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NLPコミュニケーション@読書

マンガで分かるNLPコミュニケーション(Amazonリンク)

【本の概要、著者について】
 □題名のとおり、NLPを用いたコミュニケーションのノウハウ本です。よくある、技術一辺倒の紹介ではなく、根本的な考え方が説明されており、理解しやすかったです。
 □著者は、多数の執筆、セミナーをされてる方です。

【本を読んだ目的、著者への質問】
 □家庭や仕事でのミスコミュニケーションをなくし、良い人生を送るコツを知りたい。


【質問の答え、学び】
ミスコミュニケーションがおこる理由
 人間は言葉の空白を過去の体験から埋める本能があるので、省略、歪曲、一般化がお互いにおこり、上手く伝わらない事が普通でコミュニケーションがうまくいかない。

ミスコミュニケーションを無くすには、よい質問
 一般化(ネガティブな思い込み)歪曲(色眼鏡)、省略(隠された情報)をくずす質問をするとよいが、鋭い質問をすると相手が身構えてしまい上手くいかないので、プリフレームで、例えば【素晴らしい提案ですね!プロジェクトを成功させるために、部長が思い描いてるイメージを深く共有したいのですが、詳しい質問をさせていただいてもよろしいでしょうか?】のように、信頼関係をつくった上で、相手に質問をしてもいいか?と主導権をわたすと、受け入れやすくなる。さらに質問する時は、ペースをあわせて、なるべく笑顔で。

【行動する事】
 □省略、歪曲、一般化がおきる事を意識して、具体例をあげながら会話する。
 □プリフレームを意識して、鋭い詰問にならないよう注意する。


【響いた言葉】
問題は主観的なもので、頭の中の言葉(捉え方)を変えると、問題解決に劇的につながる
 □問題(ストレス)は、出来事ではなく反応できまる。例えば犬に相対した時、可愛いと感じる人と、怖いと感じる人がいる、反応の違いは、反応する側の価値観(イメージ)で決まるので、問題は主観的なものである。その為、メタモデルにより価値観が真実ではなく、思い込みに過ぎないと実感できたら楽になる。

 □〜して、そして、〜というとはいりやすい。例えば『あなたは座っている椅子の背もたれの感触を感じていて、そして、体の力が抜けるのを感じ始めます』

 □ダブルバインドは効果的。『体の右側と左側どちらが先にリラックスする?』『あなたは学ぶ事に深い好奇心ありますか?』『あなたは気付いてますか?横顔も素敵ということに。』

 □自分を取り巻く世界の体験は思考(言葉)に影響を与えるが、思考(言葉)もまた世界に影響を与える為、頭の中にある不安な情報や言葉が不安な反応をつくりだす。実際の体験はニュートラルで、苦しみを作り出す問題は常に間違って描いてしまった頭の中にしかなく、頭の中の言葉を書き換えるとパワフルな変化になる。

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