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人間には可変性がある。人は幾らでも変わる生き物である、ということである。
そんなことあるか、と思う人は鏡をみればよい。かつて赤子であった時代の愛くるしさはとうに失われ、肌は荒れ、毛穴は黒ずみ、髭が伸びている。そろそろ剃らねばならないと思っているが、中々に面倒である。
内面的なことは変わらないように思えるが、かなり変わっている。あんなにラーメンを食べたかったのに、いざ食べてしまうと、もうラーメンは暫くいいや、と思えるだろう。
人間は変わるのである。そろそろ私は変わる時が来たのである。
さてどのように変わるか、これが全くわからないのであるが、どうしようか。なるようになるしかないのか。
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