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「ルポ 誰が国語力を殺すのか」を読んで


タイトルにもある通り、
長い期間をかけてこの本を読んでいた。

地元にある小さい本屋さんに
平置きで置かれていて惹かれたこの本、

常々思っていた、
国語力の低下。

それは他人に対してではなく、
自分に対して思っていたこと。

スッと言葉が出てこない。
語彙力の乏しさ。
主語が抜ける。
最初と最後で違う話になっている。
文になっていない。

これらのことをよく思っていた。
そんな時に出会った本、手に取らずにはおられず

読んでみるとすごく面白かった。

本の後半に出てくる開地日本橋学園では、
中学3年間を通して道徳の授業で
「哲学対話」を行っているらしいです。

哲学対話とは、答えのない問いに対して、
クラスのみんなが意見を出し合うもので、
「友達がいる意味は何か」
「魚は何を思っているのか」
「言葉と感情はどうしてつながっているのか」
「いいことをしても報われないのはなぜか」
など、意見を積み重ね思考を深めていくらしい。


なんとも羨ましい...
答えがないことを話している時って、
私はすごく自分の意見が言いやすくなるので好きです。

いいですね、哲学、
哲学って単語だとすごく堅苦しく感じて、
あまりちゃんと考えたことがなかったけれど、
哲学の本も読んでみたいと思いました。


すごく気付かせてくれることが多い本でした。
気になる人はぜひ読んでみてください、
すごくおすすめです。

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