正しいことをしたければ...

『正しいことをしたければ偉くなれ』
踊る大捜査線の登場人物・和久平八郎(いかりや長介)が青島俊作(織田裕二)にいうセリフ。
久々に踊る大捜査線を見て、『なるほどなぁ...』と刺さって来た。

ある日、望んでもいない肩書きを会社から与えられる。
嫌だ嫌だと逃げ回って、クビ上等とばかりに噛みついて、『コイツには無理だ』と思わせる作戦は失敗した。
ただ、私を推挙した一人が似たようなことを言った。
『やりたいことがあるんでしたら肩書きを得ることで、意見は通りやすくなるんじゃないですか? 悪い話じゃないと思うんですがね』と。
『俺、やります!』とか『俺にやらせろ!』って訳じゃない。
渡りに船っていうほど待ってた訳でもない。
自分のことだけでもままならぬのに、他人や会社のことまで考えられるのかと。
ただ、『正しいことをするための』ってことならばと思って引き受けることにした。

それが吉と出るか凶と出るか。
今はわからぬが、肩書きと力に溺れることなく過ごしたい。

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