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歯事情


どうも!
一日中ポジションが決まらなくて
仕事中スキあらばまさぐるスコウスです🗿


最近の私の歯の事情をちょっぴり。



ただ虫歯が痛いだけなのです。
普通なら歯医者に行って治してもらうだけ。


なのに私は運が非常に良くて
「事」が複雑にややこしくなっていく過程が
ネタとなり面白いから書き記したいと思います。


1.    土曜にねじ込む社畜予定スケジュール


まずはボロッと欠けてしまった歯。
奥歯なので食べた物が詰まりまくる毎日。


早く歯医者さんに行きたいが
社畜なので日曜日しか行けないが
日曜日にやっている歯医者が無い。


なんとか土曜日を休みにして
土曜日にやっている歯医者さんに行きました。


私「明日歯医者さんに行ってくるからお金ちょうだい。」
妻「えー!今無いわ。明日銀行からおろしとく。」


明日行くのに明日貯金をおろす。
間に合わない!
仕方ないからお小遣いのビール代で
なんとかしましょう!


翌日妻からもらった金額は二千円なり。
二千円を銀行に行かないと無いという
スコウス家。



2.   ツケ


さて気を取り直して当日!
土曜日の仕事帰りの夕方16:30の予約に
なんとか間に合いました!


保険証を忘れて
何しに来たの?顔をされるスコウス。


受付嬢「保険証が無いので今日は実費負担になります。」
スコウス「えっ?2千円しか持って来てないのでツケで何とかなりませんか?足りなければ明日また払いに来ます。」


最終の予約の私。
私が終われば帰られる受付嬢。


最後に変なのが来た。
すいません。
だいたいいつもこんな感じで生きてます。


「ツケ」の口約束が成立したので
さっそく診察室へ。


先生に口の中を見てもらう。
先生「〇〇がC。〇〇がD。」
受付嬢「スコウスさんはお子様がもしかして〇〇さんと言う名前ですか?」
スコウス「あーあーあー」


口を開けたままで伝える方法を
知らない私。


先生「どうぞ、うがいをしてください。」


うがいをして、受付嬢が言うその名前が
娘の名前であることを告げる。


受付嬢「先月娘さんが来られた時に保険証を確認してます。
会社の名前は〇〇ですか?」


スコウス「あ、はい、そうです!」


受付嬢「良かった。では3割負担の料金で今日はいけますので。」


微笑ましく眺めてくれている先生。
先生は私と同じくらいの歳の男性である。


先生「では次にレントゲンを撮りますのでこちらにどうぞ。」


レントゲンをパシャリ。


その画像がモニターに映し出され、
説明を始めてくれる先生。


「これが欠けてしまって痛んでる虫歯の親知らずです。
綺麗に上むきに生えているので抜くのは簡単なんですが、
ひとつ問題がありまして・・・」


「はい。」


「根元を見ていただきたいのですが、
ここが神経の動脈になってまして、
そことこの親知らずが重なって写っているんです。
横からの画像のみなので何とも言えませんが、もし
神経の動脈とこの親知らずがくっ付いていた場合、抜くと後遺症が残りまして、例えばずっと唇がシビれているとか、舌の感覚がなくなるとか・・」


「イヤです!」


「立体的に3DでのCTスキャンをすれば神経とくっ付いてるかいないかが
分かるのですが、ここにはその装置がありません。」


「一か八か・・・・ですね?」


「いえいえ、それでも良いと言うならやりますけど、
紹介状を書きますので大阪大学の歯学部なら専門医がたくさん
おりますし、私もそこ出身でして、このような手術的な治療は毎日行なっておりましたので。ただ・・・」


「ただ?」


「土日はやってないんですよね。平日のみです。」


先生が私の社畜スケジュールの心配をしてくれている。


「土日に休めるようにあと何ヶ月か掛けて頑張りますので、
紹介状をください!」


「わ、わかりました。では書けたら連絡するので
今日はこれで終了です。またその時に保険証も持って来て頂けますと・・・」



私と同じくらいの腰の低さに私は深々とお礼をして
その日は終了しました。



歯が欠けただけでまだ痛みまでは無かった
懐かしい数ヶ月前の話。


〜つづく〜


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