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この混迷の時代に生きるあなたに捧げる

昨年作った「雪と桜のあいだ」。今年になって、やっと人前で歌うことができた。樹木と接するなかで感じたメロディのイメージから、作詞家AKと共に曲を構成し、言葉となり、ひとつの作品となった。学んで進化し続ける魂へのメッセージ曲。


「雪と桜のあいだ」

闇に 光さして 
ゼロが1を生んで 
たくさんのかけら ぶつかり 
たくさんの涙 流された

兄弟たちが 別れ そしてまた出会い 
その別れと出会い 何度も繰り返し
柱 作られた

子どもたちよ おゆきなさい
あの星めざし 学ぶために
ふるさとから 遠く離れても
わたしはいつも 見ているよ

変わっていくものと 変わらないものと
たくさんあるものと ひとつしかないものと
どれも 忘れられないもの

誰もが もがき 立ちすくんで
人を傷つけてもなお
人を愛し 人とともに生きて
目を閉じる

いとしい人よ お泣きなさい
その墓の前で 言葉などない
ふるさとから 呼び出しがきたの
わたしはこれで お別れよ

雪は降り 積もり やがてとけ
花は咲き 散って 種がこぼれ
人はみな 見ている
見えるものも 見えないものさえも

子どもたちよ その時がきて そこを旅立ち
ふるさとへと また戻るまで 学び続けなさい

長い旅路のはて 星の迷い子たちよ
ふるさとへと また戻るまで 旅を続けなさい

words:Anthony K.
music:Kumiko Sukegawa


響きをあなたに♡