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作品感傷マガジン【本・ゲーム】

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本、ゲームなどの作品を通したエッセイや考察を綴ったマガジン。
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記事一覧

小説『告白』正味の話、認知世界がもろ被りやないかいっ

あらすじ人はなぜ人を殺すのか――。河内音頭のスタンダードナンバーにうたいつがれる、実際に…

嗤う狐
4時間前
1

小説『民宿雪国』辿り着いた孤高の境地―丹生雄武郎展

あらすじ大勢に惜しまれながら、国民的画家・丹生雄武郎が亡くなった。享年九十七。彼は一方で…

嗤う狐
3週間前

織田作之助『ちくま文庫・織田作之助』僕はオダサクの生まれ変わりか?

概要【目次】 馬地獄/夫婦善哉/勧善懲悪/木の都/螢/ニコ狆先生/猿飛佐助/アド・バルーン/競…

嗤う狐
4週間前
2

坂口恭平『cook』母親の味を越えれない

概要やってみよう、やってみよう。 やれば何か変わる。 かわいい料理本のはじまりはじまり。 …

嗤う狐
1か月前
3

鳥居みゆき『夜にはずっと深い夜を』彼女に触発されて浮かんだ詩たち

概要「きたないものがきらいなおかあさん」「真夜中のひとりごとが止まらないシズカ」「花言葉…

嗤う狐
1か月前
5

コリン・ウィルソン『来世体験』死ぬ間際、僕は自分の不甲斐ない人生を許し、慈しんで…

概要多重人格・分割脳研究・転生・憑依・体外遊離・臨死体験・死者との交信・宇宙霊との接触……

嗤う狐
1か月前
4

ゲーム『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』我輩も大物政治家Kの心を盗んでみた!

STORYある事情で“東京”の高校に転入する ことになった主人公の少年は、奇妙な夢を見る。自身に課せられた『更生』のため、 そして、悪しき欲望から人々を救うため、 怪盗となった主人公はたくさんの人々と出会い、絆を結んでゆく。 かけがえのない一年を過ごした後、 あなたを待ち受けるものとは......? 制作:ATLUS 自分の事を純粋だと思っている青臭いガキが、腐った大人たちの心の中に侵入して、その大人たちを改心させていくRPG。 腐った大人たちが作ったゲームだから、腐っ

西丸震哉『日本百山』YOUは何しに山へ?

概要日本の探検登山の草分け的存在である著者が、独自に選び出した「日本百山」。誰でも知って…

嗤う狐
1か月前
2

小説『新興宗教オモイデ教』新興宗教ビリケン教でも創ろうかな?

あらすじ一カ月前に学校から消えたなつみさんは、新興宗教オモイデ教の信者になって再び僕の前…

嗤う狐
2か月前
1

麻原彰晃『真実!六道輪廻』僕が麻原に学んだこと

概要麻原彰晃の世界 PART 3 麻原彰晃と高弟たちの瞑想体験が証明する六道輪廻の真実。臨死体験…

嗤う狐
2か月前
1

小説『蜘蛛の糸』改変

あらすじある日、お釈迦さまは極楽の蓮池のほとりを散歩していた。はるか下には地獄があり、犍…

嗤う狐
2か月前
1

ゲーム『Ghost of Tsushima』對馬残酷写真展

STORY 文永(十三世紀後半)、モンゴル帝国(大元)は東方世界の征服をもくろみ、立ちふさがるす…

嗤う狐
3か月前
2

小説『フリッカー、あるいは映画の魔』聖なる孤児たち

あらすじ映画の中には魔物がいる―場末の映画館で彼の映画を観た時からジョナサンはその魔物に…

嗤う狐
5か月前
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柘植久慶『悪魔の報復術━イヤな奴をぶっとばそう』孤立無援の最後の手段

概要イザという時にどんな手を打つか。敗者にならない護身術。学校・会社でのイジメから、暴走族・チンピラの集団暴力、外国人犯罪に至るまで、悪質な奴らへの反撃法をズバリ紹介。 著者:柘植久慶 刺激的な本のタイトルに吊られてここに来た人たちへ。 学校や職場で完全に孤立し、毎日辛い思いをしながら死ぬ覚悟で生きている人しかこの先は読まないでほしい。 この本に書いてある事は全て犯罪行為なので、それ以外の人にはオススメしない。 僕は小学校の時、イジメを受けて悩んでいた。 机や学習