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海外ひとり旅のススメー準備編ー

気がつけば、ひとり旅をするようになってもう随分経つ。初めての海外ひとり旅は、大学時代にアメリカに留学していた頃、アメリカ国内を旅行するようになった頃くらいだろうか。だけど私は正直言って旅の上級者ではない。たくさん失敗もするし、忘れ物もする。それに加えて無計画な性格だ。だからこそできる限り日本でしていける準備はしておきたい。

インターネットの発達した現代において、海外旅行というのは年々便利なシステムが整ってきている。ここ数年私は2年に1回のペースでチェコ共和国にきているけれど、2年前とはすでにいくつかの変化がありそうだ。今回は、旅慣れている人にとっては基礎編となりそうなので、もう、もはや読まないでほしい。ちょっとドキドキしながらひとり旅してみようかな、と思う人のために、そして何年先にあるかわからない次の海外旅行をする私に向けて書いておこうと思う。

とにもかくにも航空券をとるぞ

旅の準備は、とにかく航空券を予約するところからはじまる。
なんとなく旅に出たいなぁって言う気持ちってふと日々の中で思う時あるじゃないですか。
よっぽど強い動機や物理的心理的理由がない限り、自分だけのための旅というのは贅沢で、罪悪感や先の予定を定めてしまうには不安が伴ったりする。

ひとり旅で一番大事なのは「自分のタイミング」と「勢い」。
第一ステップはとにかく航空券。兎にも角にも航空券。

それさえあれば、あとの準備は直前になってもなんとかなるのだ。というか、お金も時間も仕事もなんとかするしかなくなるから。
いかんせん航空券はタイミングを逃すと高騰するし、タイミングを逃すと旅には永遠に出られないのだ。

私はたいてい Skyscanner(スカイスキャナー)というサイト・アプリを使って調べている。Kiwi.com というサイトも有効らしい。どちらも、乗り継ぎ含め最安値のルートを提案してくれるサイト。気になる航空券にはチェックをしておけば、その値段が変わったときに教えてくれたりする機能もあるらしい。

Kiwi.comはまだ売り出し中のようでキャンペーンもやっているので割引などがきく場合もあるかもしれない。

そしたら次はホテルだね

これも基礎編にはなるけれど、なんだかんだで私はたいていの宿を Booking.com でとっている。というのも、「地名 ホテル」や「地名 ゲストハウス」などで検索するとたいてい検索結果に出てくるからだ。宿泊というものにどれだけ重きを置くかというのは本当に千差万別なのでここはさらりと書いておきます。

最近気が付いたけれどBooking.comではタクシー事前予約というサービスもある。直前すぎると予約できないけれど、ホテル予約と合わせてタクシーまで予約できるってすごい。アプリを使ってUberなどを呼ぶ手もあるけれど、何せホテル予約の流れで一括でできてしまうのは楽だし間違いがなさそうだ。特に飛行機で到着したその日など、疲れている日や不安のある日に事前仕込みができるのは嬉しいのでは。

Booking.comはキャンセル無料の予約ができるところも多いが、予約時に支払いを済ませるような形にすると割引になる場合もある。

ちなみに今回のプレスツアーに関してはチェコ政府観光局様のご協力により、おすすめのホテルに宿泊させていただいたので、そちらものちのち紹介して行きます。どれもすごくいいホテルだったので間違いないです。

AirBNBのススメ

ふだん私は比較的安値の宿を探しているので、宿はAirBNB、いわゆる民泊のサイトでも探す。地図と価格帯から選ぶことがほとんどだ。

AirBNBもBooking.comもゲストハウスの情報が合わせて出てくるが、私は海外ではドミトリータイプの部屋はあまりとらないようにしている。それは荷物の心配をしなければいけないという不安が大きい。だからこそ安めのホテルなどが見つからない場合は、個室で泊まれる安宿という観点でAirBNBで探して見ることが多い。そうするとアパートの一室を貸しているような貸主が結構いたりするものだ。これは日本でも同様のことがいえる。実際、今回の旅でも、一泊2000-3000円で個室に泊まれるAirBNBは重宝した。

AirBNBの注意点

AirBNBは空き状況以外にも、宿泊者の承認が必要な場合もあり、プロフィール写真や文章などもきちんと設定しておかないと、安全な宿泊者かどうかという見極めで承認をされない場合もあるかもしれない。

私がAirBNBで一番苦労するのは、「宿を見つけて、鍵をあける」という点だ。第一に、民家の住所を元にGoogleMapなどで場所を特定してたどり着く必要があることは前提で、さらに貸主と時間をすり合わせて鍵を受け取るか、無人の状態で鍵を受け取る必要がある場合もある。それぞれの家によってルールが異なり、キーボックスの番号を聞いて開ける場合や、最寄りのホテルのカウンターで受け取るなどの場合もあった。つまり、ある程度のやりとりが必要で、「英語力」が必要な場合があるということ。とはいえ私は英語力以前に、ヨーロッパの鍵に慣れられず、鍵がうまくあかない…という事態が何度かあった。しかし無人チェックインの場合はとにかく自分であけるしかないのでがんばりましょう。

また、ホストのおうちに泊めてもらうような場合、「門限」がある場合があるので、きちんとハウスルールは確認しておきましょう

ウィーンでは韓国人ホストの方の宿に泊めてもらい、アメニティやホスピタリティーが非常になじみあるものであたたかくてうれしかった。またあるときプラハで、ウクライナ人家族のお宅に1週間ほど滞在したら、滞在中にホストが犬を飼い始めた(!)という出来事もあった。その国に暮らす人の生活がかいま見えたり思いがけない出会いがあるのも事実で、なかなか刺激的だ。

私は今までAirBNBで危険な目にはあったことがないけれど、レビューがあるかどうか、つまり今までに一定数の旅行者を受け入れているかどうかは事前に確認した方が良い。

忘れちゃいけない通信環境

現代においては、特に方向音痴のわたしにとってはGoogleMapは命綱。なので超超超大事!通信環境。
PocketWifiなどのルーターをレンタルして持参する人も多いことでしょう。
ですが私はいつからか、SIMフリー携帯+海外のSIMカード挿入、派となりました。

今までは現地でSIMカードを買っていたのですが、どうやらAmazonなどで事前に購入することができるらしいと知り、出国前に購入。その際行く国に対応するカードを購入することが大事である。

私は今回、フランス・チェコ・ハンガリー・オーストリアに行く可能性があるので対象国を確認のうえ購入。あとは使用期間や容量にあわせて選ぶ。もちろん他のキャリアもたくさんあるが比較的コスパの良さそうなThreeに決定。

しかし……!!現地で冷や汗をかいたできごとがひとつ。
今年に入ってiphoneXに機種変更をした私。この携帯で一度も海外渡航をしていなかったので気がつきませんでしたが…なんとSIMロックを解除していなかったのでした。冷や汗をかきながらプラハ空港で調べてわかったことは、SIMロック解除はオンラインで簡単に行うことができること。auの場合ですが、あまりにあっけなくボタン操作ひとつで簡単に解除ができ、ことなきを得ました。

Wifi環境があるときはWifiを使うのできっと足りるはず…3週間で2100円ですむのでこれは安いな…と思いましたが結局旅の終盤ですこし容量が足りなくなり残り4日というところで約2000円のトップアップ(チャージ)をしました。ちょっとややこしくてコスパはいまいちで、もったいなかったです。

電源環境も整えなくては

これも当たり前ではありますが、対象国の電力タイプを調べて変換プラグを購入。だいたい使うのは充電系なので、変圧器などを持参するよりUSB口+コンセント口となっているようなマルチタップの電源コードを購入して変換プラグを使ってさすのが便利かなと。
私はこんなものを持って行きました。電源はデジカメ充電+モバイルバッテリー充電+海外対応のヘアドライヤーに利用し、USBはiPhoneとときどきiPadという感じでフル活用しました。

重量制限と便利グッズ

とにかく私はいつも重量制限と戦っている。(私だけ?)

大きな荷物は体重計にも乗らないことが多く、どうやったらうまく測れるのか?と悩んだりしていました。空港ではかるとお金をとられたり、公衆の面前でそんなに何回もはかるのは気がひけるもの。

そしてこんな便利グッズがあったので買ってみた。荷物のはかりというやつだ。形はいろいろあれど、とにかく吊り下げるだけで重さが測れるのだからすぐれものだ。

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しかし、行きの飛行機では持ち込み不可のもの持っちゃってるという超初歩的ミスを犯しました。

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エミレーツ様にすくわれる形でことなきをえました…。持ち込み不可のものを持ってしまっていても、救済策があるかもしれないので空港スタッフの方に確認してみましょう。

クレジットカードの準備

いつもどうしてたっけ?と迷うのはお金のこと。きっとみなさまそれぞれに対策があると思いますが、今回私がした準備はこれ。

今回私は「Visaデビット」カードを作りました。タッチ決済ができるカードが欲しかったからです。こういうマークが付いているカード。

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実際、チェコでもオーストリアでも、たしかパリでもハンガリーでもカードは使用できました。特に重宝したのはチェコの交通機関。以前はトラムや地下鉄の駅で切符を購入する際に現金だとコインを持っていなければいけなかったのが、ピッと決済できたのが非常に便利だった。新しい車両であれば車内で決済することもできた。

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ちなみに土壇場でカードをつくった私は、即日発行ができたりそな銀行でつくりました。あらかじめまとまったお金をチャージしておきそこから支払っていくデビットカードは、アプリで残額確認もできたのでメインで使っていきました。ただしまれになぜか使えないことがあったのでもう1枚別種類のクレジットカードは持っておけると安心。そちらのカードで海外保険にも加入。

旅に忘れ物とトラブルはつきもの

なんの名言にもなりませんが、どれだけ準備してもいろいろと不測の事態はおこるものです。

だけど目的地についたときの感動って、なんだかいつも新鮮だ。

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とにかく楽しんで、無事に帰ってこれればそれでよし。そして帰ってくるとまた全てを忘れているので、自分のこれを読み返して思い出すことにしようと思います。

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絵はんこ作家 あまのさくやです。1985年生まれ。チェコ親善アンバサダー。ラジオ好き。若年性認知症の父と、がんで逝った母についてのエッセイ「時をかける父と、母と」が、現在cakesにて連載中です。お仕事依頼はこちら→sakuhanjyo@gmail.com