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愛と個性について

私が携わっているfloweringセラピー®︎では、今ここにあることで自分の内にある真実の愛に出会うことをサポートしています。

内なる愛に繋がると、自ずと変容が起き、自分の人生を愛から生きることができるようになります。

私も、この根本変容をサポートしてくれるコースを5年前に受け、人生がポジティブな方向へと変化しました。

しかし、コース受講後も、今ここにあることを深める中で、疑問が湧くこともありました。

それは、愛である自分と、人間としての個性を持つエゴとの関係性についてです。

今ここにある時、私たちは愛です。
それは、真実の愛であり、揺るぎない深い安心感と、静穏に包まれ、満たされる感覚です。

この時、エゴは愛の中に溶けて、自分の考えや心配事を口にするのをやめます。
頭の中もとても静かな状態です。

これが私たち生きとし生けるものの中に流れる本質的なエネルギーです。
真実の愛とは、別の言い方をすれば”普遍の愛”とも言えるでしょう。

しかし一方で、私たちは人間です。
人間は誰もが共通してエゴを持っています。
人間として生まれたということは、エゴも必要不可欠な私たちの一部ということです。

では、エゴを生かしながら生きるにはどうすればいいのか?

それが、私が愛で生きるはじめの段階でぶつかった壁でした。

西洋占星術との出会い

疑問が解消されない中、私が出会ったのが西洋占星術を使って『自分を知り人生を創造する』ことをコンセプトにした講座でした。

その人が生まれた時の惑星の配置を表したホロスコープには、その人の生まれ持った性質や魂の目的などがこと細かに描かれています。

その人の生まれ持った性質とは、その人の個性であり、才能の種でもあります。
使い、活かし、育てることで、単なる個性にとどまらず才能として発揮していくことができるのです。

この講座で、自分の持つ幾つもの性質を知り、実際の自分と照らし合わせながら自己理解を深めることは、私自身のエゴについて理解を深め疑問を解いていくことに繋がっていきました。

エゴがどんなふうに生かされたがっているのか、自分にとっての自己実現とはどんなものなのか、だんだんと腑に落ちてきたのです。

そして、最近気づいたことがあります。
それは、ホロスコープには「愛である私」と「人間としての個性」のどちらもがまるっと描かれているんだ!ということです。

ホロスコープの円に描かれた惑星の配置やハウスと星座の組み合わせなど。
これは人間としての個性を表しています。

そして、ホロスコープの円そのものこそが、愛である私を表しているのです。

つまり、私たちはみんな愛を土台に生きていくんだよ、ということ。
愛を土台に個性を発揮して生きていくことが、人間として目覚めて生きるということだと、ホロスコープの図全体が教えてくれているように思えるのです。

個性的な愛で、豊かな世界を生きる

現実社会を生きる時、floweringセラピー®︎では、「片足を今ここに、もう片足をマインドに」ということを伝えています。
私はこの言葉が好きで、エゴ優位になって疲れた時には、合言葉のように口にしてみます。

今こことは、愛の次元。
マインドとは、エゴが発揮される社会生活という場です。
そこには時間という概念があり、さまざまなルールやストーリーがあります。
自分とは違った個性を持ったたくさんの人と、関わり合いながら生きていくことになります。

「片足を今ここに、もう片足をマインドに」というあり方は、軸足を愛に置き、マインドの世界の中で、豊かな個性を発揮して生きるということです。

その時、愛とエゴとの関係性に調和が生まれ、他者とも調和して生きていくことができます。

そんな自分でいられる時、世界はとても彩り豊かで優しいものだということ、人生にはたくさんの可能性が秘められているということに気づくことができるでしょう。


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