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プロジェクト紹介2 あおば ✕上田茂雄
助太刀では、今年度3チームのプロジェクトを実施します。各プロジェクト内容を紹介していきますね。続いて2チーム目です!
紹介にあたって、簡単な言葉の説明をしておきます。
事業者→本プロジェクト趣旨に共感し、名乗りでてくれた長浜市内の事業者
助っ人→事業者の課題や模索を伴走支援する、市外在住者
事業者:株式会社あおば
助っ人:上田茂雄
【達成したいテーマ】
長浜をプログラミング大国に!
その第一歩となる授業をつくる
2020年度から小学校で必修化されることになったプログラミング。
児童はiPadや専用の教材を用いて学びます。ただ、専門的分野であるため、学校現場での戸惑いもみられます。
学習教材を扱うあおばでは、必要な教材だけではなく、先生がたへの事前講習をはじめ、さらには児童へのプログラミング出前授業をもボランティアで行っています。こちらを担うのが3代目である取締役の渡壁佑樹さん。
(写真:本プロジェクトの事業者「あおば」の渡壁さん。詳細プロフィールはこちら)
これまでに市内ののべ15校で実施するなかで、より効果的な授業のあり方を模索したいと考えていた渡壁さん。
その助っ人となるのが上田茂雄さんです。現在お仕事で子どもたちへのプログラミング教室を運営するほか、ボランティアでも子どもから大学生までをも対象に教えています。
(写真:助っ人となる上田さん。詳細プロフィールはこちら)
そもそも、プログラミングってなんでしょう。言葉としては知っていても「コンピュータに詳しくないとむつかしそう」「プログラマーがする仕事」というイメージではないでしょうか。
プログラミングとは「コンピューターを動かすための指示書き」ともいえるもの。ネットの検索も、アプリ機能も、そして家電など、私達の身の回りの多くの便利な機能はプログラミング処理されています。
(写真:渡壁さん提供。地域の活動のなかでもプログラミングについて教える機会をもつ)
では、なぜ学校教育にプログラミングが必要なのか。文科省の言葉を用いると「プログラミング的思考を養う」ことが目的のひとつとされています。
プログラミングを行うということは、手順をつくる、つまりはレシピづくりです。
レシピというと料理が思い浮かびます。例えば「ご飯を炊く」。
①お米の分量を量る
②お米を研ぐ
③炊飯器に研いだ米と、米の量に合った水を入れる
④炊飯スイッチを押す
⑤炊きあがったらさっくりかき混ぜてお茶碗によそう
成果物(料理)ができあがるまでの、その過程を組み立てて、組み立てた順序を通じて行動することが、プログラミング的思考ともいえます。
渡壁さんが行なっている出前授業は、6年生の理科での電気の利用を学ぶ項単元のなかで実施。
電気製品にはプログラムが活用され、条件に応じて動作していることを学ぶ目的で、実際にプログラミングで点滅する信号機を児童が作ります。
ただ、児童たちにとっては工作作業のようになり、目先のことだけに集中してしまいがちです。
プログラミングを授業に取り入れている意義を、効果的に児童に伝えることについて模索する日々が続いていました。
あおばの課題:授業での経験が子供たちの将来に繋がるような、よりいっそうワクワクする方法を考えたい! ただ、授業充実のためのノウハウが難しい。専門的なパートナーがいれば…。
そこで、多様な子どもたちと接し、指導のノウハウをもつ上田さんとタッグを組むことで、改めて授業の組み立て方を考えていこうというものです。
さらには実際に一緒に市内小学校への出前授業を行ってみようと計画もしています。
プロジェクトの経過は、追ってレポートします。お楽しみに!
(写真:プロジェクトの進行は原則オンラインで。初対面の様子。下段左が上田さん、同中央が渡壁さん。他は事務局&市役所担当課といった面々)
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