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【ロシア大炎上中】石油タンク炎上から町全体に延焼中【国民離反】反プーチンの狼煙上がる【ロシアヤバい】新制裁効き過ぎてロシア工場全面ストップ!大規模破産確定【ウクライナ戦況図】クルスクのロシア大苦戦!理由をNATO高官解説


【8月24日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
0:35 ウクライナ戦況の全般的な事柄
2:04 ウクライナ情勢、ロシア情勢ニュース
2:16 ロシアが火の海!火勢勢い増して住宅に延焼中
2:46 ロシア工場大規模破産へ 経営者クレムリンに懇願
5:31 プーチン支持率急低下 過去最低レベル
5:29 各地域の戦況
5:58 ロシア領内クルスク方面、ウクライナ・ハルキウ方面の戦況
10:25 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
12:18 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
15:09 後方地域の爆発炎上
15:56 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州、ロボチネ、クリンキーの戦況

#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領

マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。

みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
チャンネル登録して通知をオンにすると、
動画公開時に連絡が来ます
過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください

■ウクライナ情勢


ロシアがキーウに侵攻してから913日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部の最新の発表によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1160名
戦車9両
装甲戦闘車21両
砲42門
多連装ロケット2両
防空システム3基
ドローン39機
巡航ミサイル2発
その他車両55両
となっています
ロシア軍は少し前まで
毎月3万人の兵士を採用していましたので、
ほぼ同数の損失になるよう攻撃回数など
コントロールしている可能性があります
戦線全体で一日で125回の地上戦の報告がありました
そして、
視覚的に確認できるウクライナ軍の装備の損失数と
ロシア軍の損失数の比率は、
1対2.1で、
ウクライナ側の損失数に比べ、
ロシア側はその2.1倍になります
ロシア側の損失は民生用のバン、
戦車、
通信施設が多く、
昨日の動画でお伝えしましたが
フェリー1隻とSu34の2機分を計上しました
反対にウクライナ側はピックアップ、
通信施設が目立ちます

■ウクライナ情勢に関するニュースを厳選して、
簡単にお伝えします


YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
連日お伝えしているロストフのプロレタルスクの石油貯蔵タンクで発生した火災は、
6日経過しても火の勢いは衰えず、
ウクライナ軍が追加でドローン攻撃をおこなったとの情報もあり、
火は周囲の乾燥した植物に燃え広がった後、
付近の住宅に燃え広がりました
住民の話によると、
「チャバエワ通り全体が燃えている」とのことで、
すでに6件の住宅が焼け落ちたと伝えています
2番目
EUの第14次ロシア制裁により、
ロシア企業が大量に破産の危機に直面しています
今回の制裁には、
接着剤や発泡樹脂の原料となるポリメチレンフェニルイソシアネート(MDI)が含まれていて、
アメリカ、
欧州、
日本がMDIの輸出を停止、
中国、
サウジアラビアも二次制裁を恐れてMDIのロシア輸出を停止しました
この衝撃的な決定にロシアの工場ではパニックになり、
ロシア企業の20社は緊急にロシア産業貿易大臣に書簡を送り、
窮状を訴えました
この製品は断熱材のウレタンフォーム、
接着剤、
コーキング、
パイプ、
冷蔵庫、
自動車の部品などあらゆる製品に幅広く使用されるもので、
自然に分解するため長期保管ができず、
しかもロシアで全く製造していない化学製品で、
代替品もないとのことです
書簡では2か月もすればロシアから在庫がなくなり、
数多くの工場の生産が停止し、
大量倒産は免れないだろうと伝えています
影響の大きな産業分野としては、
建設、
冷蔵庫など家庭用電気機器、
コンピューター機器などになるとのことです
書簡では解決に向けた取り組みとして、
政府に対し輸入再開できるよう中国とサウジアラビアにあらゆるレベルの交流を求めています
また、
中国の銀行がロシアからの輸入代金を受け取らない問題についても解決する必要があるとしています
3番目
ロシア国営の世論調査の結果、
プーチン大統領の支持率が急落しました
それによるとプーチン大統領の支持率は3.5ポイント低下し、
73.6%となりました
クルスク州でウクライナ軍が侵攻し、
ロシア領土が占領されたことによると考えられます
この数字は非常に低く、
プリゴジンが反乱を起こした際に72.6%、
ロシアで動員があったときは76.7%に支持率が急落したことがありますが、
今回の支持率の下落はそれらに比べても急激な下落となっています
一方プーチン大統領はクルスク侵攻に対し、
問題を小さく見せようとしていて、
ウズベキスタンやチェチェンに訪問し、
ある農園ではリンゴやなしを食べたりして余裕があるように見せかけています

■それでは、
各地域の戦況です


戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面で
フルスクリーン表示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます

●北東部 クルスク方面、
ハルキウ方面


8月6日にウクライナ軍が
クルスクに侵攻してから17日となりました

○クルスク方面


作戦に影響を与えるクルスクの天気は、
くもり
最低気温16度、
最高気温30度
今日の天気予報も、
はれとなっています
この方面でロシア軍は部隊を投入していますが、
ウクライナ軍の前進を止めることは
できていない模様です
その理由についてNATOの戦略計画本部長だった
ステファニー氏は「ウクライナでは
ロシア軍はすべての建物を徹底的に破壊して
前進することになれている
しかしクルスクはロシア領であり、
ウクライナと同じように破壊できず苦労している
自国の領土では熟練した外科手術のように
敵を排除しなければならないが、
これは今のロシア軍にとって
難しい任務だ」と分析しました

○テトキノ方面


この方面ではウクライナ軍は
セイム川にかかる橋を渡り、
テトキノの北にあるポポヴォレジャチに向けて
攻撃をおこなっています
ウクライナ軍はテトキノを包囲しようとしている
可能性があります
戦況図に変更はありません

○グルジヴォ方面


この方面ではウクライナ軍はドローンにより
セイム川に近づいたロシア軍に攻撃を加えています
ロシア軍はウクライナ軍により攻撃を受けないよう、
舟橋の周囲に電子戦システムを設置していますが、
橋はウクライナ軍の絶え間ない砲撃に
さらされている模様です
そのうち二つ目の端のあるズヴァノエでは、
調査に訪れたロシア軍の車両を
ウクライナ軍のドローンが攻撃をおこない、
橋の復旧をさせないようにしています
ご覧いただいているのはウクライナ側のもので、
地図で示した場所の様子となっています
またウクライナ軍は
その南の国境地帯のロシア軍集結地に
フランスが供与した空対地ミサイルのASSMハンマーで
空爆をおこない、
ロシア軍の動きを牽制しています
いずれも戦況図に影響はありません

○コレネヴォ方面


この方面では戦況図に
影響のある情報はありませんが、
コレネヴォでは、
壊滅したロシア軍の第810海兵旅団に代わり、
太平洋艦隊の第155海兵旅団が
防衛をおこなうことになり、
戦術的状況は改善したとの情報があります
またウクライナ軍はその東のオルゴフカ付近の
高地を確保して
コレネヴォから北のリリスクに向かう幹線道路を
射撃管制下に置き、
コレネヴォの北東郊外から
コリチェフカに進出しているとの情報があり、
市街地の北側でウクライナ軍の作戦が継続しています
こちらも戦況図に変更はありません

○マラヤロクニャ方面


この方面では戦況図に変更はありませんが、
未確認の情報として、
ウクライナ軍はマラヤロクニャから
北に延びる幹線道路の東側の集落に
浸透したという情報があります
また、
その南東のバクティンカの集落で
ロシア軍の1個中隊を
包囲しているという情報があります

○スジャ方面


位置情報付きの映像によると、
昨日もお伝えしたロスカヤコノベルカでは、
ウクライナ軍が集落に入り、
ロシア軍がドローンで反撃をおこなっています
ご覧いただいているのはロシア側の撮影したもので、
地図で示した場所の様子となっています
その際ウクライナ軍のT64が
ランセット自爆ドローンにより損傷し、
遺棄されているのも確認できます
今のところは戦況図は
係争地となっていて変更はありません

○ギリ方面


この方面で未確認情報ですが、
ウクライナ軍はスパルノエからギリと
その南東のペスチャンスキーに攻撃をおこないながら、
南のオゼルキに向かって前進し、
ロシア領を切り取ろうとしている可能性があります

●北東部 ルハンスク州方面


●東部 チャシフヤール方面


クピャンスクからチャシフヤール方面の
戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍は、
クピャンスク方面で10回、
スバトベ・クレミンナ線で11回、
シベルスク周辺で5回、
チャシフヤール周辺は11回、
トレツクの方向に12回
攻撃をおこないました

○スバトベ・クレミンナ線


マキイウカでは位置情報付きの映像によると
ロシア軍が東から攻撃をおこない、
集落の中を前進しました
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第115機械化旅団のもので、
地図で示した場所の様子となっています
この場所を係争地からロシア軍が

マキイウカ

占領したとして戦況図を更新しました
ウクライナ軍はゼレベツ川の西側で
防衛をおこなうと考えられます

○トレツク方面


この方面でロシア軍はトレツクの南に取り付きました
位置情報付きの映像によると、
ロシア軍はザリズネとも呼ばれる
アルテモヴェ地区の変電所の東側を抜けて
トレツクの第2学校を占拠しました
ウクライナ軍がこの学校に
ドローンで攻撃をおこない排除しようとしています
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第100機械化旅団のもので、
地図で示した場所で活動するロシア兵を
観察している所となっています
この場所を係争地とウクライナ軍の支配地から

トレツク

一部ロシア軍が占領したとして戦況図を更新しました
面積は2平方キロほどになります

●南東部 ドネツク州
ポクロフスク、
クラホフ・ブレミフカ方面

の戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍は、
ポクロフスク方面で53回、
クラホフ方面では19回、
ブレミフカ方面で3回
攻撃をおこないました
戦線全体の攻撃回数のうち3分の1はこの方面となり、
ロシア軍は活発に攻撃を仕掛けています
同時にこの方面でロシア軍は兵士の不足が目立ち、
司令官はロシア軍のドローン専門部隊を解体し、
ドローンオペレーターが
歩兵に転用されたとの情報があります
専門性の高い部隊が歩兵に転用されれば、
長期的な悪影響が避けられませんが、
ロシア軍はそのようなことは関係なく
歩兵の突撃で10キロ先のポクロフスクに
前進しようとしています

○ポクロフスク方面


この方面でロシア軍は少ない攻撃軸で
兵力を集中して突撃をおこなっています
1番目
未確認の情報ですが、
ロシア軍はジュラフカの北にある
クラスニヤールに繰り返し攻撃をおこない、
前進しようとしています
この範囲をウクライナ軍の支配地から

クラスニヤール

係争地に戦況図を更新しました
2番目
またその南のノヴォフロジフカでは、
ロシア軍は町を取囲むウクライナ軍の防衛線に
正面突撃をおこない、
建物数軒分前進しました
ご覧いただいているのはロシア側のもので、
地図で示したアパートにいるロシア兵を
上空から観察している様子となっています
この場所までロシア軍が前進したとして
戦況図を更新し、

ノヴォフロジフカ

係争地の範囲を拡大させました
それ以外ではロシア軍は様々な方向に
歩兵による正面突撃をおこなっていますが、
ロシア軍に成果はなく、
戦況図に変更はありませんでした

○クラホフ方面


ロシア軍はクラスノホリフカの外縁部に
攻撃をおこないました
位置情報付きの映像によると、
ロシア軍は町の南西の郊外に
車両を使った攻撃をおこない、
戦車1両、
歩兵戦闘車5両の損害を出して撃退されました
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第46エアモバイル旅団のもので、
地図で示した工場付近の様子となっています
係争地内の出来事ですので、
戦況図に変更はありません

●後方地域


1番目
詳細は不明ですが、
ヴォロネジで弾薬庫にドローン攻撃があり、
爆発炎上したとのことです
映像では夜に何かが燃えているところが確認できます
2番目
昨日の動画でお伝えしたクリミア対岸のカフカス港で
破壊されたフェリーについて、
ウクライナ海軍のプレテンチュク報道官は、
クリミアのフェリーはすべて機能しなくなり、
クリミアにいるロシア軍の兵站や燃料供給に
大きな支障が出た可能性があると報告しました
衛星画像では、
桟橋からフェリーが消え、
桟橋が焼けただれているのが確認できます

●南部 ザポリージャ州


●南部 ヘルソン州


この方面では小規模な陣地戦の報告がありますが、
地上戦の報告はありませんでした
今日は以上です
戦況の分析やニュースの感想、
最新情報など是非コメント欄にお寄せください
ご視聴いただきありがとうございました

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