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今週も私よく頑張った!褒めよう!讃えよう!というのは、自分を他者化している。
週末のご褒美にビールを飲んでいる。だから陽気であるが、少し水をさす。自分を奴隷にしていないか、と。
もちろん、ご褒美は大事だ。バイトも大学も頑張った。だからビールを飲むのは至極当然のことだ。
褒美というのは、かつて王から授けられるものであった。私は私を王として、その叙勲としてビールを私に授けている。
私は王でありながら、私はその大臣として、あるいは主人でありながら、私は奴隷として、報奨を受けている。
本当は、もっと大いなるものから授けられたいのだ。授けられることをしているのだ。それに関わらず、バイトで貰った余りにも少ない金で、安い酒を飲んでいる。
神が増えた時代に生きている。この神は、正確には神と勘違いしている紛い物の神は、私を最低の人間に貶めている。
ただ少し酔って気分がいいから、不問だ。歯磨いて寝る。
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