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笑っていいともの話

お昼休みにウキウキウォッチングしていた伝説的番組がかつてありましたよね、そう、

笑っていいとも。

笑っていいとも──
平成26年に終了したお昼のお供番組。サングラスの男は毎日いるのだ。

かつてほぼ毎日放送していた「笑っていいとも」。僕は結構楽しみにしていてまさにウキウキ。もちろん小学生や中学校に通っていた時期なので、毎日毎日見られていた訳ではないのですが、たまに家にいるときは必ずと言っていいほど見ていました。終わってしまったときの喪失感たるや。

この間友達と話していた時のことです。

確かにその友達について前々から気になっていたことがありました。
渾身のモノマネ、タモリさんの
「あれ、髪切った?」
が何となく通じていないような感じはしていたんです。
ところが、

僕「お昼休みにウキウキウォッチンッ♪」
友達「・・・・・・。」
僕「あっちこっちそっちこっちいいとっもっ♪」
友達「・・・・・・え?」
僕「・・・・・・え?」
友達「いやなにそれ」
僕「・・・・・・は?」

まさかここまでとは。
僕と友達は二人とも平成生まれ。
いいともが終わったのが平成26年。
見てないわけがないのです。知らないわけがないはずなのです。

僕「”いいとも”のオープニング曲じゃん」
友達「あぁ...そうなの?」
僕「え?」

そうなのです。彼は「いいとも」をろくに見てこなかったというのです。
このご時世に!平成を少なくとも20年は生きた世代が!

僕「ていうか、タモさんのこともあんまり知らない感じ?」
友達「うん。地理好きのおじさんってくらいしか知らない」

絶句です。

そうなの?近頃の若者はタモリさんのこと、そんな感じでしか知らないの?
僕は近頃の若者じゃないの?ジェネギャなの?
なんだか違う設定や価値観で出会ってしまった世界線な感じがしてしまいました。(ん?聞いたことあるフレーズ)

僕だってタモリさんが芸人をやっていた時代のことなんか全然知りません。物心つくころには、お昼の司会のサングラスおじさん、物知りで音楽番組や生まれたての小鹿をやるサングラスおじさん、として認識していました。

だけどさ。だけどさ。限度ってものがあるんじゃん?一緒に口ずさもうよ?ウキウキウォッチンッ♪って。

しばらくカルチャーショックから立ち直れませんでした。

さて──
僕はタモリさんのことや、長寿番組「笑っていいとも」を語れるほど立派な人間ではない、まだまだひよっこなので、大それたことは書けないのですが、ひよっこが書けないほど立派な人や番組であったとは思うのです。

僕らの年代より上のみなさん、「いいとも」を知らない世界があるようです。
僕らより下の年代のみなさん、そんな伝説的番組があったんです。

「春はあけぼの...」くらい後世に語り継ぐべきじゃないのかな、「あっちこっちそっちこっち いいとっもっ♪」。

小中学校で暗唱テストしよう!

今回は、この辺で。

つたない文章や絵ですが読んだり見たりしてくださり、ありがとうございます。僕のnoteを読んで「ふっ。」と「ほっ。」ときっと出光してくれたらエネゴリ君になります!不束者ですが、何卒。