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伊勢へ七度、熊野へ一度 熊野本宮大社編


旅へ行く意味

小さい頃からよく父親に連れられて全国津々浦々へ旅をして、そこから高校に入って写真を撮るために一人旅をするようになりました。
大学生になってからはその旅先が国内から国外に変わってコロナ禍が来てからは狂ったように再び国内を巡っていました。

初めての海外旅行で訪れた台湾は今での鮮明に記憶が残っている

でもそういった状況もずっとは続かず、社会人になってからは回数が減ってリフレッシュの意味も兼ねる様になりました。

SUKE 熊野へ行く

切符を買う

そんな中、久々のリフレッシュも兼ねて和歌山県の熊野へ熊野三山を巡る度に行ってきました。
「伊勢へ七度熊野へ三度」という言葉がありますが、伊勢へは何度か行ったことがあるものの、熊野には訪れたことがなく前から興味があったため今回訪れることにしました。

自分が旅に行くときは必ず
「快適にそして安く行く」これを目標としています。
快適性と安さという相反するものを如何に両立させるか。
そのために事前の計画をこれでもかというほど練っていきます。

昔から父親に鉄道を使って色々なところに連れて行ってもらったこと、
父も昔は一人で鉄道を使って様々なところに訪れていたこと
そういったバックボーンがあるおかげで鉄道を使う場合においてはどう安く、快適に切符を買えばいいかを知れました。

JRが定める様々かつ複雑な仕様を上手く使って少しでも安く、そして快適に移動出来る様に切符を買っていきます。

行きの新幹線は東海道新幹線の予約サイト「スマートEX」のEXこだまグリーン早特、特急は帰りの新幹線との乗り継ぎ割引を使っていきます。

熊野本宮大社へ

最初は名古屋で一泊

金曜日の夜、仕事を終えて職場近くで夕飯を食べてからその足で一路名古屋へ向かい一泊、翌日朝一番の特急「南紀」で新宮へ、そしてバスで第一の目的地である熊野三山の一つ「熊野本宮大社」へ向かいました。

特急南紀は新型車両に切り替わったばかりで中は新車の匂いがプンプンしていました

いざ本宮大社へ

熊野本宮大社へは新宮駅からバスで約一時間
新宮の市街地で海に注ぐ熊野川に沿って走るくねくね道をひたすら登っていきます。

終点までは日本一の走行距離を誇る路線バスとして有名は奈良交通の八木新宮線とほぼ同じルートを走行するため、フリーパスは使えないものの八木新宮線を利用して新宮駅前から本宮大社へ移動することも可能です。

朝8時に名古屋を出発して本宮大社に到着したのはお昼ごろ
その距離の長さに驚きながらも無事熊野本宮大社に到着です。

本宮大社を巡る

本殿に行くと5つの殿が横並びに並んでいます。
(写真取ってなかったです…)

この5つは参拝順序があり、本殿に入る手前に手順について書かれている看板がある他、後々調べて気づきましたが、ホームページにも順序について解説がありました。

参拝を終えてからは本宮大社の南東にある産田社へ向かいます。
これも後々ホームページを見て知ったのですが、単純に巡りやすいのかそういった順序が決まっているのか分からないものの、たまたま今回行った
本宮大社→産田社→大斎原
上記の順に巡るルートが案内されていました。

産田社への参拝を終えた後は本宮大社が元あった場所である大斎原へ向かいます。
元々本宮大社はこの大斎原と呼ばれる場所にありましたが、明治に水害によって多くの社殿が流出、被害を免れた残り4つは現在の本宮大社に移されています。(そのため本殿の中に社殿が複数ある)
現在の大斎原にはその水害で流出した社殿を祀る石像の小祠が建てられています。

大斎原といえばその入口にある高さ約34m、幅約42mもある巨大な大鳥居が有名です。
近づけば近づくほどその大きさに圧倒されます。

境内は現在、静かな雰囲気で基本的に先述の石像の小祠以外には特にありませんが、ここがまだ本宮大社であったころは現在の数倍の敷地の広さを誇っていたそうで、それを感じさせる広さがありました。

大斎原の観光を終えたら本宮大社の観光は終了。
バス停の前にある環境協会の建物で猛暑を避けながらバスの発車時間を待ちます。

バスは一時間も乗る割に車両は普通の路線バスです

バスに乗車したら第二の目的地である熊野速玉大社へ移動します。
速玉大社は新宮の市街地にあるため、再びバスで約一時間の移動です。

次回は速玉大社編

今回はここまでです。
次回は第二の目的地である速玉大社と速玉大社が位置する新宮市街地の歩いた時の旅行記を書いてきます。

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