見出し画像

【SFC取得への道:第十一回】番外編 ANA SUPER VALUE TRANSITで効率よく貯める


今日は番外編です

普段はSFC修行で乗った飛行機のフライトの模様やSFC取得のためのアレコレについて書いていますが、今日は番外編をお届けします。

↓マガジンにまとめているのでぜひ!

ANA SUPER VALUE TRANSITとは

フライト第五弾後編の最後にこの旅で使用した"ANA SUPER VALUE TRANSIT"について少し説明をしました。

上記noteでは軽く触れる程度だったので、今回はこの"ANA SUPER VALUE TRANSIT"について解説していこうと思います。

ANA SUPER VALUE TRANSITとは何なのか

普段のSFC修行では"ANA SUPER VALUE"という割引制度を利用しています。
これは搭乗日よりも規定の日数前に購入することで安く購入できるもので、自分は基本的に75日前までに購入出来るANA SUPER VALUE 75を購入しています。

これに対して"ANA SUPER VALUE TRANSIT"は名前に「TRANSIT」と入っている通り、乗り継ぎする際に利用出来る割引制度です。

どう使える?

ANA SUPER VALUE TRANSITには一点注意点が存在します。

それは"どの路線でも適用できる訳では無い"ということです。

ただ、色々と見ている限りでは大体の路線で設定がされている気がします。
SFC修行でしか乗らないような"羽田から那覇を経由して伊丹に行く"といった変態的なルートでは使えませんが、"羽田から那覇を経由して石垣へ行く""東北の地方空港から西日本の地方空港へ行く"といったルートであれば設定されていると思います。

どうすれば購入できる?

基本的にはANAのサイトから購入する場合は簡単に選択して購入することが出来ます。
例えば、第五弾でも乗った羽田から石垣へ行くパターンで調べてみます。

ANAのサイトで羽田から石垣のルートの調べると下記のように出てきます。

羽田からは1日2往復直行便が出ているのでそれが出てきますが、上の方に「乗継便」というのがあるのでそこをクリックすることで乗り継ぎを利用したルートが表示されます。

選択すると上記のようにいくつかのルートが出てきます。
羽田と那覇、那覇と石垣を結ぶ便は1日何往復も出ているため、そのルートを使った便が案内される事が多いです。

ちなみに羽田から那覇に行くルートを乗り継ぎで買うことも可能で、その場合は伊丹を経由するルートが案内されました。

購入にあたっては通常のチケットを買うのと一緒で任意の便を選択するだけです。
表示が「バリュートランジット」と出ているものを購入すれば割引が適応されたチケットを購入出来ます。

メリットは何?

SFC修行第五弾では那覇経由の羽田-石垣のチケットと、羽田経由の石垣-新千歳のチケットを購入しました。

ではSFC修行においてこのANA SUPER VALUE TRANSITはどんなメリットがあるのでしょうか。

①PPが多く貰える

1つ目は獲得出来るプレミアムポイントが増えることです。
プレミアムポイントの計算に使われる「クラス・運賃倍率」はANA SUPER VALUEもANA SUPER VALUE TRANSITも75%で変わらずです。

しかしANA SUPER VALUE TRANSITは「搭乗ポイント」が一便毎に200ポイント加算されるため、2本乗り継いで移動するとANA SUPER VALUEよりも400ポイント多くポイントが付与されます。

実際に羽田-石垣の便を例に比較してみます。
直行便で行った場合は下記の様になり、獲得出来るPPは1,836ポイントです。

これに対して那覇を経由して行った場合、羽田-那覇と那覇-石垣で2本乗るため下記のようになります。

羽田-那覇の分
那覇-石垣の分

2つを合計すると2,246ポイントとなり、直行便で行ったときよりも410ポイント多くもらうことが出来ます。
(乗り継ぐ場合は2本の区間基本マイレージから計算されるため、直行便で行った時より単純に400ポイント増えるわけではありません)

SFC修行で重要なのは獲得PPよりもPP単価なのでチケットの金額次第ではありますが、自分が購入したチケットは両方とも8.2円代と優秀な数値だったので、十分選択肢に入れてもOKな制度だと思います。

また、乗り継ぐことで直行便が無いもしくは便数が少ない場所にも修行で訪れることが出来る点は楽しく修行を進めるために一役買ってくれる存在だと思います。

②遅れた時に対応してもらいやすい

2つ目のメリットは「遅れた時に対応してもらいやすい」です。
乗り継ぎするチケットの為、1便目が遅れて次便に乗り継げなかった場合に次の便に振り替えてくれたりなど柔軟な対応をしてくれる可能性が高いと思います。

実際石垣から千歳へ向かう際に乗り継ぎがギリギリになりましたが、
出発前に「間に合わなかった場合は次便に振り返る」と言われましたし、羽田の到着した際もバスが用意されスムーズに次便の出発ゲートへ送ってくれる体制を作ってくれていました。

到着したゲートから直接地上に降りて次便のゲートへバスで向かいました。
乗ってきたB787を間近で見れるという思わぬ経験が出来ました。

デメリットはある?

①価格は高め

直行便に比べて金額は少し高くなっている様に思えます。
ほぼ変わらないくらいであれば獲得PPが多い分単価が下がっていい選択になる場合もありますが、しっかりと獲得PPと金額を計算して購入する必要があります。

②路線が限定的

前述の通り"路線が限定的"というのがデメリットではありますが、特殊なルートでは無い限り大体用意されているため、そこまでデメリットにはならないと思います。

最後に

今回は「ANA SUPER VALUE TRANSITで効率よく貯める」と題してお届けしました。

直行便より高い傾向があるので選択肢にはあまり入らないかもしれませんが、うまく探せば自分が買ったチケットのように直行便と遜色ないPP単価のものも存在します。

PP単価は長距離便であるほど良くなる傾向があるので、必然と距離の長い沖縄線に集中する傾向がありますが、これのお陰で沖縄ばかり行っていた修行を千歳にも行ける内容に変更することが出来ています。

移動先も楽しくしないと意味がないので、チケットを工夫して楽しくSFC獲得を目指しましょう!

それではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?