ロシア軍限界【兵士も不足 弾薬も不足】戦線縮小余儀なく【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】ロシア損失274倍!進軍速度300分の1!発射スピード半分未満|ロシア突撃兵告発!味方を砲撃して部隊消滅
【7月16日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
1:05 ウクライナ戦況の全般的な事柄
2:08 ウクライナ情勢、ロシア情勢ニュース
2:19 共和党副大統領候補トランプ氏をナチス呼ばわりからべた褒めに豹変
3:52 ロシアの進軍スピード300分の1 損失は274倍に激増
5:37 ロシア兵士不足やはり深刻化 兵士募集限界へ
6:22 ロシア軍は弾薬不足 発射スピード半分未満に低下
7:19 ウクライナ各地域の戦況
7:36 北東部 ハルキウ方面 リプツィ、ボフジャンスクの戦況
9:39 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
12:27 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
15:12 後方地域の爆発炎上
16:00 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州、ロボチネ、クリンキーの戦況
16:42 ロシアの歌姫 ロシアを裏切りウクライナの歌を披露
マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
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・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
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みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
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再生リストからあわせてご覧ください
■ウクライナ情勢
ロシアがキーウに侵攻してから874日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1110名
戦車13両
装甲戦闘車36両
砲44門
ドローン45機
その他車両65両
となっています
戦線全体で一日で119回の地上戦の報告がありました
そして、
視覚的に確認できるウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、
1対1.1で、
ウクライナ側の損失数に比べ、
ロシア側はその1.1倍になります
ロシア側の損失は戦車、
歩兵戦闘車、
軍用トラックが多く、
積極的に攻勢をかけていると思われます
反対にウクライナ側は砲が目立ちます
■ウクライナ情勢に関するニュースを厳選して、
簡単にお伝えします
YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
共和党の副大統領候補に選ばれたJDバンス上院議員について、
ウクライナメディアの紹介が興味深いのでご紹介します
バンス氏は2016年は反トランプ主義者で、
トランプ元大統領を「アメリカのヒトラー」、
「皮肉な愚か者」と呼んでいましたが、
その後2021年に上院議員に立候補して選挙活動を開始すると、
トランプ元大統領の熱烈な支持者に変更したとのことです
のちにバンス氏はフォックスニュースで「彼が良い大統領になるとは思わなかった」と謝罪しました
またウクライナについてはウクライナ戦争を早期に終了させることがアメリカの利益になり、
そのため昨年12月にはロシアに領土を割譲させるようバイデン政権に要求し、
600億ドルの支援策について最後まで反対した18人のうちの一人となっています
似たような話はウクライナ支援反対から180度転換したジョンソン下院議長にもあったように思います
最後にベストセラーになった同氏の自伝「危機に陥った家族と文化の回想録」によると、
同氏はオハイオ州の暴力と薬物中毒に巻き込まれた低所得家庭に育ち、
2003年から海兵隊に所属し、
その10年後にエール大学のロースクールを卒業しシリコンバレーで弁護士となり、
ベンチャーキャピタルの共同創設者となったとのことです
2番目
軍事専門家のコバレンコ氏は、
今年のウクライナ軍の戦況について、
ウクライナ軍は想定以上の成果を上げていると分析しました
同氏は今年の目標は「定期的な反撃を伴う専守防衛型の作戦で、
可能な限りロシア軍を疲弊させる状況を作り出すこといかなる犠牲を払ってでも領土を死守するのでなく、
適宜後退しながら味方の損失を避け、
可能な限り敵を疲弊させることである」と昨年末に述べていて、
半年後の評価をおこないました
それによると、
2022年に比べて今年のロシア軍の兵士の損失は5.3倍、
2023年と比べても1.5倍に激増し、
さらにロシア軍の攻撃により前進した面積とこうむった兵士の損失を比べると、
2022年は687平方メートル前進するごとに兵士が1名損失したのに対し、
2023年と2024年は2.5平方メートルごとにロシア兵1名の損失となっていると指摘しました
すなわち、
同じ占領面積ならばロシア軍は2年前の274倍の損失を出していることになり、
同じ損失で比べれば進軍スピードが274分の1になったことを意味します
また今後について同氏は、
「ロシア軍は兵士と装備の両方で年末までに記録的な損失を計上し、
領土の大幅な増加はなく、
2年前の侵攻開始時の占領面積を回復することなど到底できない」と分析しました
3番目
ウクライナのジャーナリストのカザンスキー氏は、
ロシア軍に入隊したときに支払われる入隊時一時金をグラフにまとめ、
「ロシア軍は兵士に深刻な問題を抱えている」と分析しました
グラフで見たとおり、
ロシア兵が大量に損失したアウディーイウカ突撃の頃に支払いの大幅な増加が起き、
一時金は十数倍になったとしています
同氏は、
「例え大金をもらっても喜んで死ぬ人は少なくなっている当局も支払いを無限に増額できないだろう従って近々動員をおこなって兵士を補充するしかない」と分析しました
4番目
ウクライナ軍関係者は、
「現在ロシア軍は弾薬不足の状態にある」と指摘しました
報道によると、
この関係者は「6月以前は、
我々が1発撃つ間に敵は7発発射していたが、
現在は1対3になった
我々が砲弾の数を増やしたからではなく、
敵が砲弾不足に陥っているからだ北朝鮮とイランの支援もあるはずだが」と述べました
また、
無人機を含めると「火力の差は縮まっているか、
逆転していることもある」と述べ、
「例えばクリンキーでは、
ウクライナ軍がドローンで優位に立っているロシア軍は1日1300機の無人機を生産しているが、
我々はもっと多い」と述べ、
ロシア軍が砲弾飢餓状態にあることを指摘しました
■それでは、
各地域の戦況です
戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面でフルスクリーン表示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます
●北東部 ハルキウ方面
5月にロシア軍が国境を越えて軍事侵攻をおこなった
ハルキウ方面の戦況についてお伝えします
この方面のロシア軍はフリボケ、
ボフチャンスクで18回攻撃をおこない、
ボフチャンスク市街で近接空爆をおこないましたが、
戦況図に変更のある情報はありませんでした
ロシア軍の北方作戦集団の司令部は、
「いかなる犠牲を払ってでも
ボフチャンスクを占領する任務」を負っているとされています
そのため、
ロシア軍はボフチャンスクの戦況を変えるため、
ロシア軍は
第2独立特殊部隊旅団と
義勇突撃軍団からなる部隊を投入し、
第128独立自動車化ライフル旅団が
活動していることが新たに確認されました
一方でロシア軍は
ボフチャンスク市街地の戦闘地域を
迂回して攻撃しているとの情報があり、
注意が必要です
○ボフチャンスク方面
この方面では、
ロシア軍の敗北を生き延びた突撃兵が
プーチン大統領にビデオメッセージを作成し、
ロシア軍の無政府状態とも言うべき状況を語りました
ビデオによると、
部隊は突撃開始直後にウクライナ軍の反撃により
あっという間に混乱状態に陥り、
死者や負傷者は戦場に放置されたままとなりました
そうしているうちに、
ロシア軍の大砲や迫撃砲が自軍めがけてやってきて、
部隊が全滅しました
その結果、
110人の部隊だったのが
生き残ったのがわずか25人となったと不満を述べました
ビデオでは「我々はファシズムを
根絶するためにやってきたが、
ファシズムは我々の中にも存在している
砲兵は我々を攻撃し全滅させた」と語りました
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面
クピャンスクから
チャシフヤール方面の戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍はクピャンスク方面で3回、
スバトベ・クレミンナ線で8回、
シベルスク周辺で7回、
チャシフヤール周辺で6回、
トレツクの方向は14回
攻撃をおこないました
これらのロシア軍の攻撃は、
ウクライナ軍により撃退され、
次に説明するトレツク方面を除き
ロシア軍に成果はありませんでした
○トレツク方面
この方面でロシア軍は
ニウヨークとピヴニチネに攻撃をおこない、
周辺から部隊を集めて突撃をおこない
突破を図っています
しかし奇襲の効果が尽き、
ロシア軍の前進の見通しは少なくなっています
1番目
位置情報つきの映像によると、
ドルージバの攻撃軸では、
7月14日の地点にウクライナ軍が前進し、
いったん陣地を奪還しました
その後ロシア軍は
自爆ドローンで奪われた陣地を攻撃し、
陣地戦となっています
ご覧いただいているのはロシア側の映像で、
地図で示した場所にいるウクライナ軍の様子を
近寄って観察しているところとなっています
その範囲をロシア軍占領地から係争地に
戦況図を更新しました
2番目
アルテモヴェ地区では
最新の空撮映像が手に入りました
ご覧いただいているのは
ロシア側の偵察映像と思われますが、
地図で示したアルテモヴェ地区の様子となっています
建物の多くは破壊され、
煙が立ち上っている様子が確認できます
戦況図ではこの付近で係争地の範囲を
わずかに拡大させました
3番目
ニウヨークでは、
いずれも未確認の情報ですが双方が攻撃をおこない、
双方が前進した可能性があります
まずウクライナ軍は
ニウヨークのオストロフスコホ通りと
ザヴォツカ通りに西から反撃し、
ロシア軍を追い返して奪還した情報があります
その範囲を係争地として戦況図を更新しました
一方、
ロシア軍はその東側の工場のような場所に
攻撃を仕掛け、
そ
の一部を占領したとの情報があります
これらは確認ができ次第再度戦況図を更新します
●南東部 ドネツク州
アウディーイウカ、
マリンカ、
ヴェリカノヴォシルカ方面の戦況についてお伝えします
作戦に影響を与えるアウディーイウカの天気は、
はれ
最低気温25度、
最高気温37度
今日の天気も、
はれの予報となっています
○アウディーイウカ方面
この方面でロシア軍は、
様々な方向に
航空支援を受けながら31回攻撃をおこない、
一部で前進しました
1番目
昨日集落のすぐ外側まで前進したと
お伝えしたロズヴァツケでは、
ロシアに近い情報では集落をロシア軍が
占領したと主張していますが、
確認できる情報がなく、
今のところは戦況図に変更はありません
2番目
大激戦となっているノヴォセリフカペルシャでは、
ロシア軍は北から攻撃を仕掛け、
町を回り込むように側面から攻撃をおこない、
北西から市街地に入りました
ご覧いただいているのは地図で示した場所で
ロシア軍がウクライナ軍の籠もっている建物に近づき、
ウクライナ兵に
投降を呼びかけている様子の静止画となっています
その範囲を係争地からロシア軍が
占領したとして戦況図を更新しました
面積は1.5平方キロほどになります
この場所が陥落すると、
ウクライナ軍は、
後方のボフチャ川の西側で
防衛することになると思われます
それ以外では、
カリニフカの北の攻撃軸でロシア軍が前進した
という未確認の情報があるほかは、
ロシア軍の攻撃はウクライナ軍が撃退して
戦況図に変更はありません
ウクライナ軍の軍事専門員のマショベツ氏によると、
ロシア軍は現在はトレツクとこの方面の両方で、
攻勢を維持していますが、
無理な攻撃により兵士は損耗し、
旅団レベルで
戦闘能力を失っている部隊があるとのことで、
今後攻撃の方向を
一つに絞る選択をせざるを得ないと分析しています
○マリンカ方面
○ヴェルカノボシルカ方面
ロシア軍はマリンカ方面で17回、
ヴェリカノヴォシルカ方面では7回
攻撃をおこないましたが、
ロシア軍の攻撃はウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更はありませんでした
●後方地域
今日はロストフで爆発、
クリミアのスタロクリムでも
大きな炎が立ち上る火事があり、
マリウポリの西では、
ウクライナ軍がロシア軍の
防空システムをミサイルで破壊した情報があります
ロシア側の情報では攻撃は7月12日におこなわれ、
中隊指揮官が1名または2名
地獄に召されたとのことです
ウクライナ軍はこれ以外にも
ハルキウ方面で対地攻撃に使われた
S300を4台破壊した情報があるほか、
ウクライナ軍のシルスキー司令官は
この映像と同時にコメントを発表し、
「ウクライナにF16がまもなく到着する」ことを述べました
●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州
この方面でロシア軍はマラトクマチカで3回、
ドニプロ川沿いでは3回の
陣地戦の報告がありましたが、
戦況図に変更はありませんでした
一方ウクライナのプラウダは、
ウクライナ軍関係者の話として、
クリンキー橋頭堡から
ウクライナ軍が撤退したと伝えました
クリンキーの橋頭堡は将来のクリミア奪還作戦のために
昨年10月から維持してきた場所となっています
こちらは戦況図に影響のある情報が
出てきたらまたお知らせします
■その他
ロシアで数々のヒット曲を世に送り、
NHKの紅白歌合戦にも登場したことのある
歌手のライマヴァイクレさんは、
ライブ会場でウクライナ語の新曲を突如発表し、
ロシアで批判の的となっています
動画が公開されたSNSのコメント欄では、
憤慨したロシア人がメッセージを投稿し、
「遠くに行ってしまった」
「ロシアは裏切られた」
「××が軽い女」などと憎しみに満ちた
コメントが多数寄せられているとのことです
今日は以上です
戦況の分析やニュースの感想、
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ご視聴いただきありがとうございました
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