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思っている以上に「愛神愛隣」

かなり利己的な人間であると、自覚している。
その一方で
「なんで、気にするかな。放っておけばいいのに」
と呆れるほど、おせっかいな部分もある。

その理由が(根源?)が、
こちらのnoteのおかげでわかった!
記事にいいねをいただいて、記事を読みに行ったら
とても素敵なアイデアがつづられていて・・・

そこに、「愛神愛隣」の文字を発見。
ーーーーびっくり! 翻って、はらおち。

そんなに愛校精神があるほうじゃないし、ましてや洗礼を受けたりもしていない。ほかの学校の朝礼の代わりに礼拝があるから出席してただけだし、校歌を何度も繰り返すよりは、讃美歌にお気に入りをみつけてハモるほうが楽しかったから歌ってただけだし。
まぁ、週に一度くらいは、少ないおこづかいの中から献金をしてたなんて、いまから考えると立派な中高生だよなぁと思うけど。
先生に頼まれれば檀上に立って聖書の一節をひきながら、体験談を話したりもしたけれど。

嫌々 でもなかったな。
それに、
毎日やっていたら、
しらんまに、私の思想の一部になっていたのかしらん と思う。

洗脳されちまったのかっ

なんて恐ろしいことではなくて、まぁ、でも洗脳なのか?しらんけど。

自分の生活がカツカツでなかったら、
学生さんを下宿させる
的なことは、アリ寄りのアリだと時々考える(けっこう、ガチで)。

大阪で商売をしていた父のもとには、ときどき得体のしれない人(あくまでも娘の私から見て)がやってきた。ときに食事を食べさせ、ときに泊まらせ、ときには長く滞在していく人もいた。
もともと上に兄と姉が合わせて3人、父が営む学習塾にやってくる大勢のお兄さんお姉さんたち、学校の先生ではない「先生」をやってくれる変な大人たち(たぶんすごく頭はいいんだけど、教職には合わないタイプの)にもまれて過ごした。

だから、知らん人がいても、父がOKなら、私もOK♪ だった。
世間的に「エリート」と呼ばれない人の中にも賢い人はいるし、「社長」という肩書を持つ商売人たちは、昼間から酒を飲んだりしながらも、けっこうバリバリ稼いでいて、顔が広くて、父が相談すると力を貸してくれるようだった。
応接室にお茶を持っていく手伝いをしては、そんな謎の大人たちの会話を聞くのが好きだった。

そうそう…
大学のリカレントでご一緒していた、大学院生のキュートで賢い女性。卒業後どうするのかと思っていたら、姫路から京都に引っ越していた。そして、居候をはじめていた(さすがっす)。
ちなみに彼女は、図書館とコミュニティについて研究していた。卒論について発表しているのを聴かせてもらったが、公共施設における隣人の愛し方を教えてくれる内容だった気がする。

いまになって「拡大家族」が注目されたり、共感資本の形として見られたりすることが増えてきたけど、私は昔から、そういう家族のほうが、オリジナルの家族に比べて、より家族っぽい 感じで受け止めていたのかもしれない。

「自己責任」や「自助」を強調しない派の人でも、
できれば、他人には迷惑をかけないようにしようとか、周りにみっともないところは見せたくないとか考えているようだし。
そうした考え方を裏返すと、自分が手を差しのべることも、できるだけないようにしておきたいという守りの気持ちが強くなってるんかなぁ とも思う。

なんでかな。

私より、ずっと豊かで、余裕があるように見える人でも
いやむしろ
少々のことでは困らない盤石なリソースをもっている人ほど、いま手中にあるものを侵されてなるものか!と、頑なになりがちな気がする。

さきの都知事選挙を総括して、精神科医の和田秀樹さんが
日本人って共産党が嫌いだね みたいな話をしておられた。

「共産主義」
ってワードが強すぎるし、他の国の一部事例を見て、悪印象を抱いていたり、従来の流れとギャップがあるので積極的に支持する人が少ないのは、まぁわかるんだ。

けど、採り入れられる考え方もあるよね、
くらいのスタンスで、まじりあえないですかねぇ。
・・・と、誰に問うでもなく、頭の中でグルグルと自問自答している私は、自分で思っている以上に
「愛神愛隣」
なんだと気づいた次第です。はい。
(それにつけても、あいしんあいりん は、一発変換してくれないのな。当たり前?)

老害がのさばる国はイヤだけど、老人はみんないなくなればいいとは思わない。志に共感できれば寄付やクラファンに参加すればいいけど、しっかり技量を生かしたなら商売として稼ぐこともわすれないでいたい。

そんな私を、
中途半端などっちつかず
と評する人がいたとしても、私は当分いまのままでいく。
もちろん、まずは自分を愛する。最初に書いたとおり、利己である。
けど、それだけでは余ってしまうくらいの愛情を持っているつもりだから。


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