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【コロナ後の管理組合】長期修繕計画、大規模修繕工事の進め方とチェック事項①

まず初めに、これはよくある管理会社を叩くだけの記事ではございません。私は以前、とある大手管理会社にて数年勤務していましたので、内情と実際に関わったマンションの実態を知ったうえで、いわゆる「コロナ後」に差し掛かった今、本当に管理組合の方にとって良い運営とは何かをテーマに筆を進めていこうかと思います。

はじめに

マンションの区分所有者の方は主に輪番表に基づいて順番に理事会役員となり、管理組合の運営を一般的には1年行っている事と思います。そしてほとんどの管理組合は管理委託業者と共に、月1回~程度の理事会にて議題を進めて、懸念事項や今後の計画を練っていることでしょう。

中でも、大規模修繕工事やエレベーターの改修、機械式駐車場の更新等、莫大な予算を投じて実施しなければならないタイミングで役員になられた方はお悩みの事も多いかと思います。特に戸数の少ないマンションで管理費の滞納者が居たりすると尚更ですよね。

多くのマンションは管理組合設立当初につくられた計画に沿って予算を決めていますが、まずは見落としがちな点をアドバイスいたします。そんな事は分かっていると言う方も、再確認してみてください。

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