スマホ買い換えの購買プロセス(HUAWEI P10 liteからXiaomi 11T Proへ)
この記事は、主にマーケターを対象に、スマホ買い換えの購買プロセスを記載してます。スマホの販売などに関わっているマーケターに届けばうれしいです。
また、スマホ買い換えの情報収集にできるだけ時間を割きたくない人にとっても役に立つかもしれません。特に私のように、ガジェットの類に興味がないけれども、ストレスフリーに使いたく、かつ予算にはこだわりがない方です。
前提
ガジェットの類に興味がなく、なるべくスマホ買い換えについて考えたくないタイプです。判断に必要な情報をさらっと集め早めに決めたい、同時に、自分の選択に安心感を持って決めたいと思っておりました。
購入前の背景と課題
ストレージ不足により、
①動きが遅い
②新しいアプリを入れるためには何かアンインストールする必要がある
といったストレスがありました。(32GBしかなかった)
カメラの質が低いなど他のマイナスポイントもありましたが、そもそも写真をとる習慣がないため大したマイナスポイントではありません。
長い間、上記2つのポイントに軽く悩んでましたが、日常使いには問題がなかったため(バーニングニーズではなかった)、ダラダラと使い続けておりました。今思えば、もっと早く買い換えればよかったなと。
買い替え検討のきっかけ
プライベートの環境変化により、これまで以上にアプリを入れる必要が出てきたため、本格的な検討を開始しました。
どうやって商品を探し、どこで買うか
①ネットで買う
②家電量販店で買う
③携帯ショップで買う
この3つの選択肢があることをYouTubeをみて理解しました。
携帯ショップは説明が長く、ちょっと高い、代わりにサービスは豊富と理解し、「そこまでは要らないな、けれどもネットで買うだけだと分からないことをプロに聞けないなぁ」と思い、家電量販店にしました。
HUAWEIのスマホを買ったときも、家電量販店(ビックカメラ)だったのでその影響もあります。
家電量販店であればどこでも良かったのですが、結局、今回もビックカメラで買うことに。よく行くエリアに店舗があったためです。
2回に分けて店舗に行き、2回目で買いました。一回目は5月初頭、スキマ時間に軽めに情報収集するために行きました。
スタッフさんにおすすめいただいた機種をYouTubeやGoogleでサラッとレビューを見て安心するためです。
店員さんにヒアリングして整理した購買検討軸
自分のスマホはストレージが少ない程度の知識しかなかったため、店員さんに「他のお客様は、買い替えの際にどんな軸で比較検討されてますか?」と質問し、優先事項と非優先事項をまず整理しました。
【優先事項】
・処理スピード(RAM)⇒元は3GBなので6GBか、それ以上
・ストレージ⇒32GBから128GBか、それ以上へ
・SIMフリー希望
・おサイフケータイ使いたい
・買い替えが面倒なため、長く使いたい
【非優先事項】
・カメラの性能
・予算(必要なら高めでも良い)
これをスマホのメモ帳に整理したので、あとのやりとりが簡単になりました。
「こういう軸で探してるんですが、おすすめありませんか?」と伝えることで、家電量販店のスタッフさんとのコミュニケーションがスムーズにいきました。
直前に、買う機種を変える
初回の情報収集時におすすめされたOPPO Reno5を当初は買う予定でした。
理由はこんな感じです。
・第三者のレビューを見てもメリットが多く、デメリットがほぼない
・先述した優先事項をすべて満たしている
・店頭ランキングで販売数一位みたいな安心できる情報
ただし、どうしても処理スピードが6GB、ストレージが128GBで足りるだろうかと思い、しばらく決めきれていませんでした。
条件がいい割に、価格が安め(3,4万円ほど)のことに不安を覚えたことも影響しています。自分にとっては、価格やコスパよりも、買い換えが面倒なので長い間ストレスフリーに使いたいことが最優先だったためです。
そこで、店員さんに「もっと予算高めでいいので、同じような条件を満たしており、処理スピードとストレージが高めのおすすめ機種ありますか?」と聞きました。
そこで提案いただいたのが、Xiaomi 11T Proでした。
処理スピードが8GB、ストレージが256GBだったので、これなら当分大丈夫だろうと思い、ほぼ即決しました。(正確には、Googleでレビューを1記事だけ見て安心してから購入)
この体験から学べること
・言うまでもないが、レビューを書いてもらうことは大切(Googleだけでなく、YouTubeでも)
・見込み顧客に、お客様がよく考える比較検討軸を提示することで、意思決定のスピードアップをサポートできる
・購買検討者は何かしらの不安を抱えており、不安を解消するための情報を用意したほうがいい
以上です。
この記事があれば、将来の自分がスマホを買い換える時ラクだろうなと思いました。
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