suuu

バグった

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今日あなたに会えると思います。だって

秋になりきれない、ぬるい風の中を進みながら しがらみに縛られていることに飽き飽きしたから スキップしながら青色が橙色と混ざり合う空に向かい 今日も生きていてよかったと思うんです。だから

    • 夏の散文

      暑くなる前に海に行って浜辺を走ったりすること 自転車でそよ風を感じながら思い出したりすること 街の、さらに遠くから花火の音が聞こえてくること 毛布をしまって、着れなくなった服を捨てたりすること 綺麗な月を見て叫びたくなってしまうこと 自分は一人だったことを思い出すこと 宛もなく手紙を綴ること 冷やし中華を食べても茹(うだ)ってしまうこと 暮れない夕に生活もなおざりにすること にわか雨に濡れて笑ってしまうこと 蚊を叩いてしまうこと 冬が遠く感じること ア

      • ex.男の子

        男の子は5歳になりました。お母さんから離れると泣き出してしまうような子供でした。 男の子にはお友達ができました。ついに一人で靴もはけるようになりました。外で遊ぶよりもお部屋で絵を描くことが好きでした。 男の子は10歳になりました。お受験をするために勉強をしました。何のためにやっているのだろうとずっと考えていました。男の子は勉強することをやめました。 男の子は楽しくなりました。一生勉強なんてしなくていい、そう思いました。 男の子は15歳になりました。何にもないからっぽの

      今日あなたに会えると思います。だって