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グローバル・ハイクオリティ or ローカル・ロークオリティのこと(10年前の記事を思い出して思考の垂れ流し)

さいきん元素騎士ってNFTゲームのコミュニティに入り浸っているのだけど、その中で10年前にチームラボの猪子さんが書いてた記事のことを思い出した

インターネットが国家間の境界をどんどん切り崩していくと、今まで手近なところで戦っていれば良かったのが、競合相手がめっちゃ拡大されていって、世界中の猛者を相手にしなくちゃならなくなるよねって

でもその一方でネットはコミュニティやつながりをつくりやすい構造も持っていて、世界で戦えるようなクオリティじゃなくてもコミュニティの中では重宝されて、その中で経済が回るようになるんじゃないかと

たぶんその両極が主流になって、中途半端にコストをかけたものはどっちの恩恵も受けられない悪手で、そういうものは自然と淘汰されていくよねっていうそんな記事だったような(記憶がさだかじゃ、、)

たしかに今は実際にそんな世界になっていっているような気がする

もともとAmazonとかで世界中の商品にアプローチできて、コスパもふくめて良いものにしかアプローチしにくくなってるし、さいきんは狭いコミュニティの中での経済の回り方もめっちゃ感じてる

ぼくの色々持ってるスキルはそのどれもがお世辞にも世界で戦えるようなものじゃないのだけど(アートでは世界と戦いたいと思ってる◎)、

フリーランスとしてのお仕事は知り合いからとか、知り合いの知り合いからとか、とても狭い範囲で回っている(ありがたいことに)

も少し解像度を上げると、例えば設計の方で言うとよりデザインに近い外装設計なんかはかなりの確率でぼくに回してくれるようんなってたり

元素騎士ん中でもめっちゃ強いコミュニティができあがってきていて、とくにツイッター(X?)って世界中の情報にアクセスできているようで、実はめっちゃ狭いところしか見れなくて、今ぼくのタイムラインにはほとんどそのゲームのつぶやきばっかし流れてきていて、自動的にコミュニティが形成されていくのもおもしろい

もちろんディスコでつながったり、ギルドが構成されたりもするのだけど

そのコミュニティの中で、プログラムが得意な人が勝手にゲームに役立つツールをつくってシェアしたり、動画をつくるのが得意な人はPVをつくって流したり、ぼくもARをつくってコミュ内でプチバズったり賞金をもらったりしてるって

みんなたぶん世界のトップ層にくらべたら凡庸なスキルレベルなのかもしれないのだけど(違ったら失礼w)、そういう狭いコミュニティ内で評価されたり経済が回っていくのはとてもおもしろいなって

その感覚って、自分の優位なポジションに立つっていうぼくのやり方にも少し通じるところがあってとてもしっくりくる

アートの分野に少しテクノロジーをもっていくとすごいなってなるし、エンジニアだけの分野に少しデザインを持ってくるとそれもすごいなってなる

この考え方は、Aの分野にはBの分野に明るい人はあんましいないからチヤホヤされるだろうなってことで、今回の狭いコミュニティの考え方は、数百人とか小規模のスペース内にはARをここまで触ってる人あんましいないよねって思考の流れ

数百人規模でも、とくにNFTとかの分野にはプログラムに強い人はけっこういて、その中で目立つのは大変そうなのだけど、ぼくみたいにニッチな分野に夢中になるスキルも意外と役に立ってるなって思いつつ

そういえばゲームの中で使ってる職業もシフとかアサシンってニッチで、まあいつも虐げられてるとも言えるけど、時々陽の光を浴びる時もあるなって、毎回のことだけど何にも結論の出ない思考の垂れ流しってはなし :-)

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