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夢は「資さうどん ベトナム店」!特定技能実習生の力で、人材不足解消に貢献していきたい。

 チャン フィ フン
ベトナム出身。10年前に来日し、「資さん」で働き始めて今年で8年目。
趣味はサッカー。
人事・採用・教育課にて、特定技能実習生のフォローアップ等を担当。


高校生の時に日本の魅力に触れたことがきっかけで、来日を志しました。街がきれいだったり、電化製品の性能の高さが、当時の私には、魅力的に映りました。
実際に来日してみて、思うのは「日本、やばい(笑)!」。良い意味でも、悪い意味でもです。
今でこそ、スムーズに会話ができますが、来日当初はかなり苦戦しました。また、日本人はベトナム人に比べて、仕事に対する責任感が強いと感じます。ベトナムでは自分が病気等で仕事が出来ない時は、家族が手伝ってくれることが当たり前にありますが、日本ではそれができません。働く時間はさほど変わりませんが、「日本で働くのは、大変だな。」と文化の違いに戸惑うことも多かったです。

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日本に来て、10年。「資さんうどん」で働きだして約8年が経ちました。始めは、資さんが運営してた「ちゃんぽん響」の店舗従業員としてスタート。その後、所属していた「ちゃんぽん響」の閉店をきっかけに「資さんうどん」に異動しました。「資さんうどん」はメニュー数が多いので、覚える事も多く、業務内容も多岐にわたりますが、働いていてやりがいや楽しさを感じました。メニューはもちろん日本語です。当時の店長に「お客さまと話すときは何と言ったら良いですか?」「おでんを欲しいと言われたら、どうするんですか?」と、細かい内容まで聞いて、全てメモを取りました。最初は、書くこと自体に苦戦して、店長に「書いて欲しい」とお願いしましたが、「自分で書いた方が早く覚えるよ」と、根気強く付き合って下さり、接客用語から料理の作り方まで、全て店長に聞き、自分でメモを取る。それを何度も何度も繰り返し、少しずつ覚えていきました。良い店長に巡り合えたことを、今でも感謝しています。

現在は、人事・教育・採用課で特定技能実習生のフォローアップを行っています。特定技能実習生が増えたことで、会社が新設した役割です。現在、「資さんうどん」で働く特定技能実習生は、約40名。全て、私と同じベトナム出身者です。いつも、皆の相談役として店舗を回っています。同じ体験をしてきたからこそ、悩みを聞いたり、アドバイス出来る事があると感じています。みんな、日本とベトナムの文化の違いや、日本語の難しさに苦戦しながらですが、頑張ってくれています。

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今、自分には夢が2つあります。
1つ目は、特手技能実習生の力で「資さんうどん」に貢献していくこと。
今、飲食業界では人手不足が深刻な問題になっていますが「資さんうどん」も例外ではないと感じています。「資さんうどん」全店に、特定技能実習生をアサインする事で、それを少しでも解消すること、また、特定技能実習生が孤立しない様に、きちんと「チーム」として、みんなで頑張っていこう!と、先頭に立って鼓舞できる存在になっていきたいです。
そして、もう1つ夢は「資さんうどん ベトナム店」の出店です!
以前、コロナ禍に入る前ですが、佐藤社長と話しをしていて「将来、ベトナムへの出店も可能性あるよ」と仰っていただき、とても嬉しかったことが、今でも忘れられません。
ベトナムは日本食文化が根付いており、麺も日常的に食べられるので、すぐに受け入れられるんではないかな。と思っています。遠い将来の夢にはなるかもしれませんが、そこに向かって、自分の出来る事から、1つ1つ、何事にも全力で取り組んでいきたいです。