見出し画像

【軍事専門家調査結果】ロシア軍地上戦で●か月後に敗北へ【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】イギリスレーザー兵器供与|ジョンソン下院議長トランプ氏とサシで勝負へ


【4月13日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
0:36 ウクライナ戦況の全般的な事柄
1:41 ウクライナ・ロシア情勢最新ニュース
1:51 ウクライナ軍事支援法案大詰め ジョンソン議長はトランプ元大統領を裏切ることができるのか?
2:46 イギリスレーザー兵器供与へ
3:34 ウクライナあと1年で勝利の展望 軍事専門家分析
4:41 各地域の戦況
4:56 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面の戦況
7:28 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
11:01 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況
11:47 アメリカ世論調査「ウクライナ支援不十分」増える

#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領

マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。


みなさんこんにちは

今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします

よろしくお願いします

チャンネル登録して通知をオンにすると、
動画公開時に連絡が来ます
過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください

■ウクライナ情勢


ロシアがキーウに侵攻してから
779日となりました

まずは全般的な事柄です

ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍の損失は、
兵士840名
戦車9両
装甲戦闘車19両
砲34門
多連装ロケット2両
防空システム1基
ドローン57機
巡航ミサイル18発
その他車両47両
となっています

戦線全体で
一日で78回の地上戦の報告がありました

そして、視覚的に確認できる
ウクライナ軍の装備の損失数と
ロシア軍の損失数の比率は、1対2.6で、
ウクライナ側の損失数に比べ、
ロシア側はその2.6倍になります

ロシア側の損失はSUV、
軍用トラックがやや目立ち、
反対にウクライナ側は戦車が目立ちます

■ウクライナ情勢に関するニュースを
簡単にお伝えします

YouTubeのチャプター機能で
必要なところを見ることもできます

1番目
アメリカの軍事支援法案が
大詰めを迎えました

ザ・ヒルによると、
アメリカのジョンソン下院議長は
ウクライナを含む軍事支援法案について、
ホワイトハウスと協議をおこない、
金曜日はフロリダでトランプ元大統領と
会談すると伝えています

しかしジョンソン議長の仕事は難しく、
法案は、
まずバイデン大統領が法案に署名でき、
次にトランプ元大統領が反対せず、
さらに10人から15人といわれる共和党の強硬派が
妨害しないようなものを模索していますが、
ある民主党議員は、「上院の法案を
そのまま採決するしかないだろう」と述べ、
別の記事では、
「ジョンソン議長が尊敬するトランプ元大統領を
裏切るしかない」と冷ややかに論評しています

2番目
イギリスのシャップス国防大臣は、
レーザー兵器のドラゴンファイアを
ウクライナに持ち込んでテストする
可能性があると述べました

ドラゴンファイアはイギリスが3年後に
実用化を目指しているレーザー兵器で、
照射した金属表面を
3000度に加熱して穴を開け、
今年1月のテストでは空中目標の迎撃に
成功しました

1キロ先にある1ポンド硬貨を狙える精度で、
電源がある限り1回10ポンド(2000円)の
低コストで無尽蔵に撃墜できますが、
今のところ有効射程が見通し範囲内に
限られるという欠点があります

シャップス国防大臣は
「70%の完成度でも世に出すべき時が来た」
と述べました

3番目
有志の軍事専門家グループが
報告書を作成し、
ロシアの戦車などの装甲車両は
2026年のはじめに底をつく可能性が
最も高いと公表しました

レポートはロシアの生産、
修理、
在庫を過去のレポートや航空写真を使って
詳細に分析したもので、
ロシアの95%の情報をカバーしています

長いので短くまとめると、
ロシアは月に15から20両の車両を
新規で生産し、
77両の車両を修理し、
修理待ちと部品取り用の保管車両が
4300から4600両あるとしています
一方、労働力不足と工作機械の制裁などにより
生産の拡大は見込めず、

戦闘が激化すればあと12か月、
現状のペースで18か月、
北朝鮮やイランから戦車など輸入できれば
24か月は戦えると分析し、
報告書では「ロシア軍は意外ともろい」と
評価しています

■それでは、各地域の戦況です


戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面のフルスクリーン表示で
日付とともに追いかけることができます

●北東部 ルハンスク州方面
●東部 バフムト方面

スバトベ・クレミンナ線、
シベルスク周辺からバフムト方面の
戦況についてお伝えします

この方面でロシア軍は、
シベルスク周辺とバフムト方面で29回
攻撃をおこないました

クピャンスク方面とスバトベ・クレミンナ線では
バルチック艦隊の一部部隊が
損耗のため後方に下がり、
第47戦車師団がおそらくチャシフヤールの攻撃に
引き抜かれたとの情報があり、
この方面のロシア軍の攻撃作戦は
停止した可能性があります

○シベルスク周辺

この方面ではビロホリフカ、
スピルネの北、
ヴィムカの南で小規模な陣地戦が続き、
双方が相手の陣地に砲撃を
おこなった情報がありますが、
戦況図に変更のある情報はありませんでした

○チャシフヤール周辺

ロシア軍はチャシフヤールの占領に向けて
戦力を集中させ、
攻撃を継続しています

1番目
昨日の動画で町の一部を占領したとお伝えした
ボホダニフカでは、
ウクライナ軍が反撃をおこないました
しかしロシア軍の偵察部隊がこれを発見し、
ウクライナ軍は2両のBMP歩兵戦闘車を失い
反撃は失敗に終わりました

お見せしているのはロシア側の映像で、
地図で示した場所の様子となっています

ボホダニフカはロシア軍が占領している可能性が
高いと考えられますが、
確認が取れず今のところは戦況図に
変更はありません

ボホダニフカ

2番目

カナルではロシア軍は市街地の南東の端と
その南の森林地帯にあるウクライナ軍陣地に
砲撃とサーモバリック爆弾を投射して
ウクライナ軍の動きを牽制しています

ロシア軍はアウディーイウカでの
成功の経験と市街戦での損失を避けるため、
カナルの建物をすべて破壊した上で
地上戦に入る戦術をとると思われます

それ以外のイワニフスケ、
クリシチフカでは小規模な地上戦の
報告はありますが、
戦況図に変更はありません

カナル

●南東部 ドネツク州

アウディーイウカの天気は、雷雨
最低気温は12度、最高気温は25度
今日の天気予報は、はれとなっています

アウディーイウカ、
マリンカ、
ブフレダール方面の戦況について
お伝えします

○アウディーイウカ方面

この方面でロシア軍は7回
攻撃をおこないました

1番目
ベルディチでは、ロシア軍は
正面突破が難しいとみて
北に攻撃の方向を変えました

ロシア軍は川に沿って北上し、
そのうち2両のロシア軍の車両が
川を回り込んでから西に前進し、
ウクライナ軍の防衛線の裏側に
出ようとしましたが、
そこでウクライナ軍の地雷に阻まれて
撃退されました

お見せしているのはウクライナ側のもので、
地図で示した場所の様子となっています

川の東側を係争地からロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました

少し地図を引いて説明すると、
現在のベルディチ、
セメニフカ、
ウマンスケを通るウクライナ軍防衛線が
突破されると、
今度は3キロ後方の
ノヴォバクムチフカまで
後退することになるため、
ウクライナ軍はなんとか
現状のラインで防衛したいところです

ベルディチ

2番目
ウマンスケとネタイロヴェの間の三角地では、
ロシア軍は前日に引き続き
北と中央部で西に攻撃を仕掛けて
突破を図りましたが、
いずれもウクライナ軍により撃退され、
北の攻撃軸ではT90を失いました

ロシア軍は突破が成功した場合には
すぐ後ろで陣地を構築して後退を防いでいて、
損失を出しながらも
わずかずつ前進しています

お見せしているのは中央の攻撃軸の
地図で示した場所で活動している
ロシア兵の様子となっています

その範囲を係争地からロシア軍が
占領したとして戦況図を更新しました

面積は1平方キロほどになります

ウマンスケとネタイロヴェの間の三角地

○マリンカ方面

この方面でロシア軍はマリンカの北にある
クラスノホリフカ、
ヘオリイフカ、
ノヴォミハイリフカに26回
攻撃をおこないました

クラスノホリフカ、ヘオリイフカ、ノヴォミハイリフカ

そのうちクラスノホリフカでは
ロシア軍の侵入する鉄道沿いにいる
ロシア軍の車両を徹底的に撃破していて、
ロシア軍は前進できませんでした

お見せしているのは地図の場所付近での様子を
ウクライナ軍のドローンが
監視している様子となっています

戦況図に変更はありません

それ以外には、
ロシア軍の攻撃は回数は多いものの
ウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更はありませんでした

○ブフレダール方面

ウロジャインでは、
戦況図に変更はありませんが、
位置情報付きの映像によると、
ロシア軍は地図で示した場所に
サーモバリック爆弾を投射して
ウクライナ軍の最前線の陣地を攻撃し、
再度地上戦に向けた準備を進めています

●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州

この方面でロシア軍は
スタロマイオルスクとロボチネで5回
攻撃をおこない、
クリンキーでは7回
攻撃をおこないましたが、
いずれもウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更はありませんでしたが、
パルチザン組織のアテシュによると、
ヘルソンのロシア軍兵士が任務を拒否し、
一斉に脱走しているとの情報があります

脱走兵はクリミア半島との境に近い
農村集落で空き家に住みつき、
地元住民によるとほとんどのロシア兵は
入れ墨をしていて、
刑務所にいたに違いないと
噂しているとのことです

■その他

ウクライナ戦争は
アメリカの軍事支援次第となっている
ところですが、
ギャラップの世論調査によると、
「アメリカは
ウクライナを十分に支援していない」
とするアメリカ人の割合が10月の調査時点に比べて増加し、
「多すぎる」と
「ちょうどよい」と回答した人はそれぞれ減少したことがわかりました

今日は以上です
ご視聴いただきありがとうございました

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?