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ウ軍魔改造バンカーバスターを投入 ロシア軍成果乏しく【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】クリミアでまた組織的攻撃|スウェーデン「ウチの兵器はロシア領内もOK」


【5月27日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
0:34 ウクライナ戦況の全般的な事柄
1:44 ウクライナとロシア情勢に関する最新ニュース
1:55 ゼレンスキー大統領「キルレシオは1対8」2:53 ロシアンナイツもドローン攻撃で破壊
3:35 ロシアの老朽化エレベーター交換できず
4:38 ウクライナ各地域の戦況
4:55 北東部 ハルキウ方面 リプツィ、ボフジャンスクの戦況
7:09 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
9:08 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
12:51 後方地域の爆発炎上事件
13:34 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況

#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領

マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。

みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
チャンネル登録して通知をオンにすると、
動画公開時に連絡が来ます
過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください

■ウクライナ情勢


ロシアがキーウに侵攻してから823日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1110名
戦車12両
装甲戦闘車17両
砲24門
多連装ロケット1両
ドローン11機
その他車両38両
となっています
戦線全体で一日で110回の地上戦の
報告がありました
5月の24日間だけでロシア軍は
兵士30240人の損失を計上し、
アウディーイウカの攻防戦が始まった
2023年12月の月間記録を更新しました
そして、視覚的に確認できる
ウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、
1対2.7で、
ウクライナ側の損失数に比べ、
ロシア側はその2.7倍になります
ロシア側の損失は歩兵戦闘車、
軍用トラック、
民生用トラックが多く、
反対にウクライナ側は通信施設が目立ちます

■ウクライナ情勢に関するニュースを厳選して


簡単にお伝えします
YouTubeのチャプター機能で必要なところを
見ることもできます
1番目
ワシントンポストがウクライナ関係者からの情報として
伝えるところでは、ウクライナ空軍は、
GBU39小直径爆弾を旧ソ連製の航空機に適用させ、
運用を開始した可能性があると伝えています
GBU39は威力を落として市街地での戦闘を想定した
精密誘導爆弾で、これにロケットブースターをつけて
地上発射型にしたものがGLSDBとなります
記事によると、具体的な方法や場所は
明らかになっていませんが、投下した爆弾の90%が
目標に命中したとしています
2番目
スウェーデン国防省は、ウクライナがロシア領土内に対し
スウェーデンの兵器を使用できるかどうか回答し、
「スウェーデンは国際法とウクライナの自衛権を
支持している」と回答しました
これは、自衛権の範囲でロシア領内の軍事目標に
攻撃することができることを意味します
一方ドイツのショルツ首相は、
ベルリンでおこなわれた市民との対話集会で
同じ質問を受け、「ドイツの政策は
大規模な戦争になることを防ぐことで、
ウクライナと合意された明確なルールがある」として
これを否定しました

■それでは、各地域の戦況です


戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面でフルスクリーン表示にしていただくと、日付とともに追いかけることができます

●北東部 ハルキウ方面


ロシア軍がハルキウの国境線沿いに侵攻してから
16日になりました
ハルキウの天気ははれ
最低気温10度、最高気温25度
今日の天気予報も、はれとなっています
この方面でロシア軍は13回の攻撃をおこないました
ロシア軍はベルゴロド西部のグレイヴォロン、
ボリソフカ、
プロレタルスキーに規模不明の部隊を集結させ、
戦線の拡大を図ろうとしている可能性があります

レイヴォロン/ボリソフカ/プロレタルスキー

○リプツィ方面


この方面で戦況図に影響のある情報はありませんが、
複数の情報源がロシア軍がリプツィ付近の陣地から
撤退し、ウクライナ軍がロシア軍を
ルキャンツィまで押し戻したと伝えています
しかし今のところ確認できる情報がなく不明です

○ボフチャンスク方面


地上戦はボフチャンスクとその西にあるスタリツァ付近で
おこなわれていますが、
こちらも戦況図に変化はありません
一方ロシア軍は幹線道路となるソボルナ通りの橋を
3発の爆弾で空爆し、うち1発が命中して破壊されました
お見せしているのはロシア側のもので、
地図で示した場所の様子となっています

●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面


クピャンスクからチャシフヤール方面の戦況について
お伝えします
この方面でロシア軍は、
クピャンスク方面で14回、
スバトベ・クレミンナ線では5回、
ビロホリフカで13回、
チャシフヤールで12回
攻撃をおこないました

クピャンスク/スバトベ・クレミンナ線/

○クピャンスク方面ビロホリフカ


1番目
位置情報つきの映像によると、ロシア軍は
ステルマヒウカの南にあるミアソジャリフカに
攻撃をおこない、わずかに前進しました
映像では、地図で示した場所でロシア軍の兵士が
活動しているところが確認できます
その範囲を係争地から一部ロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました
面積は1.8平方キロほどになります

ステルマヒウカの南にあるミアソジャリフカ


2番目
またロシア軍はカマジニフカから
ハルキウ・ルハンスク州境に攻撃を仕掛け、
二人乗りのバイクで次々に前進を図りましたが、
ウクライナ軍の待ち伏せ攻撃にあい、
この攻撃は失敗しました
お見せしているのは地図で示した場所の
様子となっています

カマジニフカ

○シベルスク周辺


ビロホリフカでは、
ロシア軍が浸透してロシア国旗を掲げて
占領を主張しましたが、この旗は
ウクライナ軍のドローンが破壊しました
また、その北東のシフィリフカでは、
ロシア軍の亀の子戦車が登場し攻撃を仕掛けましたが、
この攻撃は前線に出る前に、
ウクライナ軍の攻撃にあい、
ロシア兵は逃げ出して撃退されました
お見せしているのはいずれもウクライナ側のもので、
地図で示した場所の様子となっています
戦況図に変更はありません

○チャシフヤール方面


これまでロシア軍は東から攻撃をおこなってきましたが、
度重なる失敗により、
今度は南からカナルに攻撃を試みました
ロシア軍はカナルの南に10から15発の空爆をおこない、
その隙にカナルの周辺まで間合いを詰め、
カナルに向けて攻撃態勢を整えました
お見せしているのはロシア側の空爆の様子となっています
その範囲を係争地からロシア軍占領地として
戦況図を更新しました

カナル


2番目
クリシチフカは、一部ロシア軍の占領地として
表示していますが、
建物はすべて破壊され、
隠れる場所がないためどちらも拠点化できない状態
となっています
現在はロシア軍がときどきやってきては占領を
主張して帰る状況で、
この日ロシア軍は亀の子戦車を投入して、
ウクライナ軍が攻撃するかどうか反応を伺いました
その結果攻撃はなかったようで、
ロシア軍のT72戦車はしばらく滞在して帰還しました

●南東部 ドネツク州


アウディーイウカ、
マリンカ、
ブフレダール方面の戦況についてお伝えします

○アウディーイウカ方面


ロシア軍はこの方面で様々な方向に23回
攻撃をおこないました
そのうちネタイロヴェでは、
位置情報つきの映像によるとロシア軍の
第9自動車化ライフル旅団の部隊が地図で示した場所に
旗を掲げて占領を主張しました
その範囲を係争地からロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました

ネタイロヴェ


それ以外のロシア軍の攻撃はウクライナ軍が
すべて撃退し、戦況図に影響のある情報は
ありませんでした

○マリンカ方面
○ブフレダール方面


この方面でロシア軍はマリンカ方面で10回、
スタロマイオルスクに攻撃をおこないましたが、
戦況図に影響のある情報はありませんでした
そのうちマリンカの北にあるクラスノホリフカでは
位置情報つきの映像によると、
ロシア軍の車列縦隊が市街地に近づき
前進しましたが、この攻撃は撃退されず、
空挺部隊を下ろして帰還しました
お見せしているのは地図で示した場所の様子
となっています
クラスノホリフカでは、
ロシア軍は町の北に多連装ロケットによる攻撃をおこない、
北からも回り込む構えを見せています

●後方地域


現地時間の25日の深夜にクリミアの複数箇所で
攻撃があった模様で、
ジャンコイ、
エフパトリアなどであわせて10回以上の爆発があったと
SNSで報告があります
また、5月23日の攻撃では、
ロシア連邦保安庁の通信センターが攻撃を受け、
少なくとも6発のミサイルが命中し、
複数の建物が深刻な被害を受けたことが
明らかになりました

ジャンコイ/エフパトリア

●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州


この方面でロシア軍はロボチネで3回、
クリンキーで9回攻撃をおこないましたが、
ロシア軍の攻撃は失敗し、
戦況図に変更はありませんでした
今日は以上です
戦況の分析やニュースの感想、
最新情報など是非コメント欄にお寄せください
ご視聴いただきありがとうございました

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