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卒業制作展を終えて

始めに

こんにちはSUKEです。
初めて見ていただいた方もいると思うので簡単に自己紹介をさせていただきます。
私は現在、東京のとある大学の芸術系学部で映像表現やコンテンツ企画を学んでいる大学4年生です。
映像について学ぶ傍ら、大学内で「Mapper」というメディアアートサークルを立ち上げ、現在代表として作品制作や指揮を行うとともに、普段はサークルのメンバーや後輩、大学外のメディアアートに興味のある・作ってみたいと思っている人に向けて制作フローや技術を伝える目的でnoteを書いていますが、今回は3月3日~4日にかけて開催した大学生活の集大成となる卒業制作「GRADUATION」について書いていきます。

初めての挑戦を終えて

先述の通り3月3日~4日の2日間、下北沢のreloadで自分としては初の外部展示となる卒業制作展「GRADUATION」を開催し30人以上の方にご来場いただいて無事終了しました。

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構想から半年、普段はサークルで作品制作や展示をしていた中でコロナ含め様々な事情によってサークル・大学として卒業制作展が出来なくなったことから動き出した本展示ですが、ギリギリまでトラブル続きで「展示ってここまで大変で考えることが多いのか」と思わされた期間でした。

noteは自分んお思いや考えをつらつらと書く日記的な使い方としているので、需要の有無はさておき本noteでは展示の反省や思ったことを書いていきます。

クラウドファンディングの難しさ

写真 2022-03-08 04.42.19 午後

以前書いたnoteにもあった様に卒業制作展「GRADUATION」の開催費用はクラウドファンディングで集めました。
正確には目標達成の有無関わらず実費を出しても開催するつもりではあったのですが、クラウドファンディング自体もやってみたかったことから挑戦しました。
結論から言えば目標額10万円は達成することが出来ました。
しかし今思えば運と目標額の低さが達成の要因として大きいと感じています。

振り返って思うクラウドファンディングの反省が以下です。
① スタートが遅れ開設期間にも影響が出た
②リターンの設定金額や低い

いずれもよくよく考えれば事前に分かることや計画的に進めていれば回避出来たことで、特に①の「スタートが遅れ開設期間にも影響が出た」はその典型例でした。
今回クラウドファンディングを実施して感じたこととして「クラウドファンディングの開始から終了までの期間(終了日は企画が開始されるより前の方が良いです)は最低でも一ヶ月必要」ということです。
インフルエンサーの様な影響力を持っていない以上、自分たちと関係のない人が支援してくれる可能性は限りなく低いので、支援してくれる人を見つけ出してこちら側からアプローチをしていく必要があり、それを行える十分な時間を確保ためにクラウドファンディングの実施期間は長い方が有利です。

またリターンの金額も同様で、支援者の想定母数が少ないため少ない人数でも多くの金額が集まる様に金額自体ももう少し上げて良かったと思いました。

この様にクラウドファンディングについては初歩的なミスばかり起こしていて、実際開始すると中盤から終盤にかけては目標達成が危うく感じる状態でしたが、なんとか展示初日に達成することで結果論ですが良い結果となりました。

展示は作品を行くだけではない

クラウドファンディングは初めての挑戦ともあって初歩的ミスを連発しましたが、展示に関しては外部会場での展示とはいえ学内では数多く展示をしてきた自分たちはまだまだだと感じさせる反省点があります。

それは展示会場全体の演出です。
メイン作品の演出は出来たもののそれ以外の作品や展示会場全体の演出設計まで手が出せなかったというのが現状です。
実は展示とほぼ同じタイミングで自分は写真展も開催していたのですが(参加してみてかなり収穫があったのでこれも別にnote書きます)そこで「会場演出の有無がいかにクオリティに影響するか」を学びました。
今回は展示作品に統一性があるわけでは無いので統一性を出して演出するのは難しいですが、展示をやるからにはそこまで出来た方が全体のクオリティに雲泥の差が出るというのが今回の学びです。

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↑せっかく広い会場を借りたのにポツンと作品を置いてしまったのがかなりもったいないと反省

最後に

つらつらと卒業制作展をやって出てきた反省を書きましたが、反省ばかりではあるものの楽しかったし大成功と言えると思います。
そして開催理由として上げていた「大学を飛び出して作品を見てもらいたい」「メディアアートに触れる機会を創出したい」という2つは実現出来て部分的に達成出来たとも思っています。

またこれまでで築いた「ご縁」によって開催出来たと感じました。
クラウドファンディングで支援をいただいた方の多くは自分含め参加メンバーの友人や身内、これまでに仲良くさせていただいた方々です。
これまでで築いた「ご縁」によって多くの人とつながっていなければ大成功とは言えなかったのは確かですし、実際にクラウドファンディングの実施や開催中に来場いただいた方々を通して感じることが出来ました。

ご支援くださった方、ご来場いただいた方本当にありがとうございました!

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