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ロシア軍用飛行場、軍港の中枢施設が大損害【プーチン政権に打撃】市民激怒し大規模デモ拡大【ロストフ原発緊急停止】「トランプ和平」親友暴露【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】ロシア一斉攻撃で損失急増

【7月21日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
0:36 ウクライナ戦況の全般的な事柄
1:45 ウクライナ情勢、ロシア情勢ニュース
1:57 ボリス・ジョンソン元首相「トランプはこの戦争を終わらせる勇気がある」内容判明
3:59 ロストフ原発緊急停止!停電4日目遂に住民激怒!大規模デモに発展
5:38 ウクライナ各地域の戦況
5:54 北東部 ハルキウ方面 リプツィ、ボフジャンスクの戦況
6:59 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
11:51 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
16:20 後方地域の爆発炎上事件
17:28 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州、ロボチネ、クリンキーの戦況

#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領

マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。


みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
チャンネル登録して通知をオンにすると、
動画公開時に連絡が来ます
過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください
■ウクライナ情勢
ロシアがキーウに侵攻してから878日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍の損失は、
兵士990名
戦車7両
装甲戦闘車15両
砲22門
多連装ロケット1両
防空システム1基
航空機1機
ドローン34機
その他車両73両
となっています
戦線全体で一日で101回の地上戦の報告がありました
そして、
視覚的に確認できるウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、
1対2.8で、
ウクライナ側の損失数に比べ、
ロシア側はその2.8倍になります
ロシア側の損失は砲、
歩兵戦闘車、
民生用のバン、
戦車など幅広く多く確認でき、
反対にウクライナ側はピックアップが目立ちます
■ウクライナ情勢に関するニュースを厳選して、
簡単にお伝えします
YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
デイリーメールは「トランプ氏にはウクライナを救い、
この恐ろしい戦争を終わらせる力と勇気があると私がこれまで以上に確信している理由」というタイトルでボリスジョンソン元首相の文章を掲載しました
その中で、
「トランプ元大統領が何をするかわからない」と前置きして強調する一方で、
「これが彼にできることだ
彼は1年で多くのものを築くことができる
プーチン大統領はウクライナは自由で主権のある独立したヨーロッパの国であると確信するだろう」と語り、
次の2つの項目を提示しました
それは、
・ウクライナは米国の兵器で可能な限り武装し、
ロシア領内への使用制限も撤廃する
・ウクライナはEUとNATOの加盟国になる
その2点の代わり、
ウクライナについて次の2点を述べました
・ウクライナは2022年2月22日の時点の境界線の奪還をおこなう
これにより、
ドネツク、
ルハンスク、
クリミアはロシアに残ることになる
・プーチン大統領はウクライナの非ナチ化、
特別軍事作戦の目標が達成されたことをロシア国内に伝える
さらにボリスジョンソン氏は、
トランプ大統領の好きな交換条件も用意し、
「NATOはアメリカに代わって、
ウクライナ軍の助けを借りてヨーロッパを守る」という提案を用意しました
同氏は、
「ウクライナは100万以上の軍隊を擁し、
NATO装備の扱いにも慣れ、
世界で最も効果的な反ロシア勢力となった
戦争が終わったら、
NATOはウクライナ軍で強化できる」と説明し、
「同時にトランプ大統領は資金を節約でき、
米軍を本国に呼び戻し、
ヨーロッパに防衛の努力を求めていることも達成される」と説明しました
2番目
ロシア南部でロストフ原子力発電所が緊急停止して以降、
電源供給が不安定となっていることについて、
ロシア当局は計画停電を導入し、
クリミアからクラスノダールにかけて広い範囲で電気の供給を停止しました
しかし、
4日間水と電気の供給が止まっているため、
自然発生的にデモが起きています
クラスノダールでは住民が道路を封鎖し「水をよこせ」「光をよこせ」と叫びました
市長がデモ現場に到着して忍耐を呼びかけましたが、
住民は市長を取囲み、
「電気がつくまでこいつを街灯のポールに縛って張り付けろ」と叫び声が上がったとのことです
住民の一人は「夜は暑さで息苦しく呼吸も困難です
わたしたちの願いは食事をして、
トイレの水を流し、
体を洗いたいだけです
店は閉まり、
子供たちに与える食事もなく、
飲み水もありません」と窮状を語りました
昨日の動画でもお伝えしましたが、
この原発では大規模な放射能漏れが起き、
当局が隠蔽しているとの情報があります
このことについてウクライナ主要情報総局GURのアンドレイユソフ代表はメディアの取材に応じ、
「ロシアの政府当局の情報は慎重な検証が必要である」と述べ、
「クレムリンが自国民と国際社会の両方に対し真実を隠している可能性」についても否定しませんでした
■それでは、
各地域の戦況です
戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面で
フルスクリーン表示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます
●北東部 ハルキウ方面
5月にロシア軍が国境を越えて
軍事侵攻をおこなったハルキウ方面の戦況について
お伝えします
この方面のロシア軍はフリボケ、
ボフチャンスクで5回攻撃をおこないました
○ボフチャンスク方面
そのうちスタリツァの西の郊外では、
位置情報付きの映像によるとロシア軍の歩兵が前進し、
ウクライナ軍がドローンで撃退しています
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第153機械化旅団のもので、
地図で示した作業場のような場所にいるロ
シア軍の様子を観察しているところとなっています
この場所までロシア軍が前進したとして
戦況図を更新しました
それ以外のフリボケ、
ボフチャンスク市街地では、
ロシア軍の攻撃はウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更はありませんでした
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面
クピャンスクからチャシフヤール方面の
戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍は、
クピャンスク方面で9回、
スバトベ・クレミンナ線で13回、
シベルスク周辺は4回、
チャシフヤール周辺で3回、
トレツクの方向は13回
攻撃をおこないました
○クピャンスク方面
この方面でロシア軍は
ウクライナ軍の防衛の弱点を探して戦力を投入し、
前進しようと試みています
1番目
そのうちスバトベの北西にあるピシチャネでは、
ロシア軍は集落に入り、
集落西側の建物で旗を掲げ、
占領を主張しました
ご覧いただいているのはロシア軍の第1戦車軍の映像で、
地図で示した場所にある銅像の前で
旗を掲げている様子となっています
その範囲を係争地とウクライナ軍の支配地から
一部ロシア軍が占領したとして戦況図を更新しました
ピシチャネは戦略的な重要性は
あまりないと思われますが、
ハルキウ・ルハンスク州境にあり
防衛が手薄となっているものと考えられ、
ロシア軍は今年1月にクロフマルネを占領し、
5月にベレストーベの方向に攻撃を開始してから
北西に向きを変え、
ピシチャネまで突出部を作っています
2番目
またロシア軍はその15キロほど南の
アンドリフカに向けて攻撃を仕掛け、
撃退されました
ウクライナ軍は地図で示した場所に
ドローンで攻撃をおこない、
ロシア軍の前進を阻止しています
ご覧いただいているのはウクライナ側のもので、
地図の場所にいるロシア軍の3両の
ゴルフカートを観察している様子となっています
一方ロシア軍はその東のドゼレルネの集落に
旗を掲げて占領を主張しました
ここはロシア軍の占領地ですが、
アンドリフカの占領を主張する映像を
ドゼレルネで撮影し、
アンドリフカの攻撃の際にこの映像を公表して
情報戦を仕掛けようとした模様です
映像では兵士が警戒しながら
旗を扱っている演技まであり、
ロシア側に近いSNSでは、
この映像を根拠にロシア軍は
アンドリフカを占領したと報告している所があります
3番目
その8キロ南のナディアでは、
反対にウクライナ軍がセルヒイフカに向かって反撃し、
位置情報つきの映像によるとウクライナ軍は
ロシア軍の陣地を奪い、
森林境界沿いに前進して集落手前まで前進しました
ここはロシア軍の防衛が手薄な場所だったようで、
ロシア軍はドローンを急行させて
ウクライナ軍が奪った陣地に反撃していますが、
あまり効果はなかった模様です
ご覧いただいているのはロシア側のもので、
地図で示した場所を観察しているところとなっています
この場所は3月にウクライナ軍が反撃したところでしたが、
改めて係争地とロシア軍占領地の一部を
ウクライナ軍が奪還したとして戦況図を更新しました
○シベルスク周辺
この方面でロシア軍はビロホリフカ、
ベルホノカミヤンスケ、
ヴィムカ、
ロズドリフカに攻撃を仕掛けました
そのうち位置情報つきの映像と
複数の情報を総合すると
ウクライナ軍はロズドリフカから撤退し、
集落はロシア軍が占領しました
ロシア軍はその後も
ペレイズネの方向に攻撃をおこない、
集落の北を流れるスコハポロトヴァ川の
北に撤退するウクライナ軍をドローンで追いかけています
ご覧いただいているのはロシア軍の第137、
第51空挺部隊のもので、
地図の場所のウクライナ軍を
観察しているところとなっています
ロシア軍は6月からロズドリフカの間合いを詰め、
約1か月で占領しました
戦況図では集落全体をロシア軍が占領し、
ロズドリフカは赤いマークに変更しました
面積は3.5平方キロほどになります
それ以外のチャシフヤール、
トレツクの方面では、
ロシア軍の攻撃はウクライナ軍が撃退し、
ロシア軍に前進はありませんでした
●南東部 ドネツク州
アウディーイウカ、
マリンカ、
ヴェリカノヴォシルカ方面の戦況についてお伝えします
作戦に影響を与えるアウディーイウカの天気は、
くもり
最低気温20度、
最高気温32度
今日の天気は、
はれの予報となっています
○アウディーイウカ方面
この方面でロシア軍は、
様々な方向に28回攻撃をおこないました
1番目
複数の情報を総合すると、
ノヴォオレクサンドリフカではロシア軍は
北と北西と南東に攻撃をおこない、
いずれの方向でも前進しました
まず、
北の方向はウクライナ軍は新たに
防衛線を地図で示した境界森林に置き直すために後退し、
ロシア軍はその後方まで畑2枚分前進したとして
戦況図を更新しました
また、
北西の方向でもヴォズドヴィジェンカの方向に前進し、
ウクライナ軍はドローンと砲撃で突出部の横幅が
広がらないように攻撃をおこない、
ロシア軍の疲弊を誘っています
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
戦況報告のもので、
ロシア軍の損失数の文字とかぶっていますが、
地図で示した場所の様子となっています
ロシア軍が前進した範囲を係争地から
ロシア軍が占領したとして戦況図を更新しました
さらに、
これに伴って、
ロズヴァツケとの間の郊外の一部を係争地から
ロシア軍が占領したとして戦況図を更新しました
2番目
また複数の情報を総合すると、
ロシア軍はロズヴァツケに攻撃をおこない、
集落を占領しました
その後ロシア軍は突然南に攻撃の方向を変え、
これはウクライナ軍にとっても意外なようで、
プロレスの方向に向かって占領地を増やしました
その範囲を係争地からロシア軍が占領したとして
戦況図を更新し、
ロズヴァツケは青から赤マークに変更しました
3番目
プロレスでは、
ロシア軍は北に向かって前進し、
ロズヴァツケのロシア軍と合流して状況の安定化を
図ろうとしています
この先にはウクライナ軍の次の防衛線もあって
激しい地上戦が予想されることから、
突出部を作るよりも一度戦線を
安定化させようとしているのかもしれません
その範囲を係争地からロシア軍が
占領したとして戦況図を更新しました
4番目
ノヴォセリフカペルシャでは
次の地上戦に向けて双方が補充、
部隊のローテーションをおこなっている模様で、
戦況図に変更はありません
5番目
ネタイロベからカルリフカの方向では、
ロシア軍が池の南側で攻撃をおこない、
前進しました
ウクライナ軍は側面からドローンで攻撃をおこない、
戦力を削っています
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第11機械化旅団のもので、
地図で示した場所でロシア軍の歩兵を
観察している様子となっています
この付近までロシア軍が前進したとして
戦況図を更新しました
面積は2.2平方キロほどになります
○マリンカ方面
○ヴェルカノボシルカ方面
ロシア軍はマリンカ方面で9回、
ヴェルカノボシルカ方面で1回攻撃をおこないました
そのうちクラスノホリフカでは、
位置情報付きの映像によると、
ロシア軍が戦車を市街戦に投入し、
ウクライナ軍は市街地の北西の一部を除き
撤退した模様で、
ロシア軍がその範囲を前進しています
ご覧いただいているのはロシア側の映像で、
地図で示した場所で戦車砲を使って建物に
砲撃している様子となっています
面積は1.5平方キロほどになります
●後方地域
1番目
昨日の動画の最初でお伝えしましたが、
20日にロストフにあるミレロヴォ空軍基地が
大規模なドローン攻撃を受け、
ロシア国防省は26機のドローンを
すべて撃墜したと発表しましたが、
NASAの火災監視衛星では、
飛行場で大規模な火災があったことが確認でき、
SNSの映像と基地の配置図を照らし合わせたところでは、
基地内の燃料貯蔵エリア、
整備エリアが深刻なダメージを負った模様です
今後衛星画像により、
ロシア軍の損害がさらに明らかになるものと思われます
2番目
クリミアのドヌズラフ湖では、
ウクライナ軍が7月18日に水上と
空中ドローンの複合攻撃がありましたが、
その衛星画像によると、
KS701チューネット船2隻が沈没し、
基地は幅広い範囲で破壊された模様です
衛星画像では、
地面に黒く焦げたような場所が複数確認できます
●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州
ロシア軍はザポリージャ方面で6回、
コザチラヘリ付近のドニプロ川沿いでは1回の
地上戦の報告がありましたが、
いずれもウクライナ軍が撃退し、
ロシア軍に前進はありませんでした
今日は以上です
戦況の分析やニュースの感想、
最新情報など是非コメント欄にお寄せください
ご視聴いただきありがとうございました

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