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2021年度 チーズプロフェッショナル二次試験受けてきた。

今日はざっと昨日受けた試験をおさらい。
10/4にC.P.A(チーズプロフェッショナル教会)が主催するチーズプロフェッショナルの二次試験を受けてきた。

一次試験は知識を問う試験で、二次試験は本来テイスティングと論述。

今年も引き続きコロナの影響があったので、テイスティングあるかな〜去年はなかったしな〜と思ってたけど、やっぱりなかった。

試験案内の通知には「テイスティング」ってはっきり書かれていたのに...。

この日のために高いチーズをたくさん買ってよなよな食べていたので、「いやないんか〜い」と心の中でツッコミを入れた。

覚えている限りだと、以下のような問題構成。記憶をたどって書いているので、細かいところの差異は許していただきたい。

大問1.ブルーチーズの写真があり、原語、外観、テクスチャーなどの情報を書く。
ブルーチーズはロックフォール。MG/ES、村の名前も答えさせられる。

大問2.大問1.で問われたブルーチーズをお客様に提案する問題。
ブルーチーズの魅力が伝わるようなチーズプレートを考えて記せと。図を使っても良いという注意書きがあった。

※●お客様のペルソナ
・お酒が飲めない
・ブルーチーズを初めて食べる
・イートインの利用、単体でなく、チーズプレートとして食べる

とツイートしたが、ノンアルでの提供を書かせるとは...。普段ノンアルでのペアリングを考えないので、試験中一瞬手が止まった。

チーズスクールでは多分対策はとられているんだろうな〜。恥ずかしながら独学+酒と合わせる前提の自分にとっては難しかった...。
個人的には「ふむふむ、なかなか良問ですな」と思った(何様)

大問3.チェダーチーズとゴーダチーズの違いについて。

テクスチャーや風味の差異を書いて、製法の違いを書く。
ここになぜか小問で「ラングルとシャウルスの共通点」を記号から選ぶ問題が1問はさまっていた。

4.自分がチーズ講師で、パン製菓学校(?)の生徒30名にチーズセミナーを開くとしたら?という設定の問題

予算は15,000円で、2種類のチーズをそれぞれ何g用意するかや、なぜそのチーズをセレクトしたか、セミナーのテーマは何にするか、どんな方法でチーズの魅力を伝えるのかという問題。結構回答の自由度が高いと思う。

5.チーズの写真を見て、POPカードを作る。(チーズショップの店員の想定)
実際の写真はサントモール・ド・トゥーレーヌ。
原産国、乳種、タイプ、値段、特徴、合う飲み物などをPOPに記入する。実際に店頭に置くのを意識して文字の体裁も考慮することと注意書きが...。センスも問われるんかーい。

という感じ。試験時間は1時間で、所感としては時間が足りなかった。一応回答は全て埋めたものの、見直しをする時間がなかった。

問題としては、全体的に知識を問うというよりも、チーズを扱うプロとして現場に立ったときにどんなことを考えるか?ということを問われている感じ。回答の幅は広いと思うけど、どんな採点基準なのか気になる......。

とりあえず覚えている限りなぐり書きしてみた。個人的には「難しかったけど、結構頭を使ったので面白い!楽しい!」と思った。受かってるかどうかは50/50。

とりあえず受験者の皆様、お疲れさまでした。

娘のオムツ代とバナナ代にさせていただきます。