東京で食べられる明石焼きの店

関西に帰った時なんかはよく天王寺にあるたこ八さんで明石焼きを3枚、4枚とバク食いするぐらい好きなんだけど
なかなか東京では明石焼きを食べられる店がないなぁと残念に思っていた

そんな時に
この前Xで秋葉原で明石焼きを食べられる店があるぞ
というのを見かけて行ってみた
秋葉原というよりも、位置的には御徒町に近い太幸結さんというお店

玉子焼き(明石焼き)

Wikipediaによると地元の明石周辺では、明石焼きとは言わず玉子焼きというらしく、太幸結さんでもメニューには玉子焼きとある
自分は神戸の須磨出身で明石にも近いので地元民と言っても良さそうだけどもっぱら明石焼きと呼んでいる
15個一人前なので、2人前頼むとかなりボリューミーなのでよほど腹ペコじゃない限りは一人前がいいだろう
ただ、一人前だと食べ終わった時にもっと食べたいと思うに違いない

よく食べる人と行って、3人前とか頼むとお腹いっぱいに明石焼きを堪能でてきて、おそらく満足度が高い体験になると思う
土、日は12時半から営業しているようで、12時半に訪れたところ数名並んでいて、すぐに一杯になり出るときには4名ほど並んでいた
並ばずに食べたいなら時間丁度に行くのが良さそう
明石焼きだけ食べる人も多そうなので回転は早そうではあるが
明石焼き以外のメニューも豊富で今回は頼まなかったけれど、気になるメニューも多数存在していた
どて焼きなんかも美味しそうに煮込まれていたのが目を引いた

ドリンクメニューもこだわっていそうで、ハイボールのウィスキーの種類が数え切れないほどあったのも印象的
店主がお一人でやられているので、ドリンクは基本セルフなのも面白い
好きな瓶詰めのサイダーを冷蔵庫から出して自分で瓶の蓋を開けて注ぐ

玉子焼き(明石焼き)は期待に全く反しない味で、これぞ求めていたやつ!となること間違いない
熱々で外は若干香ばしく焼色がついていて、それこそ我々のよく知る玉子焼きの焼けた端の部分のようなカリッとするほどではないけど、噛みごたえのある感触だが中は驚くほどふわふわ
あっつあつの出汁に薬味の三つ葉を絡めて食べると、とろけるほど柔らかい
中身は当然タコのみなんだけども、柔らかい生地に対してしっかりと大きく噛みごたえでアクセントになる感じ
一瞬で一つを食べ終わり、パクパクと口に運ぶと熱々なのでやけどしそうになるが食べる手が止まらない
気づくと残り僅かになっていてやっぱり一人前では物足りない
もう一人前!

こんなに美味しい明石焼きを食べられる店が東京にあるなんて!
感動
店を出る時に
「地味にめっちゃでかいっすね。全然気づかへんかった」
と店主に声を掛けられ何故か自分も
「ありがとうございます」
と笑えながら答えるやり取りも心地よい
また行きたい


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