「言い訳を用意する」マーケティング施策
どうやったら伝わるかなぁと悩みましたが、結局わかりにくいタイトルになってしまいました。。
本記事を書くきっかけ
先日こんなつぶやきをしました。
どうして、この思考をしたか、背景をメモします。
個人的にぼんやり考えていたことですがちょうどいいので、言語化しておきたいと思いました。(これもまた、「言い訳」)
要点
・前提、本記事中に用いる「言い訳」はネガティブ要素はなし。一般的にはネガティヴな意味で使われる言葉だが。
・少しでも勇気のいるアクションや、何らかの理由で躊躇してしまうアクションの場合、一部のユーザーは、アクションを起こすための「言い訳」を求めている(仮説)
・サービス提供側が、「言い訳する機会やきっかけ」を用意することで、心理的障壁を打破できる可能性もあるのでは?
事例:マッチングアプリをケースに
・例えばマッチングアプリのプロフィール欄には、「友達の紹介ではじめました」と記載されているケースがよくある
⇒ 考察するに、この一文をあえて載せるのは、マッチングアプリを始めることに抵抗があったり、勇気が必要だったりしたのでは?と。
「友達に招待されたから始めた」という「言い訳」を用意することで、「始めるのちょっと怖いな〜、知人に知られたらちょっと...」という心理的障壁を破ろうとしているのでは、という仮説がある
なにもマッチングアプリだけでなく、FacebookやInstagramなどでもそうでしょう。
「久しぶりの近況報告ですが・・・」「生存報告もかねて・・・」といったフレーズを目にした方もいるかもしれません。
これもまぁ、「言い訳」の一種だと考えています。
こんな課題を解決できるかも
上記のようなアイデアをブラッシュアップすることで、ユーザー登録しているものの、「投稿する」など能動的な特定アクションまで至っていない課題を一部解決できるかも...と思いました。
「言い訳」をうまく活用していると考えた(仮説)事例
あくまで仮説ですが、「言い訳」をうまく活用していると考えた事例を記載しておきます。
①「生涯破損保証」
→ 「割れても保証してもらえるし、多少高くても、買っていいかな」と思う顧客が一定数いそう
→ 顧客が、購買時に自分/他者を説得するための言い訳フレーズになっていそう
②曜日ごとに、マクドナルドを買う理由の例を明示
以上、備忘録でした。
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