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旅日記 2日目

2022/07/27(火) #78 : suke

おはようございます。

二日目の朝。

7:00過ぎに起床し、シャワーを浴びて出る準備をする。
今日も予定が刻まれているのでね。

今日の予定はまず最初に電車で3時間ほどかけて長野県の松本市に向かう。
乗る電車は8:31。

ここのホテルは朝食も出るらしく、せっかくだし食べていくことに。

出てきた朝食は思っているよりもよく、ちゃんと量もそれなりにあったので想像以上にお腹がいっぱいになった。飲み物もドリンクバーみたいにいくつかあった。

このホテルの滞在時間は終電で電車を降りてから入って朝早めに出る、とかなり短かったがそれなりにいい所だったなと感じた。


電車の移動時間は3時間となかなか長いため、ほとんど移動中は3人でSwitchのスマブラをしていた。
あのたまに見かける、電車のボックス席いいよなぁ。普段1人で乗る時もそこ座ってる。

11:38に長野県松本駅に着く。
そこから少し歩き12時頃に本日最初の予定松本城に到着した。

松本城には一度地元の親友たちと来たことがあり俺は2回目だったが前来た時はたしか少し工事していた気がする。今回は工事が完了していてちゃんとした完成版を見ることができた。

松本城は国宝に選ばれているらしいが、国宝とか重要文化財ってなんだ。
って話になった。

調べたところによると、有形文化財の中で特に重要なものとして国が指定したものを「重要文化財」、その中でも特に文化史的・学術的価値の高く国が指定したものを「国宝」というらしい。

「名古屋城がたしか重要文化財だったよ。」とマグロが言う。

てことは、名古屋城よりも松本城の方がすごいんだね。単純に決めたけども。
松本城ってそんなにすごいものだったのを初めて理解した。

何枚か写真を撮ったり、敷地内を散策して松本城を後にした。

「お城とスイレンの花が咲くハスの池」
国宝 松本城より


次は昼食を食べに、中町通りという所へ。

ここも前回来たことがある。懐かしい。

どこでご飯を食べようか。
長野県の有名な食べ物は、お蕎麦や山賊焼きらしい。

一通り中町通りを散策し、今まで一度も食べたことがない山賊焼きを食べることになった。

てか、そもそも山賊焼きってなに。
これもちゃんと調べた。

「山賊焼き」とは長野県松本市や塩尻市を中心とする信州地方で親しまれている鶏の一枚肉をタレに漬け込み、片栗粉をまぶして揚げた郷土料理のことらしい。

なぜ「山賊焼き」と言うのかというとその名前の由来は山賊は物を“とりあげる“から、“鶏を揚げる“料理を「山賊焼き」と呼ぶようになったそう。諸説あり。
ちょっと面白い。

お店でメニューを見ると、普通のサイズとハーフがあった。
店員さんによると少しだけ食べたい人はハーフでガッツリ食べたい人は普通のにするといいと言われた。

値段もなかなか安かったため、ハーフは本当に少し食べるようで小さいんだろうなと思い、3人とも通常のサイズを注文した。

数分後、出てきたのはなかなかデカい揚げ物だった。
普段の俺なら全然ハーフサイズで十分なくらい。

店員さんの言っていたガッツリ食べたい人は通常のがオススメという言葉は本当だった。

でも味はとても美味しく、後半少しキツかったがなんとか時間をかけ、完食することができた。

後から店に入ってきたおそらく地元民のタンクトップを着た見た目がいかつめの男性はハーフサイズを頼んでいた、、。

「懸賞金 800万ベリー」
写真だとサイズ感が分かりづらいね。
松本 くろ門より


次に向かうのは塩尻駅。そこでニコニコレンタカーを借りている。

中町通りを出て、松本駅に向かう途中修学旅行?社会科見学?の学生たちが乗った観光バスが何台か通った。

その中にいた最初のバスのバスガイドさんがめちゃめちゃ可愛い。
しかも神対応。

手を振るとこちらに気づき笑顔で振り返してくれた。

これに惚れたマグロ、カメラマンゼロは今のバスはどこのか調べていた。おもろい。
お前ら食いつきすぎだよ〜。

次に何台目かのバスの後ろの方に乗っていた女の子たちに手を振られた。
俺もさっきのバスガイドのように手を振り返すという神対応をしておいた。

バス内の女の子たちは喜んでいたと思う。たぶん。バス内では他の子たちも呼んでまた手を振ってくれた。
俺は2人とは違ってそんなにガメつかないからバスなんて調べないさ。
ところで君たちインスタとかやってる?よかったら連絡先を教えてくr


数分後、
塩尻駅のニコニコレンタカーに着いた。

レンタカーに着くと次に向かう先は奈良井宿という道の駅。

車を走らせ数分と割とすぐに到着した。

そこにはいい感じの橋がかかっていた。

「栄光の架橋」
道の駅 奈良井宿より

この奈良井宿は昔の宿場らしい。今も泊まれるのかな?

ここに来たときタイムスリップしたのかと思うくらいとても昔の街並み、レトロな雰囲気だった。

訪れた時間が夕方だったからかお店などはほとんど閉まっていた。
またいつか来たときにはお蕎や抹茶などのアイスを食べたいなぁ。

一つ空いている店があり入ったのは漆アートのお店。
自由に入っていいらしく、なんとなく作品を見ていた。

俺にはあまり凄さがわからないが、なんかいいなぁと感じた。

作品を見ていると店の奥からおばあちゃんがやってきた。

どこから来たの?などの質問をされ少し会話が始まる。

前に、おばあちゃんはよく東京のお台場などに遊びに来ていたらしい。
東京は懐かしいと言われた。

おばあちゃんは戦場カメラマン渡部陽一と張るくらい喋る速度が遅かったが、こちらの会話を全てしっかり聞き取れていて久しぶりに高齢の方と会話できてよかった。

とても優しい良い方だった。

「人生は出会い」
脳内で0.5倍速で再生される。
漆アート花筏より


奈良井宿はかなり道が長く、どこか飲食店などのお店に寄ったわけでもないのに1時間以上はいた気がする。

人も少なくとても落ち着いていてよかった。

歴史を感じることができた。

ここでは時間の流れが遅い、そんな気がした。

「タイムスリップ」
かき氷屋の旗がいい感じ。
奈良井宿より


次に行くのは立石公園という場所。

ここは諏訪湖が一望できるスポットで君の名は。の聖地。

そういえばこの旅行って聖地巡礼旅行。
ここにきて初めて聖地に行く。

夕方に立石公園に着き、いい感じの風景を見ることができた。

本当に映画で見た通りの風景でとても感動した。ここはなかなかの絶景。

しかも今日はたまたまここ諏訪湖で花火をやるらしい。
昨日ものすごい花火を見たけどもせっかくだし見よう。

時間までは車内でスマブラをしたり、風景を撮影していた。

花火は数十分だけと昨日の2時間越えを比べると少し物足りないが、初めて上から花火を見下ろすということができてよかった。

シンプルに花火はやっぱいいなぁ。
二日連続でも飽きないね。

「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」
僕は上から。
諏訪湖サマーナイト花火大会より


夜ご飯を近くのラーメン屋に行った。

俺は店の人気No.1の宮坂ラーメンというものを食べた。
味は魚介醤油系。とても美味しかった。

その他にも塩や味噌、魚介とこってりを混ぜたぎょってりというものもあった。

ただこの店すごいのが店員さんが1人だけ。しかも食券機でもないし店内も広め。

自分達以外にもお客さんが割といて、全部で10人くらいいたのかな?
よく1人で回せるなぁ。

夜ご飯を食べた後は、温泉へ行く。

今日は宿を取っていないため、スーパー銭湯でギリギリまで寝たりして身体を休めそこから車を走らせ車中泊をするというハードな予定。

行った温泉は信州健康ランドという場所。

ここは夜から数時間のためだけに行くのは勿体無いくらいの設備だった。

テレビ付きの露天風呂やサウナが二種、外でそのまま寝れるスペース。

温泉以外にもマッサージチェアーや仮眠処といった真っ暗な部屋、漫画スペースに大広間や飲食店、居酒屋なども入っている。すごい。

だが、今回は1〜2時間ほどしか仮眠する時間がないため、2人は先にお風呂を出てそれぞれ仮眠や漫画スペースで休みに行ったが俺は寝ないことにした。

サウナに数分入り、水風呂に外気浴と完全に俗に言うサ活をしていた。一人で。

外の寝るスペースで寝た時は頭と視界がかなり揺れ宙に浮いている感覚に陥った。
久しぶりのサウナでこれは「ととのう」なのか「死にかけている」のか、の区別がつかなかった。

30分くらいそこで休み、一通りお風呂に浸かり温泉を出た。

コーヒー牛乳を飲んだ。一人で。
温泉後のコーヒー牛乳は飲みたいを超えてもはや飲まなければならないまである。

適当に時間を潰し、3人で合流する。

夜中の3:00に信州健康ランドを出た。シンプルにまたここに来たいと思った。

そして今日最後の目的地 高ボッチ高原へと車を走らす。

ここでの目的は朝方にかたわれどきを見ると言うこと。

ここはかなり標高が高い?のか結構車で山道のような場所を登った気がした。

頂上に着き、朝になるまで少し車中泊で仮眠をすることに。

アラームをかけ、それぞれ眠りに着く。

長い2日目が幕を閉じる。

おやすみなさい。


By suke.


「あの日、星が降った日。それはまるで」
「まるで夢の景色のように、ただひたすらに」
「「美しい眺めだった」」
立石公園より

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