ロシア軍次々敗北ハルキウ攻防戦でウ軍逆転陣地奪還【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】ロシア兵生存期間は平均2日|プーチン苦戦認め「国家の終わりまで戦う」|韓国激怒ウクライナに武器供与【法則?】
【6月21日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
0:55 ウクライナ戦況の全般的な事柄
2:17 ウクライナ・ロシア情勢に関するニュース
2:29 ルーマニアとアメリカがパトリオット追加供与 他国生産分を後回し
3:39 ロシア3トン滑空爆弾FAB-3000初使用
4:48 韓国がウクライナに武器供与検討へ
5:35 ウクライナ各地域の戦況
5:52 北東部 ハルキウ方面 リプツィ、ボフジャンスクの戦況
8:52 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
11:32 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
13:22 後方地域の爆発炎上
13:41 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州ロボチネ、マラトクマチカ、クリンキーの戦況
マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。
みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
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過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください
■ウクライナ情勢
ロシアがキーウに侵攻してから848日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1170名
戦車3両
装甲戦闘車18両
砲45門
多連装ロケット1両
防空システム2基
ドローン39機
巡航ミサイル1発
その他車両62両
となっています
戦線全体で一日で122回の地上戦の報告がありました
ロシア軍は装備の節約を図り、
兵士の損失数は採用と同じ程度にコントロールしながら、
西側の装甲車両やF16が来る前にできるだけ前進しようと歩兵の戦力を一部に集中させています
そして、
視覚的に確認できるウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、
1対1.9で、
ウクライナ側の損失数に比べ、
ロシア側はその1.9倍になります
ロシア側の損失は民生用のバン、
軍用トラック、
装甲戦闘車が多く、
反対にウクライナ側はピックアップが目立ちます
■ウクライナ情勢に関するニュースを厳選して、
簡単にお伝えします
YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
ウクライナの防空が強化される決定がいくつかあるのでご紹介します
まず、
ウクライナの隣国のルーマニア最高国防評議会はパトリオット防空システム1セットをウクライナに移転することを決定しました
ルーマニアはパトリオットミサイルを4個中隊分保有していますが、
黒海を通過するロシアからのミサイルが直接飛んでくる位置にあるため、
反対意見も強かった中での決定となりました
次にCNNはホワイトハウスと議会関係者の話として、
アメリカはウクライナにパトリオットミサイルを優先して提供し、
ウクライナの防空ニーズが満たされるまで他の国の納入が後回しになると伝えました
これにより今年の夏にウクライナに追加のパトリオットが提供される見込みだとのことです
さらにホワイトハウスのカーペンター報道官は、
ウクライナに提供した兵器の使用を緩和し、
ハルキウだけでなくスームィ州などほかの地域からも越境してロシア領内に攻撃できると表明しました
2番目
ロシア軍は初めて3トンの滑空爆弾FAB3000を使用しました
滑空爆弾は目標にめがけてグライダーのように飛行する誘導爆弾になります射程は数キロから20キロ程度と長くありませんが、
破壊力はこれまでの爆弾とは桁違いで、
塹壕や地下施設ごと吹き飛ばす威力があります
映像はロシア側のもので、
滑空爆弾は目標を少し外れたところに落ちましたが、
その爆風が建物を覆い、
爆発地点の建物の一部が吹き飛ぶほどの威力となっています
アフガニスタン戦争では、
爆風と衝撃波により、
160メートル以内にあるものはすべて消し去ったとされています
これに対抗するには爆弾を投下されてからでは遅く、
投下前に発射母機ごと撃墜する必要がありますので、
中長距離の防空システムを前線に配置する必要があります
こちらでは良い子のお子様もご覧になれるように一部カットしていますので、
全体はテレグラムに載せて起きます
3番目
韓国大統領府は、
19日に締結されたロシアと北朝鮮の軍事協力協定に対抗し、
ウクライナへの兵器の提供を検討すると発表しました
早速プーチン大統領はこれに反応し、
「韓国がウクライナに武器を送れば報復する」と警告しました
ウクライナでは韓国製の兵器に期待する意見が多いのですが、
日本で韓国製の兵器と言えば、
「K国の法則」「お笑いK国軍」といったお笑いネタとして取り上げられてきました今回ウクライナに韓国製の兵器が送られる新展開に視聴者の皆様はどのようにお考えでしょうか?
■それでは、
各地域の戦況です
戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面でフルスクリーン表示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます
●北東部 ハルキウ方面
5月10日にロシア軍が国境を越えて軍事侵攻をおこなったハルキウ方面の戦況についてお伝えします
ハルキウの天気はくもりのち雷雨
最低気温14度、
最高気温29度
今日の天気は、
はれの予報となっています
この方面でロシア軍は今日も6回攻撃をおこないましたが、
ロシア軍の攻撃はいずれも失敗に終わりました
一方ウクライナ軍は反撃をおこない、
前進しました
○ボフチャンスク方面
この方面でロシア軍は部隊を次々投入し、
ウクライナ第2の都市のハルキウの占領を諦めていないようです
ウクライナ国家警備隊のリトヴィン情報将校はウクライナメディアに登場し、
ロシア軍司令部は自動車化ライフル連隊と空挺部隊、
海兵隊を投入して攻撃を強化すると共に、
チェチェンの部隊もこの方面に派遣される可能性があると伝えています
1番目
昨日の動画でウクライナ軍が集落に切り込んで奪還したとお伝えしたスタリツァでは、
ウクライナ軍がさらに前進し、
集落の南側の半分を奪還しました
ご覧いただいているのはウクライナ側のもので、
地図で示した場所の様子となっています
現在東西に走る道路を境に地上戦となっています
この場所は1か月前にロシア軍が前進して占領したところでしたが、
集落全体は係争地に、
南側はウクライナ軍が奪還したとして戦況図を更新しました
2番目
ボフチャンスク市街でも複数の攻撃軸でウクライナ軍が前進しています
まずウクライナ軍は南北のソボルマ通りを北上し、
ロシア軍の後方を攻撃してから、
その手前の地図で示した場所付近でロシア軍から拠点を奪いました
ご覧いただいているのはロシア側のもので、
ウクライナ軍の様子を偵察している様子となっています
今のところは戦況図に変更はありません
3番目
ボフチャンスクの東の郊外では、
位置情報つきの映像によるとウクライナ軍が前進し、
一部地域を奪還しました
ご覧いただいているのはウクライナ軍の第36海兵旅団のもので、
ロシア軍の陣地を掃討している様子の一部となっています
この場所までウクライナ軍が奪還したとして戦況図を更新しました
これ以外にはロシア軍はティケに攻撃をおこないましたが、
ウクライナ軍が撃退し、
ロシア軍に成果はありませんでした
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面
クピャンスクからチャシフヤール方面の
戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍はクピャンスク方面で11回、
スバトベクレミンナ線で15回、
シベルスク周辺でも13回、
チャシフヤール周辺で18回、
マヨルスク周辺では6回
攻撃をおこないました
○チャシフヤール方面
この方面でロシア軍は攻撃を再開しました
ウクライナ軍のヴォロシン報道官によると、
「敵は機械化攻撃で大きな損失をこうむったため、
今度は歩兵中心の正面攻撃をおこなっている」
と報告しました
1番目
昨日の動画で
ロシア軍の前進をお伝えしたカリニフカでは、
ロシア軍の攻撃はウクライナ軍が撃退し、
戦況図に影響のある情報はありませんでした
ウクライナ軍は集落を見下ろす北側の工場と
南側の森林を防衛していて、
ロシア軍が集落全体を占領するのを阻止しています
2番目
カナルでは、
ロシア軍は30発程度の無誘導ロケットによる空爆と
10発の多連装ロケットでカナル後方の森林を攻撃し、
今後突撃部隊が前進する可能性があり、
注意が必要です
ご覧いただいているのはロシア側のもので、
地図で示した森林の様子となっています
一方ウクライナ軍もカナルの東側に攻撃をおこない、
ロシア軍陣地に浸透し、
ロシア軍を牽制しています
こちらも戦況図に変更はありません
3番目
クリシチフカでは、
位置情報つきの映像によるとロシア兵が前進し、
集落南端の地図で示した場所に取り付き、
ウクライナ軍がドローンで応戦しています
ご覧いただいているのはウクライナ側のもので、
地図で示した場所の様子となっています
この付近は先月下旬にウクライナ軍が
奪還したところでしたが、
再度係争地として戦況図を更新しました
それ以外には戦況図に影響のある情報はなく、
ロシア軍の攻撃は活発ですが、
歩兵による突撃が主体となっているためでしょうか?
全体的に大きな突破は難しくなっているようです
●南東部 ドネツク州
アウディーイウカ、
マリンカ、
ヴェリカノヴォシルカ方面の戦況についてお伝えします
○アウディーイウカ方面
この方面でロシア軍は様々な方向に43回攻撃をおこない、
ウクライナ軍の参謀本部によると、
31回の攻撃が撃退され、
12回は地上戦が続いています
最新のロシア空挺軍の訓練マニュアルによると、
ロシア軍の突撃中隊の寿命は攻撃開始から
たった2日で戦闘不能になるとのことで、
その間に前進し、
拠点化をおこない、
規模を大きくするのが理想であると述べられています
この方面で特にオレクサンドロピル、
カリノヴェ、
ノヴォオレクサンドリフカ、
ソキル、
エフヘニウカ、
ノヴォセリフカペルシャ、
カルリフカで地上戦の報告がありますが、
ロシア軍は前進できず、
戦況図に変更はありませんでした
○マリンカ方面
この方面でロシア軍は10回攻撃をおこないました
そのうち特にクラスノホリフカでは
緊張が高まっていますが、
戦況図に変更はありません
また、
ソロドケの西では、
位置情報つきの映像によるとロシア軍が前進し、
ウクライナ軍が応戦しています
ロシア軍はオートバイに乗って銃撃を受けつつ
ウクライナ軍陣地に侵入しようとして撃退されています
ご覧いただいているのはウクライナ側のもので、
地図で示した場所の様子となっています
この付近までを係争地の拡大として
戦況図を更新しました
●後方地域
ウクライナから見て北東のタンポフと、
南東のアディゲ共和国にある
2つの石油タンクに夜間ドローンによる攻撃があり、
両方の施設で火災があったとの報告がありました
●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州
この方面でロシア軍はクリンキーに5回
攻撃をおこないましたが、
これらの攻撃はウクライナ軍が撃退し、
ロシア軍に成果はありませんでした
■その他
プーチン大統領は、
「ロシアの戦略的敗北は、
ロシア国家の終焉を意味する」と述べました
プーチン大統領はベトナム訪問の最後に記者会見に応じ、
「ロシアにとって、
これ(特別軍事作戦)は
ロシア国家の千年の歴史の終焉を意味する
これは誰の目にも明らかだと思う
ロシアは恐れてはならない
最後まで行く方が良い」と敗北を認識し、
この先を暗示するようなコメントを述べました
今日は以上です
戦況の分析やニュースの感想、
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ご視聴いただきありがとうございました
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