必ずハマる!カメラ沼の世界【ミラーレス編】
このnoteを読んだ瞬間より、あなたのカメラLIFEは始まる…
スマホカメラで満足している君!
スマホも良いが、やっぱりカメラで写真撮るのは良いぞ!
3週連続でカメラの魅力について語るnote書きます。
第1週目【 コンデジ編 】
第2週目【 一眼レフ編 】
第3週目 【 ミラーレス編 】
今回は第3週目【 ミラーレス編 】を書いていきましょう。
ブログでもカメラのこと書いてます→menokuma
そもそもミラーレスとは?
ミラーレス(一眼)とは、一眼レフカメラのような鏡を使ったOVF(光学ファインダー)ではなく、EVF(電子ビューファインダー)又は背面の液晶を通して、景色を確認する構造のカメラです。
一眼レフは構造上、ミラーを通して像を確認するので、コンパクト化には限界があります。
ミラーレスの場合はこのミラー構造を無くし、コンパクト・軽量化を実現し、構造もシンプルなものになっています。
ミラーレスのメリットとは?
ミラーレスのメリットは、前述のようにコンパクト・軽量で荷物の量を減らすことができます。
またファインダーは、OVFのようなリアルな風景ではなくなりますが、EVFのメリットとして"情報"をファインダー内で確認しやすい。
私が挙げるメリットとしては、ピーキングや拡大機能で、被写体にピント合わせが容易にできる点がとても良い。
少しわかりづらいが、ピーキング機能を使用中はこのようになる。
(下の画像の白い点が、MF中にピント面に表示される。)
やはり肉眼では限界があり、ピントを合わせたつもりが、若干甘かったり…
(下手だからw)
要は電子ビューであれば、仮想的に撮影のサポートにもなる。
さらに暗い場所の撮影も、ある程度の小さな光源も誇張され、見やすく表示される。
がしかし、この点についてはチラつきの原因にもなるので、賛否両論と言ったところだろう。
リアルでは肉眼で判別できるかの小さな光を誇張される訳で、個人的には若干気に入らないが…。
(撮影後の写真に一眼レフとの大きな差はない)
オススメのミラーレス
ここまでの解説で、一眼レフとミラーレスの差は何となく理解できたはず!
(まぁほとんど、ミラーあるかないかだけど…)
ここからは、私が個人的に良いと思うミラーレス一眼を、センサーサイズ別で紹介していきます。
※価格は全て2020年4月現在の参考価格
マイクロフォーサーズ
ミラーレスのマイクロフォーサーズは、カメラ本体に加えてレンズも小型なものが多い。
広角・標準・望遠レンズ3本持ち歩いても、リュックに入るほどコンパクトで軽量。
ライトなカメラライフにぜひともオススメ。
LUMIX DC-GF9W ダブルレンズキット
価格は約5万円未満で、単焦点・ズームレンズが付属する。
残念ながら、このモデルにはファインダーがなく、背面液晶で撮影となるデメリットがある。
ファインダーがないカメラは、日差しの強い日中など、液晶が見えない・見えづらいデメリットがある。
オススメに挙げた理由として、この価格で「単焦点レンズ」がセットに含まれていることである。
多くのキットレンズは、標準・望遠ズームレンズが付属するが、ハッキリ言えばキットのズームレンズは、カメラにハマればすぐに飽きる。
(D7500のような高倍率ズームレンズなどは除く)
どんだけ安物でも、単焦点レンズを使うとカメラの魅力がすぐにわかる。
ちなみに一度、カメラ屋に「何で単焦点レンズのキットが少ないの?」って聞いたことがあります。
カメラメーカーがアンケートすると、標準・望遠ズームレンズが人気になるみたいで、要はアンケートの結果だそう…
(そんなアンケート見たことないけどw)
ちなみに本機種は、Amazonセールで4.2万円まで下がったと記憶しているので、セール時にチェックするのも良い。
OM-D E-M10 Mark III EZダブルズームキット
価格は約5万円前後で、標準・望遠ズームレンズの2本がセット。
前述のDC-GF9Wとは異なり、単焦点レンズのセットではないが、こちらのモデルは格安ながらファインダーがあるのでオススメ。
このセットを購入して、単焦点レンズだけ買い足すのも良い。
OLYMPUSの魅力は「強力な手ブレ補正」で、1秒のシャッタースピードを手持ちで撮影できる。
(焦点距離によるが…)
カメラ本体に、手ブレ補正機能が搭載されている機種は多くあるが、OLYMPUSの右に出る者はいない。
初心者に優しい価格で、4Kの動画撮影もできるコスパの良いカメラです。
OM-D E-M1 Mark II 12-40mm F2.8 PROキット
価格は約15万円前後と、やや高額になります。
本機は前述のE-M10の上位機種、OLYMPUSのフラグシップ機になります。
(OM-D E-M1Xという、サイズの大きなフラグシップもあります。)
OLYMPUSのOM-Dシリーズは、E-M1,5,10の順で数字が小さい方から上位機種となり、その後のMark I~IIIが世代を表します。
本機の世代はMark IIと一世代古いですが、その分コスパが良く、新品参考価格8万円ほどのレンズが付属します。
私の執筆した【コンデジ編】、【一眼レフ編】のカメラ紹介で使用している画像も、ほとんどがこのレンズを使って撮影している。
マクロ(近距離接写)から標準ズームまで撮影でき、解放F値は通しでF2.8と明るく描写力のあるレンズです。
レンズ代金をそのまま引けば、本体代は7万円ちょっとになるので、控えめに言って格安。
(予算があれば最新機のMark IIIもオススメ)
APS-C
APS-Cはフルサイズとマイクロフォーサーズの中間。
選ぶレンズ次第では、軽量装備に抑えることもできます。
また、フルサイズにはあまりない、便利ズーム(高倍率)なども多くあり、多種多様な撮影スタイルにオススメです。
EOS Kiss M ダブルレンズキット
価格は約9万円ほどで、単焦点・標準ズームレンズがセットです。
APS-Cのミラーレスで単焦点と、標準ズームレンズがセットでこの価格は安い!
また、本キットに付属の単焦点は、22mm(フルサイズ換算33mm)と広角寄りで、テーブルフォトなど様々なシーンで使いやすい。
Z 50 ダブルズームキット
価格は約15万円前後で、標準・望遠ズームレンズが付属。
Nikonのミラーレスは、「Nikon 1」シリーズを除けば、2018年からの参入と日が浅いです。
Nikonの一眼レフはFマウントでしたが、このZシリーズはZマウントという新しいマウントを採用。
レンズの種類こそ豊富ではないが、新設計のレンズは描写力も良く、Z50のダブルズームキットはコスパが良いのでオススメ。
FUJIFILM X-Pro3 ボディ
価格はボディのみで約20万円前後と高額。
FUJIFILMは個人的に、正直なところ価格は高めだと思います。
また、サードパーティ製(社外製)レンズも少なく、純正レンズも比較的高めの設定です。
さらに言えば、フィルムカメラユーザーをターゲットにした作りで、本機は他メーカー機種と比較しても使いにくいだろう。
しかし、私が触ったAPS-Cミラーレスカメラの中でも、描写力は圧倒的で、撮影写真の満足度は高い。
個人的にFUJIFILMの強みだと思う点はモノクロの表現力。
白と黒って意外に表現難しいんですよ!
しかし、FUJIFILMはモノクロ写真でも悶絶するほどキレイに撮れるw
そしてモノクロの描写力は、カラー撮影でも活かされており、他のカメラとは一味違った写真が撮れます。
フルサイズ
フルサイズカメラはボケ味、階調表現力は他センサーより高く、搭載機は一度は憧れるカメラになります。
ただし、ミラーレスとは言え、レンズは大きく重い傾向にあるので、コンパクトさはありません。
腰を添据えて撮影する機会が多い方にオススメ。
α7 II ILCE-7M2K ズームレンズキット
価格は約15万円前後で、標準ズームレンズが付属する。
SONYの最新機、α7 IIⅠ の型落ちモデルとなる。
最新機と比較すると、見劣りする性能ではあるが、現行機としてのスペックは充分で、余った予算でレンズを買い足すのも良い。
Z 6 24-70+FTZ マウントアダプターキット
価格は約30万円前後と高額、マウントアダプターと小三元の標準ズームレンズが付属する。
価格は高額だが、小三元と呼ばれる「F4通し」のズームレンズが付属するのが強み。
ちなみにズームレンズには「大三元」と「小三元」と呼ばれるレンズがあり、大三元はF2.8通し、小三元はF4通しでズーム全域で解放F値が固定で使える。
大三元…広角・標準・望遠ズームレンズ|ズーム全域でF2.8
小三元…広角・標準・望遠ズームレンズ|ズーム全域でF4
Zマウントの新設計レンズで、評判も良いレンズなので必要充分。
さらに、Fマウント→Zマウントのマウントアダプターも付属しており、型落ちの古いFマウントレンズを買えば、安くレンズを買い足すこともできる。
ただ、Z6の記録媒体はSDカードではなく、XQDカードとなるため記録速度と耐久性は良いが、記録メディアが高額になる転倒にも注意が必要。
α7 III ILCE-7M3K ズームレンズキット
型落ち紹介しといて新型も紹介するというw
フルサイズのミラーレスって思ったより少なく、今やこの分野においてはSONYが一番強いと言える。
なんと言っても高性能ながら価格が安いが魅力的。
初めてのフルサイズミラーレスで、レンズもなく予算も限られているなら旧型のα7 IIがオススメで間違いない。
α7 IIⅠがα7 IIと比較して魅力的なのは、圧倒的なAF性能とバッテリー持ちである。
小難しい話になるが、AFセンサー測距点(位相差検出方式)は旧型で117点、新型で693点と大きく異なる。
ぶっちゃけ、ここまでのAF性能が要るかは別として、バッテリー性能も旧型350枚に対し、新型は710枚の撮影ができる。
(背面液晶での撮影時)
1日撮影をするとして、個人差はあるものの旧型の350枚は少し心細い。
予備バッテリーを買えば済む話だが、新型の場合は2つで約1,420枚撮影できると考えれば、この差は無視できないだろう。
作例
それでは作例を紹介します。
私の愛機はOLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIで、Proレンズのキットを購入しました。
購入時はポイント込み実質9万円と超激安で、Proレンズ新品価格とほぼ同額でカメラ本体を手に入れたようなものです。
D7500を購入後、Nikon 1 J5を手放してしまいましたが、普段からリュックに入れっぱなしにできる、小さなカメラが欲しくなってしまい…
結局、こいつを買ってしまった。
付属するM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROは簡易マクロ・広角・標準ズームまで対応でき、ズーム全域でF2.8で撮影できる優れもの。
マイクロフォーサーズを持っている方は絶対持っておきたい1本である。
マイクロフォーサーズという小さなセンサーでも、使うレンズでここまでボケます。
使用したレンズはこちら
広角寄りの単焦点レンズは、被写体にグッと寄せて撮影すると、ボケがキレイに表現できます。
景色の撮影からテーブルフォトまで、幅広く使えるのが良い。
キットのProレンズを使用して撮影しました。
色味もボケ味も中々なものではないでしょうか?また、マクロ撮影ではここまで被写体を大きく写せます。
最後のタンポポの綿毛は拡大しても、綿毛一本一本の描写力がすごい。
このレンズを持ち歩けば、様々なシーンにも対応ができ描写力も文句なし。
最後はOLYMPUSの手ブレ補正が、どれくらい凄いのかを試した写真。
F13 1/3秒 ISO200 で手持ち撮影した写真です。
こうした人の動きを表現する写真は、シャッタースピードを遅くしないと撮影できません。
しかし、シャッタースピードを遅くすれば、手ブレしてしまうので三脚は必須。
しかし、OLYMPUSの手ブレ補正は強力で、上記の写真は手持ち撮影しました。
頑張れば手持ち1秒の撮影もできるので、恐ろしいほど強力。
まさに時を止めるカメラと言えます。
ミラーレスまとめ
3週連続でカメラについて書いてみましたが、よく考えたら一眼レフとミラーレスの大きな差は、ミラーあるかないかくらいの差w
若干、撮影写真の色味が違うとか言われますが、そりゃ構造が違うし同メーカー品でも、種類が違えばそりゃ変わるだろとも思います。
ミラーレスはカメラボディがコンパクトで軽量、あと強いて言うなら一眼レフより若干安い。
しかしコンパクトの利点は、フルサイズだと結局レンズは大きいので、あまりメリットを活かせないと個人的に思います。
レンズとカメラ本体の比重もバランスが悪い…
まぁ普段から重いレンズばかり使うこともないし、スナップ感覚で単焦点レンズ付けっぱなしとかだとメリットは大きいです。
ファインダーも光学・電子どちらもメリット・デメリットがあるので、好みで決めて良いでしょう。
(もしくは2台とも買っちゃえw)
【 総括 】
レンズ交換は嫌、撮影はライトにスマートに → コンデジ
キレイな写真撮りたい、重いのは嫌だ → ミラーレス
腰を据えて撮影したい、ストレスフリーな撮影 → 一眼レフ
投げ銭貰うほどの人間ではありませんが、投げ込まれた銭は私の体重増加に繋がります。