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【ロシア大劣勢判明】キルレシオ1対6の大損失に新・突撃兵投入!意外とくせ者【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】ロシア軍産工場また空爆「お代わり」トルコがロシア離れ貿易75%減「ロシアに興味なし」



【7月1日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
0:35 ウクライナ戦況の全般的な事柄
1:41 ウクライナ・ロシア情勢に関するニュース
1:53 ゼレンスキー大統領キルレシオ明かす ロシア大損失判明
2:46 トルコ 急速にロシア離れ「もう興味なし」両国の野望が制裁でパー
3:38 女性突撃兵初登場 軍事専門家「意外と侮れない」
4:25 ウクライナ各地域の戦況
4:42 北東部 ハルキウ方面 リプツィ、ボフジャンスクの戦況
6:07 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
10:07 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
13:23 後方地域の爆発炎上
14:08 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州、ロボチネ、クリンキーの戦況

#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領

マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。


みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
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動画公開時に連絡が来ます
過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください

■ウクライナ情勢


ロシアがキーウに侵攻してから858日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1140名
戦車7両
装甲戦闘車19両
砲53門
多連装ロケット1両
防空システム2基
ドローン46機
その他車両87両
となっています
戦線全体で一日で117回の地上戦の報告がありました
そして、
視覚的に確認できるウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、
1対2.9で、
ウクライナ側の損失数に比べ、
ロシア側はその2.9倍になります
ロシア側の損失は通信施設、
歩兵戦闘車、
軍用トラックが多く、
反対にウクライナ側はピックアップが目立っています

■ウクライナ情勢に関するニュースを厳選して、
簡単にお伝えします


YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
ゼレンスキー大統領は、
アメリカの有力紙フィラデルフィアインクワイアラーのインタビューに答え、
その中でウクライナ兵とロシア兵の損失の比率(キルレシオ)について説明しました
ゼレンスキー大統領は「数で上回るロシアの優位性をどうやって克服するのか?」との質問に、
「我々は国民を大切にしている今日東部戦線と北部戦線でロシア兵6人に対し、
ウクライナ兵1人が死亡している最近東部戦線にも出かけたが、
実際に見てもそうだった」と説明しました
同紙はイギリス国防省のデータを引用し、
「兵士を大砲の餌のように扱うロシア軍でも、
この1対6という比率は不満であろう」と記しました
2番目
ロシアとトルコの貿易が急速に冷え込んでいます
記事によると、
今年4月にトルコがロシアから購入したガスは前年同月比の4分の1になったと伝えています
その理由としてロシアの経済アナリストのネスミヤン氏によると、
「相次ぐ制裁によりリスクを冒してまでも、
ロシアと貿易をおこなう必要がなくなったガスは中央アジアの国々から来ることになり、
もうロシアと話すネタもなくなった」とのことです
トルコはロシアと協力して天然ガスパイプライン「トルコストリーム」を建設し、
トルコを天然ガスのハブにすることをもくろんでいましたが、
これがアメリカの制裁対象となり、
構想は頓挫し、
ロシアへの関心が急速に薄れた格好になります
3番目
軍事専門家のコバレンコ氏は警告を発し、
「今週、
ロシアの女性囚人からなるストームZ突撃兵が初めて確認された」と伝えました
同氏がウクライナ軍の兵士から聞いたところとして、
「今週ウクライナ軍陣地への攻撃で捕虜となったロシア兵の中に女性がいた」とのことです
同氏によると「女性の突撃兵は、
地元住民を装ってウクライナ軍の支配地域に紛れることも可能で、
性的サービスを提供することでウクライナ軍のニーズと信頼を得ることもでき、
一緒に一晩滞在したり、
家に招待してやってくるウクライナ軍兵士を●害することもできる」とのことです

■それでは、


各地域の戦況です


戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面で
フルスクリーン表示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます

●北東部 ハルキウ方面


5月10日にロシア軍が国境を越えて軍事侵攻を
おこなったハルキウ方面の戦況について
お伝えします
この方面でロシア軍は
フリボケとボフチャンスクで12回攻撃をおこない、
ウクライナ軍がすべて撃退しました

ハルキウ

○ボフチャンスク方面


注目の骨材工場では、
ロシア軍が包囲されたり
されていなかったりしているようです
ウクライナ軍のメディアに登場した
ナザレンコ中尉によると、
包囲されているロシア軍は監視されている
としていますが、
ほかの分析では、
ウクライナ軍が200メートルだけ
通れるように回廊を作り、
救出と補給のために通ろうとしているロシア軍を
狙い撃ちして攻撃しているとの情報もあります
位置情報つきの映像によると、
ウクライナ軍のドローンがソボルナ通りで
攻撃していることから、
あと1ブロックの所までロシア軍の存在が
確認できます
情報は交錯し、
これがロシア軍の前進の結果によるものか、
ウクライナ軍がわざとそうさせているかは
今のところ不明です
ご覧いただいているのは
ウクライナ軍の戦況報告のもので、
地図で示した場所の様子となっています

ボフチャンスク方面

●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面


クピャンスクから
チャシフヤール方面の戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍はクピャンスクから
スバトベ・クレミンナ線の広い範囲で19回、
シベルスク周辺で6回、
チャシフヤール周辺では7回、
トレツクの方向にも7回
攻撃をおこないました

○スバトベ・クレミンナ線


1番目
ここ数日ウクライナ軍の前進を
お伝えしてきましたが、
この日ロシア軍は反対に
スバトベの西にあるステルマヒウカに攻撃を仕掛け、
3キロほど前進して一気に集落内に入りました
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第36独立ライフル歩兵大隊のもので、
前進するロシア軍の様子となっていて、
集落内に入り煙幕も使用したことが確認できます
攻撃は撃退されましたが、
ステルマヒウカは最前線の町として、
長らくウクライナ軍が
ロシア軍を寄せ付けなかったところでした
最近では郊外で5月5日にロシア軍が攻撃し、
畑1枚ほど前進した記録があります
その範囲をウクライナ軍の支配地から係争地に、
係争地の一部をロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました

ステルマヒウカ


2番目
テルニーからヤンポリフカにかけては、
ウクライナ軍の前進の報告はなく、
ロシア軍はドローンと砲撃で小規模に
ウクライナ軍陣地を攻撃しています


3番目
またロシア軍はセレブリャンスキーの森林内の
クゼミネの南に攻撃を仕掛けましたが、
ウクライナ軍陣地に到達する前に
ウクライナ軍の第45航空攻撃旅団の反撃にあい、
ロシア軍はT72戦車、
BMP歩兵戦闘車を失い撃退されました
戦況図に変更はありません

クゼミネの南


4番目
昨日ウクライナ軍が前進したとお伝えした
ドネツ川の部分は、
複数の情報を参考にウクライナ軍が
蛇行する川の手前までわずかに前進したとして
戦況図を更新しました

ドネツ川

○シベルスク周辺


ロシア国防省は、
昨日のロズドリフカに続き今日は
スピルネを占領したと主張しましたが、
こちらはウクライナ軍の戦意を削ぐための
プロパガンダである可能性が高く、
スピルネ周辺の戦況図に変更はありません
それ以外にロシア軍はヴェルホノカミヤンスケ、
ヴィムカ、
ロズドリフカに攻撃をおこないましたが、
こちらも戦況図に変更はありませんでした

○チャシフヤール方面


この方面でロシア軍はカリニフカ、
カナル、
クリシチフカに攻撃を仕掛けましたが、
いずれもウクライナ軍が撃退し、
ロシア軍に成果はありませんでした

○トレツク方面


この方面では確認できる情報がなく、
ロシア軍の主張しかありませんが、
ロシア軍の義勇突撃部隊はピヴニチネの
地下トンネルを通って前進し、
ウクライナ軍を混乱に陥れた末に撃退して
重要な拠点を占領したと主張しています
またこれまでロシア軍の攻撃はウクライナ軍の
抵抗にほとんど遭わず、
ロシア軍はウクライナ軍の防衛能力に
疑問を持っているとも伝えられていることから、
ウクライナ軍が戦わずに陣地を
放棄して逃げた可能性があります
いずれも未確認の情報で、
今のところは戦況図に変更はありません

●南東部 ドネツク州


アウディーイウカ、
マリンカ、
ヴェリカノヴォシルカ方面の戦況について
お伝えします
作戦に影響を与えるアウディーイウカの天気は、
はれ
最低気温20度、
最高気温32度
今日の天気も、
はれの予報となっています
日を追うごとに少しずつ暑くなり、
昼間は気温が30度を超えるようになりました

○アウディーイウカ方面


この方面でロシア軍は様々な方向に41回攻撃をおこないました
1番目
ロシア国防省は
ノヴォオレクサンドリフカの占領を発表しましたが、
同時にウクライナ軍は
ノヴォオレクサンドリフカで反撃をおこない、
ロシア軍陣地を一気に破壊し、
ロシア兵が逃走したという相反する情報があります
ご覧いただいているのはウクライナ側のもので、
地図で示した場所でウクライナ軍のT64とT72が
ロシア軍陣地を掃討している様子となっています
この2つの情報をどのように扱うかは難しく、
今のところは戦況図に変更はありません

ノヴォオレクサンドリフカ


2番目
またロシア軍は
ノヴォオレクサンドリフカからソキルの間で、
ウクライナ軍の主防衛線までの間合いを詰め、
その範囲を係争地から一部ロシア軍が
占領したとして戦況図を更新しました
3番目
さらにロシア軍は
ノヴォオレクサンドリフカの南の
ウクライナ軍の主防衛線に攻撃を仕掛け、
ロシアに近い未確認の情報では、
地図で示した場所で
この防衛線を破って前進したとの情報があり、
こちらは確認が取れれば再度戦況図を見直します

ノヴォオレクサンドリフカの南


4番目
ノヴォセリフカペルシャの南東の郊外では、
ウクライナ軍が押している部分がありましたが、
突出部となることから、
ウクライナ軍はノヴォセリフカペルシャに後退し、
あいたところにロシア軍が前進して占領しました
面積は、
5平方キロほどになります
5番目
カルリフカでは、
位置情報つきの映像によると地図で示した場所に
ウクライナ軍が砲撃していることから、
少なくともロシア軍の突撃部隊が
前進している可能性があり、
その範囲を係争地の拡大として
戦況図を更新しました

カルリフカ

○マリンカ方面
○ベルカノボシルカ方面


マリンカ方面でロシア軍は14回攻撃をおこない、
ウクライナ軍は11回撃退し、
3回は地上戦が継続中となっています
また、
ベルカノボシルカ方面では
ウロジャインとスタロマイオルスクで
ロシア軍の7回の攻撃の報告がありますが、
こちらはウクライナ軍が撃退し、
いずれも戦況図に影響のある情報は
ありませんでした

●後方地域


1番目
リペツクの冶金工場で一晩中無人機攻撃があり、
工場が火災となっています
攻撃は数十機のドローンで
おこなわれたとの情報があります
この工場はすでに4回か5回攻撃を受けていて、
つい2週間前にもドローン攻撃を受けたばかりでした
2番目
ルハンスクにあるロシア占領下のペルボマイスクで、
3人のロシア兵が
記念写真を撮影して公開したところ、
場所が特定されウクライナ軍のGMLRSが
挨拶に到着したとの情報がありました

●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州


この方面でロシア軍はオリヒウ方面では2回、
ヘルソン方面では
クリンキーで4回の攻撃がありましたが、
いずれも戦況図に影響のある情報はありませんでした
今日は以上です
戦況の分析やニュースの感想、
最新情報など是非コメント欄にお寄せください
ご視聴いただきありがとうございました

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