8/21 2024

内言が、心の中で言う言葉が、とてつもなく多いが、外言、口に出す言葉、表現する言葉は、比べて少ない。

そのおかげで、誰も私のことをわかってくれないとか、反対にこの人は私のことを分かってくれてる、と多分過剰に思っていたりする。

後者の方は、たまたま内で思っていたことを言い当ててくれたことを分かってくれた人にする、ということを含んでいるから、この人は私の理解者だ、と思ってしまってあらゆる齟齬を生む原因にもなりうる。

私のことは私でも分かり得ない、ということを知ってからそのことに絶望することは少なくなったけれども、やはり嬉しいことは嬉しい。

他人が必然と自分の理想に現れるのが人生である。分かりやすく言えば、結婚して幸せな家庭を築くのが夢です、というようなこと。或いは社長になって、というようなこと。

語られ得ない、他人がその基礎を築いているというようなことは忘れがちなのだ。それを支える旦那や、それを支えている社員は、語られ得なく、それは忘れがちなのだ。

語られないところに属する人は、それに奉仕することで人生を全うするとして、大きな目標に収斂されることもあるかもしれない。それでも生きていた命は、生きていることにはかわりない、そう信じて日々を全うすることをしたい。

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