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「大豆田とわ子と三人の元夫」について語ったら文字数が3115文字になった

こんにちは🌞あきこです

まいにち日記にも書いていたとおり、「大豆田とわ子と三人の元夫」と「着飾る恋には理由があって」のnoteです。


「大豆田とわ子と三人の元夫」第二話

再び伊藤沙莉ちゃんのナレーションから始まりました、今回は3番目の夫中村慎森からスタート🚩

私はまだ彼、中村慎森に先週第1話の1時間しか出会っていないはずなのに、なんだこの感じは?(´⊙ω⊙`)もう慎森がどんな人なのか一気に分かってしまった気分になった。坂元裕二は人間らしさを凝縮する天才かなんかですか?

・近所づきあいがなく楽だからビジネスホテルに住んでいる
・ペット用フードを食べても意外といけると言い聞かせる自己防衛
・すぐ人の揚げ足を取り屁理屈に変換させる頭の回転力
・お土産なんていらないと言ってしまったから手に取れない大好きなパンダ

一言で言うならかなりウザい性格なのに嫌いになれないこの感じ(まぁ顔が岡田将生ならそりゃそうか、とも思うけどきっとそれだけが理由ではない)

そして毎回あるんであろう、とわ子のおっちょこちょいな一面を早口で一気に紹介。あんな素敵な会社の社長も務める彼女なのにこの人もまた、人間らしい憎めなさを冒頭10分でふんだんに押し出してくる。そしてこのたった10分で私はとんでもなく「大豆田とわ子と三人の元夫」に惹き込まれて食い入るようにして見始めるのです。

今週はとにかく慎森の未練タラタラ回

・お風呂の中で昔の写真を見つめてしまう
・とわ子が別の男の人と話してたら覗いてしまう
・思い出のソファーが家にないことに気づいてしまったときのあの顔( ゚д゚)
・ペットフードを食べても、シャワーヘッドに頭を強打しても自分を励まし続けた彼が捨てられているソファーを見て「痛い」と一言。

しかしただの未練タラタラ回ではなく、慎森とわ子に気持ちがまだあることを伝えた。「人間って走る必要なくない?」と言っていたし娘の唄ちゃんから「走らなくても良いと思うよ~!」とまで言われていたのにめちゃくちゃ走ってとわ子の元まで行ってましたね(慎森のあの走り方、完璧)なんだか珍しくまっすぐな慎森素敵。その後自分から挨拶が出来るように。(慎森の挨拶にちゃんと挨拶を返す会社の人たちがまたとんでもなく素敵)どんな心境の変化だったのか、やっと慎森が自分の気持ちに素直になったのか。カフェでのシーンもすごく良かった。それまでのツンツンした顔が完全に消えてとわ子の話を真正面から受け止めている慎森があそこにはいました。かと言って、とわ子への未練がなくなったのか...とにもかくにも彼は変わり始め小谷翼石橋菜津美)を助けることにするが、これからの展開がどうなるのか(゚ω゚)ドキドキ💭


「大豆田とわ子と三人の元夫」の面白い所は
何かと何かを比例する台詞が隙なく流れていくところ

「僕がプールで泳いでたらあいつはおしっこしてる」
「お寿司食べてるときにいちいち死んだマグロ美味しい、死んだエビ美味しいって言う?」
清少納言とステーションワゴンぐらい関係ない」(これが一番爆笑した)
「椅子に座ってから券売機で食券買ってくださいって言われるのより嫌い」

こんな例えを普段からストックしてるのかな?って思うぐらい素晴らしいタイミングで抜群に面白い台詞がよくこんなにも出てくるなってもう脱帽。


そして今回、素敵台詞も連発でした

「女性の過去になれるって幸せなことじゃないですか」
「GOOD LOOSER 負けたときに何をしたかで本当の勝者は決まるんだよ」


「ーーーー君は、ずっと眩しいよ」
「今の言葉が私の苺タルトかも」

「別れたけどさ、今でも一緒に生きてると思ってるよ
僕までタルトもらっちゃったな

最後のカフェでのこの会話が私は好き過ぎました。(別れた妻の元で弁護士の仕事をしているのがそもそもすごいけど、)彼女の仕事っぷりを見て素直に褒められる慎森も、別れた元夫に言える言葉じゃないことを言えちゃうとわ子もほんと心の底から素敵だわ~。


そして今週のベスト慎森は.....

僕までタルトもらっちゃったな

の瞬間でした。👏
とわ子とのゼロ距離と接戦でしたね。


あ、慎森だからパンダが好きなのか。シンシンってパンダっぽいもんね。なるほど。(って今急に腑に落ちた)

他の2人の夫にも1週目からすごく良い配役のキャストさんだと思う(配役したの誰?完璧)2人の相手が現れていましたね。

1人目の夫、田中八作(松田龍平)には三ツ屋早良石橋静河)、2人目の夫、佐藤鹿太郎(角田晃広)には古木美怜瀧内公実)が。もう6秒見つめ合ってましたよ...チューしちゃってましたよ...まさか角田さんがキスするとは微塵も思ってなかったよ...(゚ω゚)ヘタクソッ!

はぁ、本当に不思議なドラマ。
元夫と娘と5人で鍋を囲んでたよ。

そして娘の唄ちゃんがなんとも愛らしくてたまらない

最高だな。
私初めてリアタイで見て録画でも見ました。それぐらい耳と記録に残しておきたいドラマ。


私最近、すごく好きなドラマはスタッフの方の名前まで確認するんですが、その方の作品を辿ると見事に好きだった作品に繋がるんですよね。それを知ったときが超楽しい。知った後の方が深く作品を楽しめる気がする。

まずは言わずもがな、これでドラマの全てが決まる脚本、坂元裕二さん。
「Mother」「最高の離婚」「Woman」「問題のあるレストラン」「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「カルテット」「anone」「花束みたいな恋をした」  
こう改めて坂元裕二の好きな作品をあげてみるととんでもない化け物だと思う。ほんとにすごい。めちゃくちゃ好きな作品しかない。

続いて音楽を担当されている板東祐大さん。
今回作中のバックミュージックも好きだな~って思っていて、この方は今回初めて名前を調べたけれど見てみるとやはりすごかった。
米津玄師の「海の幽霊」「馬と鹿」「パプリカ」「感電」や嵐の「カイト」を共同編曲されている方でした。あっぱれ。

そして演出の3人のうちの一人、中江和仁さん。
この方なんと「きのう何食べた?」も担当されていたよう。信じられない、めちゃくちゃ好きだ。映画化が待ち遠しい大大大好きな作品です。「嘘を愛する女」も。

2人目の池田千尋さん。
「クリーピー 偽りの殺人」(黒沢清さんと共同脚本)見た見た見た!!見ましたよこれも!結構衝撃的な作品でしっかり記憶にあります。

3人目の瀧悠輔さん。は、
見たことある作品はありませんでしたが(正直)今やってる「ガールガンレディ」や「3Bの恋人」に携わってる方でした!

そしてプロデュースの佐野亜裕美さん。
カルテット」のプロデューサー賞でエランドール賞を受賞されていて、そのほかに代表作で「この世界の片隅に」がありました。これがもう衝撃。私このドラマがとんでもなく好きだったんです。今まで見た好きなドラマランキングを作るなら確実にベスト3に入る。めちゃくちゃ納得。


...とまぁこんな感じでスタッフさんの経歴を見るのもすごく楽しい。興味ある方ぜひ見てみてください(^ω^)✌️やっぱりドラマは俳優さんと同じぐらいスタッフさんが大事!!


さぁ、来週の第3話は鹿太郎回!!!乞うご期待!!!楽しみ!!!

ていうか、ここまででもう3000文字超えてた(笑)「大豆田とわ子と三人の元夫」1本でどれだけ喋るねん(笑)


あー、面白かった!!

火曜日がこんなにも楽しみになるなんて。

ありがとう慎森。ありがとうとわ子。


長くなりすぎたので「着飾る恋には理由があって」はまた次回にします(゚ω゚)(笑)


もし最後まで読んでくださった方いたらありがとうございます(*´꒳`*)ラブ

ではまたね!( ◠‿◠ )👋

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