【ウ軍大戦果】ロシア軍クリミアから撤退【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】F-16パイロット訓練完了|プーチン搭乗機で火災|ロシア軍汚職数百人逮捕でスターリン越え|陸戦ではロシアに手詰まり感が
【5月25日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
1:29 ウクライナ戦況の全般的な事柄
2:50 ウクライナとロシア情勢に関する最新ニュース
3:01 プーチン「休戦」ちらつかせ情報戦
3:32 ロシア軍クリミアの軍用飛行場から撤退
4:07 F-16パイロット訓練完了
4:38 プーチン大統領「史上最大の粛清」開始
5:32 ロシアの高性能レーダー破壊 再建困難か
6:12 ウクライナ各地域の戦況
6:29 北東部 ハルキウ方面 リプツィ、ボフジャンスクの戦況
8:47 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
12:23 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
14:42 後方地域の爆発炎上事件
15:16 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況
マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
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みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
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過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください
■ウクライナ情勢
ロシアがキーウに侵攻してから821日
となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1240名
戦車13両
装甲戦闘車27両
砲42門
多連装ロケット3両
航空機1機
ドローン10機
その他車両63両
となっています
戦線全体で一日で88回の
地上戦の報告がありました
ロシア軍は最初の部隊が損耗して部隊の入れ替えの時期に到達しはじめていますが、依然として連日兵士1200人以上の高い損失を続け、累計の損失数は50万人に到達しようとしています
そして、視覚的に確認できるウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、
1対1.8で、
ウクライナ側の損失数に比べ、ロシア側はその1.8倍になります
ロシア側の損失は歩兵戦闘車、
砲、
戦車などが多く、
反対にウクライナ側は舟艇、
スターリンクのアンテナが目立ちます
■ウクライナ情勢に関するニュースを厳選して簡単にお伝えします
YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
ロイター通信が独占記事として「プーチン大統領がウクライナの戦争凍結に応じる用意がある」と伝えた報道について、ウクライナのクレバ外務大臣は「6月にスイスでおこなわれる平和サミットを全力で妨害しようとする努力の一環だ」と述べました
クレバ外務大臣は、「プーチン大統領は侵略を止める気はない」と述べ、アナリストらも「短い休息を取った後は再度侵攻するだろう」と警告しました
2番目
クリミアのパルチザン組織のアテシュは、ロシアがジャンコイ飛行場から撤退していると伝えました
ジャンコイ飛行場はクリミア中央部の軍用飛行場で、ウクライナ軍の度重なる攻撃で損傷している模様で、
ロシア軍は装備と人員をほかの飛行場に退避させはじめたとのことです
その後、ロシアは飛行場の修復と近代化を進めるとのことですが、技術的に難しい上、コストと時間がかかるだろうとしています
3番目
アリゾナ州の軍事基地で訓練を受けていたウクライナ人パイロットのグループが、訓練を完了しました
パイロットは第162空軍基地で訓練を受け、人数と終了日は明らかにされていませんが、パイロットたちは追加訓練のためにヨーロッパに向かっているとのことです
ウクライナ空軍では、F16が2機だけでもウクライナ軍を大幅に強化できると指摘しました
4番目
昨日の動画でロシア軍参謀本部次官が逮捕されたことをお伝えしましたが、モスクワタイムズによると、プーチン大統領はロシア連邦保安局FSBに対し、国防省の大規模粛清にゴーサインを出したと伝えました
現在ロシア国防省では多数のFSB職員が入り、捜査がおこなわれているとのことです
今回の粛清はロシア国防省とロシア軍参謀本部の両方でおこなわれ、逮捕されるのは数百人規模になるとのことで、粛清は過去最大規模になるだろうとのことです
それまで賄賂で動いてきた組織が粛清で急に賄賂が受け取れなくなると、誰も行動せず組織は機能不全に陥り、軍事専門家のネスミヤン氏によると、ウクライナ戦争の攻撃が縮小するだろうと指摘しています
5番目
昨日の動画でクラスノダールで爆発があったことをお伝えしましたが、損害の詳細が判明しました
ロシアメディアによると、クラスノダールにあるヴォロネジDM型長距離レーダーシステムに損害が出たことが判明しました
このレーダーの探知距離は6000キロと言われ、120度の範囲で最大500個の弾道ミサイル、巡航ミサイルのほか軌道上の衛星も追跡できると言われています
レーダーは1基15億ルーブル程度ですが、設置には数年かかると言われ、修理は困難とみられます
■それでは、各地域の戦況です
戦況の変化のあるところを
中心にお伝えします
その変化は大画面で
フルスクリーン表示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます
●北東部 ハルキウ方面
ロシア軍がハルキウの国境線沿いに
侵攻してから14日になりました
ハルキウの天気ははれ
最低気温10度、最高気温24度
今日の天気予報も、はれとなっています
この方面でロシア軍は4回の攻撃を
おこないました
ロシア軍はこの方面に毎日250機の
ランセット自爆ドローン、
30発のFAB500滑空爆弾と
ODAB1500爆弾を使用し、
ロシアの軍事ブロガーはハルキウ付近に
5万人の兵力があると主張していますが、
ウクライナ側の軍事情報員によると、
ロシア軍はこの方面に3万5千人の部隊を
配置していると分析しています
○リプツィ方面
この方面ではロシア軍は攻撃をおこなっても前進できず、戦況図に変更はありません
一方ウクライナ軍がわずかですが反撃しているとの情報がいくつかあり、場所は不明ですがクラーケン特殊部隊がロシア軍の第2特殊部隊旅団の分遣隊を撃破したとの情報があります
○ボフチャンスク方面
ロシア軍はボフチャンスクの市街戦で
手詰まりとなり、
郊外で打開しようとしています
そのためロシア軍はドネツ川を
渡河する作戦を進め、
ボフチャンスクの東西に
舟橋部隊を展開し攻撃をおこなおうと
しています
この日はボフチャンスク市街地では
戦況図に変更のある情報はなく、
位置情報つきの映像によると、
ティケの南では、
ウクライナ軍の主要情報総局の特殊部隊が
ボフチャ川の橋を破壊している映像があり、
ロシア軍がこの付近に迫ろうと
している可能性があります
ご覧いただいているのは
ウクライナ側のもので、
地図で示した場所の様子となっています
複数の情報を総合して、
ティケの北の森林でロシア軍が
前進したとして戦況図を更新しました
面積は2平方キロほどになります
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面
クピャンスクからチャシフヤール方面の
戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍は、
クピャンスク方面でベレストーベと
マキイウカを中心に20回、
スバトベ・クレミンナ線では5回、
ビロホリフカで1回、
アンドリフカで地上戦が続いています
○クピャンスク方面
20日の動画でロシア軍が集落のすぐそばまで
間合いを詰めてきたとお伝えした
ベレストーベでは、
ロシア軍が集落に攻撃を開始しました
位置情報つきの映像によると、
ロシア軍の戦車が集落の西で
炎上しているところが確認され、
この付近で地上戦となったことがわかります
ウクライナ軍は集落から下がって
後方でドローンと砲撃で応戦していて、
ロシア軍の攻撃は多数の損害を出して
撃退されました
ご覧いただいているのは
ウクライナ側のもので、
地図で示した場所の様子となっています
成仏できなさそうなロシア兵が
たくさんありますので、
そのあたりは修正しています
ロシアに近いSNSではすでにベレストーベは
ロシア兵が足を踏み入れた時点で
占領したと主張していますが、
実際は無人地帯でウクライナ軍が監視し、
必要に応じて砲撃とドローンで
排除している状態と思われます
従って戦況図に変更はありません
2番目
マキイウカでは、
位置情報つきの映像によると
ロシア軍の塹壕にウクライナ軍が攻撃し、
弾薬庫が炎上しているところが確認でき、
この場所までロシア軍が前進したことが
確認できます
この場所は1月23日にウクライナ軍が
ロシア軍を排除したところでしたが、
再度ロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました
それ以外ではロシア軍の攻撃は
ウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更はありませんでした
○チャシフヤール方面
チャシフヤールではロシア軍が
攻撃を仕掛けていますが、
前進はできていません
一方、
フロンテリジェンスインサイトによると、
ロシア軍はカナルでウクライナ軍の
防衛の弱点を特定しているものの、
攻撃は成功していないと評価しています
1番目
位置情報つきの映像によると、
ロシア軍はカナルに向けて車列縦隊で
攻撃を仕掛けましたが、
ウクライナ軍の砲撃で次々撃退され、
車両10両の損害を出して撤退しました
ご覧いただいているのはカナルの東側の
様子となっています
2番目
クリシチフカ、アンドリフカでは
ロシア軍はさらに前進しようと
ウクライナ軍の陣地に多連装ロケットで
攻撃していて、
地図で示した場所がウクライナ軍の
支配下にあることが確認できます
またロシア国防省はアンドリフカの占領を
発表しましたが、
ロシアの軍事ブロガーは、
陣地を固められないと不満を漏らしています
結局、チャシフヤール周辺で
は戦況図に影響のある情報は
ありませんでした
●南東部 ドネツク州
アウディーイウカ、
マリンカ、
ブフレダール方面の戦況についてお伝えします
○アウディーイウカ方面
ロシア軍はアウディーイウカ方面で22回
攻撃をおこないました
1番目
オチェレティネのすぐ北では、
位置情報つきの映像によると
ロシア軍がウクライナ軍の陣地に
突撃しているところが確認され、
ウクライナ兵3名が捕虜となったところが
公開されました
この場所をロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました
2番目
またロシア軍はウマンスケの南側で
建物に旗を掲げ、占領を主張しました
その範囲をウクライナ軍の支配地と
係争地から一部をロシア軍が
占領したとして戦況図を更新しました
3番目
さらにネタイロヴェの北側では、
ロシア軍の車両をウクライナ軍が
ドローンで排除している映像があり、
この付近がロシア軍の最前線となっている
ことが確認できます
ご覧いただいているのは
ウクライナ側のもので、
地図で示した場所付近でロシア軍の
BMP歩兵戦闘車を観察している
ところとなっています
この場所の背後を係争地から
ロシア軍占領地として戦況図を更新しました
面積は1平方キロほどになります
それ以外についてはロシア軍の攻撃は
ウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更はありません
○マリンカ方面
○ブフレダール方面
ノボミハイリフカの西では、
ロシア軍の車両が突撃をおこない、
地図で示した場所まで弾に当たらず
前進することができました
お見せしているのは地図で示した場所に
突進し、ウクライナ軍の陣地のある
境界森林に近づいて歩兵が展開する
様子となっています
この地上戦の結果は不明となっていて、
この場所を係争地の拡大として
戦況図を更新しました
●後方地域
2月にプーチン大統領が搭乗した
TU160超音速爆撃機が、
離陸準備中にエンジンの1つで火災が起き、
それが4つのエンジンに燃え広がった
とのことで、同じエンジンを乗せている
同型機が飛行停止になったとのことです
火災は3月11日に起き、
プーチン大統領は2月22日にこの飛行機に
搭乗したという記録があり、
記事ではあわや巻き込まれるところだった
としています
●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州
この方面でロシア軍は
スタロマイオルスクとクリンキーに9回
攻撃をおこないましたが、
戦況図に影響のある情報は
ありませんでした
今日は以上です
戦況の分析やニュースの感想、
最新情報など是非コメント欄に
お寄せください
ご視聴いただきありがとうございました
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