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色彩検定3級合格への道!~重要ポイント【光と色】編~

こんにちは! にじまる色彩戦略所です

この記事にたどり着いたということは、あなたは色彩検定3級を受験する予定か、または受験を検討中なのでしょう

このマガジンでは、色彩検定2級、1級、UC級を完全独学ストレートで合格した私が実際にやってきた勉強法と、過去問の出題頻度分析を基にしたポイントなどをご紹介します


この記事は、途中から有料記事となります。
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マガジン【色彩検定3級合格への道!】は大きく3つに分かれています

【重要ポイント編】、【過去問解説編】、【問題編】です

この記事は【重要ポイント(光と色)編】で

公式テキストの【光と色】の章に関しての記事になります

その他の章に関しては、それぞれの重要ポイント編をご覧ください


【重要ポイント編】とは?

【重要ポイント編】 つまりこの記事は、2016年~2019年(2020年は今後追加予定)の4年分計8回の過去問と『新テキスト』を照らし合わせ

・出題頻度から見たポイント

・演習や応用的な問題を解く際の考え方、ポイント

がメインになります


2020年の公式テキスト変更により、2020年度は新旧両方に対応した内容が出題されました

2021年は新テキストのみでの対応としては初めての検定試験となるため、旧テキストに対応している過去問から、新テキストにも対応する部分についての解説と、新テキストで新たに追加された範囲の重要ポイントの予測も行います

【重要ポイント編】ご利用の注意

この記事で使用する【2019年12月初版 色彩検定公式テキスト3級編】につきましては、複製、転載が禁じられていますので、画像や文章を表示いたしません

お手元に上記の書籍があるものとして進行いたしますので、ご利用の際は

・2019年12月初版 色彩検定公式テキスト3級編

上記の書籍をお手元に揃えてから記事をご購入ください


公式テキスト、過去問はこちら ↓​


色彩検定ってどんな検定試験?

色の基礎から配色、色彩理論など、色彩を幅広く学習する

色彩に関する検定試験の中では認知度の高い検定試験です

・検定試験は6月(2,3,UC級)、11月(1級1次,2,3,UC級)、12月(1級2次)

色彩検定情報

このような感じになっています

詳しくは公式ホームページでご確認ください


それでは色彩検定3級合格への道!

【重要ポイント(光と色)編】スタートです!!

過去問分析から出題頻度ランキング!

過去問を分析して、公式テキストの中で頻度の高い語句をランキング!

旧テキスト対応の過去問も新テキストに照らし合わせています

出題頻度のマークは

★・・・・ 低め

★★・・・ やや低め

★★★・・ やや高め

★★★★・ 高め

★★★★★ かなり高め

となっています

頻度が高い語句は重要度も高いので、しっかりと覚えておくことをおススメします

章ごとにご紹介します

語句、文章を、ほぼ公式テキストの順番で並べています

前後の文章の流れを掴むために、公式テキストをお手元においてしっかり理解してくださいね!


光と色 重要ポイント

★★★・・ 色を見るためには「光源」「物体」「視覚」の三つの要素が必要

★★★・・ 光は電磁波の一種

★★・・・ 電磁波の振幅は波の高さのこと

★★・・・ 電磁波の波長は波の山から山までの長さのこと

★★★★★ 人間の眼が感じることのできる波長範囲は約380nm~780nmで、可視範囲という

★★★★・ 可視範囲の電磁波を可視光という

★・・・・ 可視範囲は短波長、中波長、長波長に分けることがある

★★・・・ 紫外線は可視光の短波長側の外側赤外線は長波長の外側なので人間は見ることができない


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★・・・・ 複数の波長の光によって構成される光を複合光という

★★・・・ 白色光プリズムに通すと単色光に分けることができる

★★★・・ 光を波長ごとに分けることを分光という

★★★・・ プリズムに入った複合光は屈折し複数の単色光分光される

★★★・・ 分光された光の帯をスペクトルという

★★・・・ スペクトルは長波長側から 赤、橙、黄、緑、青、藍、青紫

★★★・・ 光を波長ごとに分け、強さと波長との関係をグラフなどで表したものを分光分布という

★★・・・ 物体に光が当たると、光は波長によって反射、吸収、透過のいずれかの経路をたどる

★★・・・ 太陽光の可視範囲のほぼ全ての波長を反射すると物体は白く見える

★★★・・ 太陽光の可視範囲の波長のうち長波長の光が多く反射され、それ以外の波長が吸収されると物体は赤く見える

★★・・・ スペクトルを、物体がどのように反射するかという特性をグラフ化したものを分光反射率曲線という

★★・・・ 違う物質の境界を斜めに通過する時に光が進行方向を変える現象を光の屈折という

★★・・・ シャボン玉の表面に虹が流れるように見える現象は光の干渉が起きているからである

★★・・・ コンパクトディスクの表面が虹のように見えるのはピットで反射した光が回折を起こして広がり、干渉しあうためである

★★・・・ 網膜に達した光は、錐体細胞と杆体細胞という視細胞がそれを感じ取り、神経信号の変換され神経節細胞へ伝えられ、視神経を通じて脳へと送られて視覚となる

★★・・・ 錐体は明るいところではたらく

★・・・・ 錐体細胞にはS錐体、M錐体、L錐体の3種類がある

★★・・・ 錐体細胞は中心窩に集中して分布しており、中心窩の中心部分には錐体しか存在していない

★★・・・ 杆体は錐体よりも個数が多く網膜全体に広く分布している

★・・・・ 2色以上の色を混ぜ合わせ別の色を作り出すことを混色という

★★・・・ 混色は大きく加法混色と減法混色に分けられる

★★・・・ もとの色よりも明るい別の色になる色光の混色を同時加法混色という

★・・・・ 加法混色の三原色は、R(赤、長波長の光)、G(緑、中波長の光)、B(青、短波長の光)

★★・・・ 長波長、中波長、短波長の全てが揃うと白色に見える

★★・・・ 加法混色によって無彩色を作ることができる二つの色を補色という

★★★・・ 小さな色点を高密度で並べることで起きる混色を併置加法混色という

★★・・・ 色を塗り分けた円盤を高速で回転させることで新しい色が見える混色を回転混色という

★★・・・ 短時間に行われる変化を目が見分けることができなくなることで起こる混色を継時加法混色という

※ 継時加法混色=回転混色 ではなく、継時加法混色の種類の一つとして回転混色があります

★★・・・ 混色後の色が、もとの色よりも暗い色になる混色を減法混色という

★★★・・ 減法混色の三原色は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)

★★★★・ 一般的なカラー印刷では減法混色と併置加法混色が併用されている


光と色 覚えておいた方が良い図、イラストと理解のポイント

p11 図3

可視光よりも短波長側にあるのはどんなものか、可視光よりも長波長側にあるのはどんなものかは大切です

また、可視光の短波長側のとなりは紫外線、可視光の長波長側のとなりは赤外線ということを理解してください

赤外線、紫外線は可視光の範囲外なので、人間は見ることができません


p12 図5

この形が何の分光分布かを覚えましょう


p14 図8

たくさんの分光反射率曲線がありますが、覚えておいた方が良いです

赤とマゼンタの違い、青と緑とシアンの違いは紛らわしいので気を付けてくださいね

分光分布と分光反射率曲線の違いがわかりますか?

分光分布とは、照明が持っている成分です

なので分光分布といったら太陽光や蛍光灯などの照明・・・つまり光の成分です

分光反射率曲線とは、物体が反射する波長の反射率を表す曲線です

簡単にまとめました

分光分布と分光反射率曲線


p19 図18

それぞれの部位の役目の他、位置も覚えましょう

特に水晶体、虹彩、毛様体、中心窩、網膜はしっかり!

勉強用に眼球図をつけておきます

眼球図

3級は記述式ではないので、一言一句覚える必要はありません

私は3級は受験しませんでしたが、このような図を覚えるときはクイズのようにします

部位の名前を書いたカード、説明を書いたカードをそれぞれの部位の個数分作り、作ったカードをシャッフルします

そして、1番ならそのカードの中から【硝子体】のカード、【眼球内部の大部分を占めているゼリー状の無色透明の物体】のカードを選べれば正解です

このような絵合わせ?カルタ?のようにすると楽しく覚えられますよ

上の図は印刷するなどご自由にお使いください


p21 図19

光がどこから入ってくるか、それぞれの細胞は図のどの位置かを理解しましょう


p23 図20~26 超重要!!

それぞれの図の形と、その照明の見え方の特徴は完全に理解しましょう

写真の出題の確認はできませんでしたが、一応頭に入れておいた方がよいでしょう

本当に過去問の出題頻度が高いです!!

LED(白色)については旧テキストに記載がないのですが、他の照明に関する出題頻度を考えると、かなり重要と考えられます


p25 図29 

特に右の三種類の混色は重要です

丸覚えするよりもしくみを覚えましょう

図28の図は加法混色の三原色です

三原色のうちの2色を混色した色(減法混色の三原色の色です)と3つ目の色を混色すれば全ての色を混色したことになり、混色後は白色になります

加法混色の三原色

上の図は加法混色の三原色です

例えば、R(赤)とC(シアン)を混色した場合、CはB(青)とG(緑)の混色後の色なので、Rと混色すれば加法混色の三原色が全て混色されたことになり、混色後はW(白色)となります

!!この図は簡単な図を描けるようになっておきましょう!!

図を描けるようになったらこんな考え方をすると良いですよ ↓

加法混色白色の関係

矢印の関係(図の向かい側同士の関係)が補色関係です

p27 図34

減法混色の三原色の図になります

中央のカラーフィルターを重ねた図を理解すればあとは応用がききます

減法混色の三原色

上の図は減法混色の三原色です

加法混色の三原色のときと同じ説明になりますが、例えばM(マゼンタ)とG(緑)を混色した場合、GはY(イエロー)とC(シアン)の混色後の色になので、Mと混色すれば減法混色の三原色が全て混色されたことになり、混色後はBk(黒に近い色)となります

テキストではフィルターの形に似せた長方形のイラストで表現されていますが、上の図と同じことです

減法混色黒色の関係

こちらも加法混色のときの説明と同じになりますが、図の向かい側の位置にある色同士は補色関係になります

加法混色の三原色のうち2色を混色すると、減法混色の三原色の色になります

ここはしっかりと覚えておきましょうね

三原色比較図


p29 図40

図が出るというよりも、まとめとして理解しておきましょう

混色の種類

上は私がまとめたものです

光と色のまとめ

この章は、過去問では暗記問題がメインです

ここを落とすのはかなりもったいないので、この章は頑張って覚えてくださいね

混色の問題は出題頻度が高いので、三原色の図をしっかりと理解してください


色彩検定全般に言えることですが、過去に出題された問題で図やイラスト、写真を使用した物は、ほとんどが公式テキストのものです

これまでの説明で重要とした図なども、虫食いになったりイラストがそのまま掲載され、それについての選択問題だったりします

問題集を使われる方も、公式テキストの図、イラスト、写真には必ず目を通しておかれた方が良いと思います


次回は【色の表示(表色系)】の章です

頑張りましょう!!


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ありがとうございます! 更に精進します!!