事会の議長となったハンガリーのオルバン首相について、
EU議会はEU理事会に対し、
オルバン首相はEUの利益に反する行動をおこなっているとして議長の座を剥奪するようEU理事会に求める決議をおこないました
オルバン首相は7月にEU議長の職が回ってきた途端、
自らを平和の使者としてゼレンスキー大統領、
プーチン大統領、
習近平国家主席と次々会談し、
11日はトランプ元大統領と会談しました
これら一連の行動についてEU会派の責任者は、
「オルバン首相の偽りの平和維持任務はEU安全保障上の脅威である」と述べました
ただ、
EU議長を剥奪する明文化された規定がなく、
今後議論されることになりそうです
2番目
イギリス国防省の分析によると、
ロシアは過去2ヶ月間のウクライナ戦争で兵士の損失が記録的となったことを報告しました
その理由はハルキウでの活発な戦闘が原因で、
他の戦線で攻撃作戦を維持しながらハルキウでも攻勢をかけたためと分析しています
情報機関では、
ロシアは兵士の数でウクライナを制圧しようとしているため、
今後2ヶ月間は1日あたり1000人の損失が続く可能性が高いとしています
3番目
ウクライナ経済省によると、
今年上半期のウクライナのGDPは前年同期比約4.1%の成長となりました
一方6月は前年に比べ1.1%の成長にとどまり、
停電により経済成長が鈍化したとしています
ロシアとウクライナで大きく異なるのは、
ロシアは制裁で輸出入が困難となっている点と、
外国からの資金支援の有無になります
ウクライナ経済省のスピリテンコ大臣によると、
ウクライナの今年の経済成長率は3.5%を予想しているとのことです

■それでは、
各地域の戦況です


戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面で
フルスクリーン表示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます

●北東部 ハルキウ方面


5月にロシア軍が国境を越えて
軍事侵攻をおこなったハルキウ方面の戦況について
お伝えします
この方面のロシア軍は航空支援も受けて、
フリボケ、
ボフチャンスクに6回攻撃をおこないましたが、
戦況図に変更のある情報はありませんでした
また、
フリボケのウクライナ軍の反撃についても
新たな情報はありませんでした
ボフチャンスクでは、
ロシア軍がボフチャ川を越えて
南に前進しているかどうかが1つの焦点となっています
この日は確認できる情報がなく今のところ不明です

●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面


クピャンスクからチャシフヤール方面の
戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍はクピャンスク方面で7回、
スバトベ・クレミンナ線で1回、
シベルスク周辺で8回、
チャシフヤール周辺で5回、
トレツクの方向は18回
攻撃をおこないました

○クピャンスク方面


位置情報つきの映像によるとロシア軍は
スバトベの北西にあるベレストーベから
ピシチャネにかけて攻撃をおこない、
前進しました
これによりピシチャネは南東側の郊外まで
ロシア軍が迫ってきました
ご覧いただいているのはロシア側のもので、
ピシチャネの集落に砲撃している
ロシア軍の様子となっています
映像を見る限り砲撃はかなり正確で
距離が近いと思われます

ベレストーベからピシチャネ


その範囲をウクライナ軍の支配地と係争地から
ロシア軍が占領したとして戦況図を更新しました
面積は2平方キロほどになります
別の未確認の情報ではロシア軍は
タバイフカからもピシチャネに向けて
郊外を南下しているとの情報もありますので、
今後ロシア軍の占領地が増える可能性があります
一方ロシア軍はベレストーベの集落にも
攻撃を仕掛けていますが、
こちらの攻撃はウクライナ軍が撃退し、
ロシア軍に成果はありませんでした

○シベルスク周辺


この方面でロシア軍はビロホリフカ、
ヴェルホノカミヤンスケ、
ヴィムカ、
ロズドリフカに攻撃をおこないましたが、
いずれもウクライナ軍に撃退され、
ロシア軍は前進できませんでした
○チャシフヤール方面
ウクライナ軍のヴォロシン報道官によると、
ロシア軍はこの方面からトレツクに
部隊の主力を移動させていると報告し、
この方面の攻勢圧力は、
やや低下しました
しかし攻撃自体はやめたわけではなく、
ロシア軍はバフムトからO0506号線沿いに
オートバイで突撃をおこない、
ウクライナ軍はカナルの3キロ手前にある墓地、
カナルの町に入ってオートバイから
降りたところでこの突撃を阻止しました
ご覧いただいているのはウクライナ側のもので、
3台のオートバイで前進するロシア軍と、
1台が撃退された後、
2台のオートバイがカナルに到着した様子となっています
戦況図に変更はありません

○トレツク方面


ロシア軍は予備選力として温存した
第27自動車化ライフル旅団の主力部隊を投入し、
この方面の重要性が高まったことが示されました

トレツク


ロシア軍はドルージバ、
アルテモヴェの高層アパート地区、
ニウヨークに攻撃をおこないましたが、
これらの攻撃はウクライナ軍により撃退され、
ロシア軍に成果はありませんでした
一方ウクライナ軍はアルテモヴェ地区で
反撃をおこない、
前進しました
位置情報つきの映像によると、
ロシア軍はツルヘニヴァ通りの高層アパートに
砲撃をおこなっていて、
この場所にウクライナ軍がいることが確認できます
ご覧いただいているのはロシア側のもので、
そのアパートの様子となっています
この街区までの範囲を、
係争地からウクライナ軍が奪還したとして
戦況図を更新しました

●南東部 ドネツク州


アウディーイウカ、
マリンカ、
ヴェリカノヴォシルカ方面の戦況についてお伝えします
作戦に影響を与えるアウディーイウカの天気は、
はれ
最低気温20度、
最高気温34度
今日の天気も、
はれの予報となっています

○アウディーイウカ方面


この方面でロシア軍はノヴォオレクサンドリフカと
ノヴォセリフカペルシャを中心に
あらゆる方向に41回攻撃をおこないました
その中で、
ロシア軍はこの付近で最後に残った
ノヴォセリフカペルシャに戦力を集中させ、
位置情報つきの映像では一部前進しました
位置情報つきの映像によると、
ロシア軍は新たに北東の方向から
ウクライナ軍の環状陣地を迂回して
ノヴォセリフカペルシャの北に攻撃をおこない、
農場を占拠しました
ウクライナ軍のドローンがこの場所のロシア兵を
攻撃していることから判明しました
ご覧いただいているのはウクライナ軍の戦況報告のもので、
地図の場所にいるロシア軍を
観察しているところとなっています

ノヴォセリフカペルシャ


その範囲を係争地から
ロシア軍が占領したとして戦況図を更新しました
それ以外は14回の地上戦が継続中ですが、
ロシア軍の前進は確認されず
戦況図に変更はありませんでした

○マリンカ方面


この方面でロシア軍はクラスノホリフカ、
ヘオリイフカ、
コスティアンティニウカ、
ヴォジャネの方向に攻撃をおこないましたが、
ロシア軍の攻撃はウクライナ軍が撃退し、
ロシア軍の前進はありませんでした

○ヴェルカノボシルカ方面


この方面でロシア軍はウロジャインに攻勢を仕掛け、
まず20発程度の砲撃をおこないました
ご覧いただいているのはロシア側のもので、
地図で示した場所の様子となっています
これでウクライナ軍の一部は陣地から撤退し、
その後ロシア軍は車列縦隊で前進し、
地上戦の結果2ブロックほど前進することに成功し、
地図で示した学校と思われる建物に旗を掲げ、
占領を主張しました
その範囲を係争地から
ロシア軍が占領したとして戦況図を更新しました

●後方地域


1番目
モスクワで修理後の試験飛行をおこなっていた
スホーイスーパージェット旅客機が墜落し、
搭乗していた乗員3名が全員死亡しました
飛行機はガスプロマピア航空のもので、
名前の通りガスプロムの関連企業ですが、
ルホヴィツィ工場からヴヌコヴォ空港に
向かう途中だったとのことです
ロシアでは西側の制裁により
航空機の部品の入手ができず、
最近ではほぼ毎日のように何らかの故障で
緊急着陸している状況となっています
ちなみに旅客機の死亡事故となったのは
投稿主の記憶では
先月に続き2件目ではないかと思います

モスクワ


2番目
またマリウポリの飛行場で爆発の報告があり、
映像では地面から煙が高く
上がっているところが確認できます
その後、
ウクライナ軍が攻撃を実施したとの情報があり、
防空システムのS300を標的にした
可能性があるとのことです
これ以外に詳細は不明ですが、
ロストフで石油タンクが燃えているとの情報があります

●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州


この方面でロシア軍はフリャイポールで1回、
マラトクマチカで2回の攻撃をおこない、
ドニプロ川沿いでは2回の攻撃が報告されていますが、
いずれも戦況図に変更のある情報はありませんでした
今日は以上です
戦況の分析やニュースの感想、
最新情報など是非コメント欄にお寄せください
ご視聴いただきありがとうございました

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?