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市役所にて。私はお客様なんだっけ?

先日、子どもの学校の手続きのため、市役所へ行った。

入ってすぐに、なんの用件かを尋ねられて答えると、「この資料を書いて、受付票を取ってくださいね」とのこと。

その通りして待つこと数分。
窓口から番号を呼ばれ、手続きをする。

何度か「お客様」「お客様」と呼ばれ、手続きが終わったあとには「お車ではありませんか?」と聞かれた。無料の駐車券が用意されているのだ。

私はバスで来たので、「大丈夫ですよ」と伝える。
ありがとうございました、と頭を下げられ、市役所をあとにする。

私は、お客様なのかなぁ?
個人情報をあつかう以上、名前を呼ぶことは難しいのだろうけれど、お客様って呼ばれるのもなんだかもにょもにょした。

窓口の担当の人は、おそらく同じ市内に住む同じ市民だろう。

たまたま、その人は市役所で働く人で、私はこの市に住む上での手続きをしにきた人間だ。

なんかこう、もう少しほどよい距離感のあるコミュニケーションやそれを表す言葉がありそう、と思った。

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