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事業者紹介1 株式会社CLUB MAISON

助太刀では、今年度3チームのプロジェクトを実施します。各プロジェクト内容を紹介していきますね。まずは1チーム目です!
紹介にあたって、簡単な言葉の説明をしておきます。

事業者→本プロジェクト趣旨に共感し、名乗りでてくれた長浜市内の事業者
助っ人→事業者の課題や模索を伴走支援する、市外在住者

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CLUB MAISONさんは、長浜・彦根で7店舗の飲食店を運営していることもあって、食に特化した事業者さんだと思われがち。

実は、長浜市内ではしょうがい福祉サービスとして、放課後等デイサービスや就労移行支援就労移行支援などの運営のほか、花屋、IT事業も展開
平成19年の創業から約25年、多角的な経営を行いつつも、事業所としてのテーマは一貫しています。
それが「地域の課題をビジネスで解決し、人から必要とされる企業」になること。

CLUB MAISON 公式ウェブサイト

プロジェクト紹介でも触れたように「TABLE SIX Patisserie」のオープンには、黒壁スクエアをはじめとする長浜中心市街地の活性化への思いが込められています。これもまた、「地域の課題をビジネスで解決する」ための事業展開でもあるのです。

黒壁スクエアの概要についてはこちら

黒壁スクエアは、かつてのシャッター商店街が、住民の力で年間200万人を超す観光地へと変貌をとげ、まちづくりの先進事例としても知られます。ただ、30余年を経て、その勢いは明らかに陰りが見えてきていました。「若い世代として一帯の活性化に危機感をもっています。我々の先輩が築いてきたものがこの先も続くように」代表の佐野圭太さんは、界隈への思いをそのように話します。

CLUB MAISONさんでは、黒壁スクエアの中心地でフレンチレストランを経営もし、にぎわいづくりの一翼を担っています。TABLE SIX Patisserieはスイーツという形態をとって、新たな長浜のファンを増やそうと考えています。

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佐野さんから事業の経営についての思いを伺うなかで、とても印象的なのが、社員との関係性についてです。
「うちの会社には“従業員”はいないんです。上司の指示に“従う”だけの人はいないのです。僕の、そして僕たちの会社の思いに賛同し、一緒にやろうと思ってくれている人が、うちの社員なんです」

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(写真:社で設けるCLUB MAISONアワードの様子。写真全員集合!)


スタッフを同志と考え、彼らの幸せが事業所としての幸せにつながるとも考えています。
「売上の向上や事業拡大はあくまで手段なんです。結果としてスタッフの幸福と成長があればいいんです」と断言します。
そのために、利益はスタッフの人件費と固定費の確保を最優先、災害や事故等などの予期しない外部要因から社員やその家族を守るための貯蓄も行なっているそうです。
スタッフが幸せであることは、結果的にサービスを受けるお客さんが笑顔になり、受けたサービスに満足することにつながる、そんな循環をめざしています。

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(写真:TABLE SIX Patisserieテイクアウトコーナーにて。接客がすばらしく、とても丁寧に対応してくださいます)

今回のプロジェクトでは、佐野さんとともに総務部部長の森俊詞さんが進行調整などを行なってくれています。確かに、森さん本当に笑顔の絶えない方なのです。そしてみんなを和ませるトークも絶妙!

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(写真:TABLE SIX Patisserieを案内してくださる森さん(左)。右は、長浜市ふるさと移住交流室の安藤室長)


助っ人の嶋田さんは東京にお住まいということもあって、オンラインでの打ち合わせがメインになっています。
事業への遠隔的関わり方が、今後さまざまな可能性を広げてくれるはずと確信する佐野さん。「長浜に居住する人ではない、外部からならではの視点をいただきながら、TABLE SIX Patisserieの集客をもりあげていきたい」と期待しています。

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(写真:プロジェクトの初顔合わせ。下段中央が嶋田さん)


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