見出し画像

「甘い玉子がとろ〜り」について

なんだかんだ言っても日本のファストフードは優秀だ。数百円も払えばいつも変わらぬ味で腹を十分に満たしてくれる。デフレ飯最高!
僕の将来の夢は マクドナルドとモスバーガーと日高屋とCoCo壱番屋に四方向囲まれた土地に家を建てることです。

先日の吉野家幹部の「シャブ漬け発言」のおかげで良くも悪くも知られることとなった新発売の「親子丼」。開発に10年かけたとか 発売日の発表会を中止したとか、宣伝費を全く使わずに消費者の興味を引かせることとなった。
あの発言をした取締役の捨て身のマーケティング(泣いた赤鬼作戦)には同じ社会人として 唸る他ない。

で、その吉野家の親子丼を先日食べてみました。
運ばれて来たそいつの見た目は「ザ・親子丼」。鶏肉と玉ねぎが半熟卵に包まれ 白米の上で踊り、その上では三つ葉では無く刻みネギが差し色を加える。
こいつの味に関してネット上では評判が良いようなので、期待して口に運んだところ、「おー親子丼だ」。具材の大きさや出汁の味付け等、バランスよくまとまっており予想以上に美味い。コストパフォーマンスは上々ではなかろうか。

だが箸をすすめるうちに、口に運ぶスピードが落ちる。
「胃もたれだ…」

一つ謎が解けた。
昔から「カツ丼」が胃もたれ するので苦手だったのだけれど、それはそこの店で使っている油との相性が悪いのかなと思っていた。でもそうではなくて、あの半熟の甘い玉子とじが僕の胃もたれを誘発する
吉野家の親子丼も「甘い玉子がとろ〜り」が内臓に負担をかける。

今後、吉野家で親子丼を頼むことはないだろう。僕ももう若くない。命を削ってまで喰らう親子丼でもなかろう。おとなしく牛丼Aセットにしておくよ。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?