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プロジェクト1 CLUB MAISON✕嶋田綾

助太刀では、今年度3チームのプロジェクトを実施します。各プロジェクト内容を紹介していきますね。まずは1チーム目です!
紹介にあたって、簡単な言葉の説明をしておきます。

事業者→本プロジェクト趣旨に共感し、名乗りでてくれた長浜市内の事業者
助っ人→事業者の課題や模索を伴走支援する、市外在住者

事業者:株式会社CLUB MAISON
助っ人:嶋田綾(東京・リクルート)


【達成したいテーマ】
食を基軸にしたまちなか観光を提案し、30年後も人が訪れ続ける長浜をつく りたい!


今年10月に長浜中心市街地に新しいお店がオープンしました。
その名もTABLE SIX Patisserie (テーブル シックス パティスリー)」
界隈では珍しい、コース仕立てのデゼール(デザート)が提供され、完全予約制というスタイルのスイーツショップです。

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(写真:長浜まちなか観光の玄関口に立地)

こちらを運営するのが、市内で飲食事業などを手掛けるCLUB MAISON(クラブメゾン)さん。
フレンチ料理「びわこレスロランROKU」や焼肉店「焼肉燈道本店」などを手掛け、新しい飲食のシーンを作り出しています。
行ったことある!という人もおられるはず。

イートイン02


TABLE SIX Patisserie は、長浜駅前通りと北国街道が交差する角地に立地。ここはいわば、長浜駅から降り立ち、黒壁スクエアや大手門商店街といった店舗の並ぶエリアへ向かう「入り口」とも言える場所。それは同時に長浜市街地観光の入り口を指すことにもなります。

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(写真:長浜駅前通りから北国街道を北上し、黒壁ガラススクエア方面へ。コロナ禍が少し落ち着いたこともあり、観光客も戻ってきた)


店舗は、モノトーンのシックな空間。店内には随所にガラス製品がディスプレイ。実はこれらは、お店を通じて改めて、黒壁スクエアの魅力を発信するというコンセプトが閉じ込められているのです。

イートイン01


中心市街地の歴史を振り返ると、かつてシャッター通りになってしまっていた商店街を地域住民が団結し、ガラスのまちへと再生。これが黒壁スクエアであり、滋賀県一の観光客数を誇るほどに成長しました。それから30余年。来訪者は減少が続き、さらにコロナ禍が追討ちをかけました。


地域に貢献してきた先達らの思いを継承し、次の30年につなげていこうーー、そのために観光客の思い出に残る、そしてもう一度訪れたいと思ってもらえるようなお店をめざそうとしているのが、TABLE SIX Patisserie なのです。


クラブメゾン01

(写真:CLUB MAISONのみなさん。中央が代表の佐野圭太さん。CLUB MAISONについて詳しくはこちら


CLUB MAISONの課題:「長浜へのリピートトラベラー」が増えるように、地域の魅力をどう伝えていくのか。その方々が何を想ってリピートしてくれるのかを分析して、増客につなげるにはーー?
様々な知見、海外も含め新たな事例や情報など新鮮なインプットや広報における戦略について協力者がいれば…




今回、その相棒となるのが、嶋田綾さんです。

プロフィール写真_嶋田綾

(写真:助っ人の嶋田綾さん。嶋田さんについて詳しくはこちら


リクルートにお勤めの嶋田さんの現在のメイン業務は、銀座にあるデザインギャラリーの企画運営。展覧会を企画、集客にあたっては、プレスリリースやチラシの配布などはもちろん、SNSでの発信では、集客がどう結びついているかを分析しつつ運用を展開しています。
そんな嶋田さんのノウハウを、TABLE SIX Patisserieの広報戦略に取り込み、より良い集客につなげていきます

テイクアウト

(写真:TABLE SIX Patisserieでもテイクアウトも。「ショコラモンブラン」は、作りたてを提供してくれる)


ちなみに両者の引き合わせにあたっては、CLUB MAISONさんの「達成したいテーマ」や課題解決にふさわしい市外の方(かつ長浜にゆかり、関心のある方!)を探し、助太刀事務局の人づてを通じて、嶋田さんが浮上。
理想的なマッチングでのプロジェクトスタートを切ることができました!

2021-11-28 7.17のイメージ

(写真:東京ー長浜をつなぐオンラインでの初ミーティング! 右下がCLUB MAISON総務部長の森俊詞さん、下段中央が嶋田綾さん。その他は事務局や長浜市担当課の面々)


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