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【1台1000億円がパー】ロシア軍の至宝【S-500防空システム】1発も迎撃せず破壊される【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】ウ軍奪還にロシアの家々でウクライナ国旗掲揚|ロシア突撃兵採用困難に


【6月29日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
1:08 ウクライナ戦況の全般的な事柄
2:16 ウクライナ・ロシア情勢に関するニュース
2:28 ウクライナ軍F-16整備訓練も完了!準備万端
3:04 最新鋭防空システムS-500 居場所突き止められATACMSで破壊されてしまう ロシアの威信地に落ちる
4:10 実態広まりロシア兵員採用にも苦労し出す
5:44 ウクライナ各地域の戦況
6:01 北東部 ハルキウ方面 リプツィ、ボフジャンスクの戦況
7:53 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
10:35 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
12:51 後方地域の爆発炎上
13:24 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州、ロボチネ、クリンキーの戦況
13:37 ロシア銀行の中国支店 同じ国なのに中国の銀行に送金拒否食らう

#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領

マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。

みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
チャンネル登録して通知をオンにすると、
動画公開時に連絡が来ます
過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください

■ウクライナ情勢


ロシアがキーウに侵攻してから856日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1170名
戦車24両
装甲戦闘車21両
砲60門
多連装ロケット1両
防空システム3基
ドローン50機
巡航ミサイル5初
その他車両57両
となっています
戦線全体で一日で119回の地上戦の報告がありました
そして、
視覚的に確認できるウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、
1対1.4で、
ウクライナ側の損失数に比べ、
ロシア側はその1.4倍になります
ロシア側の損失は戦車、
民生用のバン
軍用トラックが多く、
反対にウクライナ側はピックアップとなっています

■ウクライナ情勢に関するニュースを厳選して、
簡単にお伝えします


YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
デンマーク空軍のヤンダム司令官はデンマークのテレビ番組のインタビューで、
「F16の整備をおこなう最初の50人の訓練を完了した」と述べました
この50人はすでにウクライナに戻り、
デンマークが供与する最初のF16の受け入れ準備をおこなっているとのことです
F16はデンマークが供与するものはこの夏に、
オランダが供与するのはこの秋にウクライナに到着するとされていますが、
すでに到着したとの情報もあります
2番目
いくつかのテレグラムチャンネルは、
「クリミアに配備されたロシアの最新鋭防空ミサイルS500がATACMSの攻撃で破壊された」と伝えています
日時や場所など詳細は不明となっていますが、
クリミアのジャンコイの空軍基地で大規模な火災が発生した情報があります
S500は今年登場したばかりのロシア最新鋭の防空ミサイルシステムで、
ロンドンの王立安全保障研究所によるとロシアで1個大隊が活動中であるとのことで、
ウクライナ主要情報総局GURのブダノフ長官はその一つがクリミアに配備されたと語ったばかりでした
S500はカタログスペック上、
射程600キロで巡航ミサイルやATACMSのような弾道ミサイル、
宇宙空間の人工衛星までも撃ち落とすことが可能な防空システムと発表され、
1基6億ドルの費用がかかると言われています
破壊されればロシアの軍事的な能力と威信に大きな打撃となります
3番目
ロシアは兵員の採用にあまり成功していないようです
軍事専門家のスグレツ氏によると、
「ロシアは毎月3万人から4万人を採用してウクライナに送っているが、
最近このペースを維持できなくなっている」と指摘しました
その証拠として、
「囚人兵となる囚人が枯渇しはじめたこと、
ロシア兵と契約する際に提示する給料が高騰していることを指摘し、
給料の上昇は、
今のやり方で兵士を募集するのに苦労していることの表れだ」としました
また、
アフリカやアジアでの採用も無尽蔵ではないとしています
またSNSでロシア軍の突撃兵の最後の瞬間を映した悲惨な動画が多数投稿されていることも採用の抑制につながっています
現在ロシア軍は中央アフリカのルワンダ、
ブルンジ、
コンゴ、
ウガンダで採用を強化し、
入隊時2000ドル、
月給2200ドルに加え、
ロシアのパスポートが約束されています
現地では、
王様の暮らしができるとの評判ですが、
アフリカ人の大半はウクライナの最前線に送られて数ヶ月の契約で終わることが知られるようになってきたこともあり、
以前ほどの採用につながっていない可能性があります
ちなみに正規のロシア軍の防空システムのオペレーターの給料は月額5万ルーブル(500ドル)となっています

■それでは、
各地域の戦況です


戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面で
フルスクリーン表示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます

●北東部 ハルキウ方面


5月10日にロシア軍が国境を越えて
軍事侵攻をおこなったハルキウ方面の戦況について
お伝えします
この方面でロシア軍は3回攻撃をおこない、
いずれもウクライナ軍により撃退されました
一方ウクライナ軍は
少しずつ奪還をおこなっています
昨日もお伝えした第92突撃旅団の
ドローン部隊の指揮官のフェドレンコ氏は、
今日もテレビに登場し、
「敵は囚人兵の突撃兵と、
優れた装備を持つ2種類がいる
ロシア兵は何の進歩もなく、
退却も前進もせず、
ただウクライナ軍にやられるが、
やられたらすぐに補充される」と
最前線の様子を伝えました

○ボフチャンスク方面


1番目
位置情報つきの映像によると、
ウクライナ軍は市街地の第2学校を奪還しました
ご覧いただいているのはウクライナ側のもので、
地図で示した場所で活動するウクライナ軍兵士の
一人称映像となっています
この付近はロシア軍が包囲を解除しようとしている
骨材工場への攻撃ルートですが、

ボフチャンスク

係争地からウクライナ軍が奪還したとして
戦況図を更新しました
2番目
また、
以前17日の動画ですでにお伝えしていますが、
この方面に今月チャシフヤールから
配属になったロシア軍精鋭の第83空挺旅団が、
ボフチャンスクの戦闘でおびただしい損失が発生し、
命令拒否も相次ぎ、
戦闘不能となって部隊が壊滅したという情報は
引き続き様々な場所で拡散されています

●北東部 ルハンスク州方面


●東部 チャシフヤール方面


クピャンスクから
チャシフヤール方面の戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍はクピャンスク方面で10回、
スバトベクレミンナ線で8回、
シベルスク周辺で6回、
チャシフヤール周辺では6回、
トレツク(マヨルスク)の方向に26回
攻撃をおこないました
昨日の動画でお伝えした
テルニー付近のウクライナ軍の攻撃と奪還は、
ロシア軍にとっては予想外だったようで、
ロシア軍の応援が間に合わず、
奪還を許す結果になったとの情報があります

○チャシフヤール方面


カナルでは、
ロシア軍は小規模な部隊で浸透を図っています
戦争研究所の分析では、
ロシア軍は小規模な歩兵部隊が
前進できているものの、
小規模すぎて拠点化には至らない
との評価をおこなっています
戦況図では位置情報つきの映像によると、
ロシア軍は地図で示したコンクリート工場の北西に
到達することができました
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第425独立突撃大隊のもので、
地図で示した場所の様子となっています
また、
映像では運河の水を流す大きなパイプも
写っていることから、
ロシア軍はその北の森林地帯にも
浸透していると考えられます
従って、
その範囲をウクライナ軍の支配地から

カナル

係争地の拡大として戦況図を更新しました
○トレツク方面
これまでマヨルスクと呼んでいましたが、
ウクライナ側の町の名前で呼ばれることが多いため、
呼び方を変更しました
この方面では最初にお伝えしたように攻撃回数が多く、
ロシア軍は次から次へと波状攻撃をおこなっていて、
未確認の情報ではピブデンネで
ロシア軍が新たな攻撃軸を開き、
2.5キロほど前進に成功した
との情報がありますので、

トレツク

その範囲を係争地の拡大として
戦況図を更新しました
こちらは追加の情報があれば再度見直します
この付近は去年10月の
アウディーイウカの攻勢の時に、
ウクライナ軍がロシア軍の戦力を分散させるために
反撃をおこない、
ぼた山を奪還したところとなっています

●南東部 ドネツク州


アウディーイウカ、
マリンカ、
ヴェリカノヴォシルカ方面の戦況について
お伝えします
作戦に影響を与えるアウディーイウカの天気は、
はれ
最低気温17度、
最高気温28度
今日の天気も、
はれの予報となっています
この方面では場所は不明ですが、
ウクライナ国家警備隊の兵士が
9K38イグラ携帯式防空ミサイルを使用して
ロシア軍のSu25を撃墜した情報があります
○アウディーイウカ方面
この方面でロシア軍は
ノヴォオレクサンドリフカとその西にある
ヴォズドヴィジェンカ、
エフヘニフカ、
ノヴォセリヴカ・ペルシャ、
ウマンスケ、
カルリフカに攻撃をおこないました
そのうちロシアに近い未確認の情報では、
ロシア軍はソキル、
ウマンスケの北の郊外で前進した可能性があり、
こちらは確認が取れれば戦況図を更新します
今のところは戦況図に変更はありません

○マリンカ方面


この方面でロシア軍は18回
攻撃をおこないましたが、
ロシア軍の前進の情報はなく、
戦況図に変更はありませんでした

○ベルカノボシルカ方面


この方面ではウロジャインで
ロシア軍が攻撃をおこない、
わずかに前進しました
位置情報つきの映像によると、
ロシア軍は前日まで
面制圧用の多連装ロケットや
サーモバリック爆弾を使いウクライナ軍の動きを
牽制し、
この日ドローンでウクライナ軍の陣地を
いくつか襲った後、
車両を出して前進し、
領土の獲得を図るための攻撃をおこないました
この攻撃は成功し、
ロシア軍はウロジャインの町の南端に到達しました
その範囲を係争地から一部ロシア軍が

ウロジャイン

占領したとして戦況図を更新しました

●後方地域


ロシアのタンポフにある石油タンクに
ドローン攻撃があり、
詳細は不明ですが、
爆発音が観測されています
また、
ベルゴロドでは、
ロシア領内にある住宅や民間施設の屋根に
続々とウクライナの国旗を掲げています
これは、
ウクライナのドローンに対し、
軍事施設ではないことを明らかにして
攻撃対象にしないようアピールしていると思われます

●南部 ザポリージャ州


●南部 ヘルソン州


この方面では攻撃も低調で、
戦況図に変更のある情報はありませんでした

■その他


ロシアで唯一中国に支店を持つ
ロシア国営銀行VTBは、
制裁により中国での送金が困難になった
と顧客に通知しました
関係者はロイターに対し話したことを総合すると、
「VTBの中国国内の支店が
中国の銀行に対して送金しようとしたが、
中国の銀行が次々決済を拒んだ」と語りました
VTBでも中国に店舗を構える支店からなら
中国の銀行に問題なく送金ができるだろう
と考えていたようですが、
希望は打ち砕かれたようです
西側諸国の制裁が効いているという話でした
今日は以上です
戦況の分析やニュースの感想、
最新情報など是非コメント欄にお寄せください
ご視聴いただきありがとうございました

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