レンタル菜園のオススメ

私(sukako)は昨年4月からレンタル菜園をやっております。今回はこの内容で記事を投稿します。

地元のJA(農協)が耕作放棄地を貸し出していて、2つのルールを守ればいくらでも作ってよいということになっております。

・育てた物を売ってはならない(自家消費か親族・友人への配布のみ)。
・木を植えてはならない。

もちろん借りた以上は、管理せずに荒らし放題というのもルール違反の一つですね。

昨年にレンタル菜園を始めるまで、私(sukako)は農業を全くしたことがなく素人でした。今でも素人に毛がはえたという程度かも。

そのような状態で始めただけに、おそらくは「不作」「不作」で「ほとんど収穫なし」を予想しておりました。

ところがその予想に反して、1年目から大豊作。

イチゴ、トウモロコシ、ズッキーニ、きゅうり、トマト、ナス、おくら、ピーマン、かぼちゃ、じゃがいも、さつまいも、ねぎ、大根、玉ねぎ、にら、にんにく…。

収穫できた野菜をあげたらきりがありません。

畑1筆(1区画)のレンタル料は年間3,000円。月に直せば250円。

店頭に並ぶ野菜も物価高騰の波をもろに受けております。栽培に必要な肥料代、栽培に必要なエネルギー価格、出荷のための袋などの包装資材、配送コスト、経費上昇分の価格転嫁…。これらに加えて、天候不順で不作になるなどということになれば影響を受けた野菜の店頭価格は大きく値を上げます。

その点、レンタルした菜園で育てた野菜をそのまま食卓へ並べられるとなれば、家計にとっては強い味方となります。収穫したものと、育てるのに要した費用を差し引きすれば大きなプラスです。金額に換算するのも卑しいと思い、まともに計算しておりません。なお口の中へ入れる物について、人体への影響を気にしたくないため、農薬は一切用いておりません。

偉そうに書いておりますが、菜園を始めたのはもともとパートナーによる発案でした。

畑の世話はパートナーに任せており、収穫も不在時に頼まれたものだけをするようにしております。1年目には植えていた「シソ」の葉を、草と間違えて抜いてしまうという大失態をやらかしました…。

最近は夏のような暑さが続いておりますので、積極的に水をまいております。

川で水をくんで、じょうろに入れて作物に水をまく。単純ですが、1年目はこれすらまともにできなかったのですよ。今ではわりとスムーズにできるようになりました。

今にして良かったと思うのが家計の助けとなることもですが、2筆(2区画)以上借りなくてよかったということです。とても今よりも広いエリアの管理はできません。水をまくだけでも、今の時期はけっこう体にこたえます。

菜園は隣り合って何か所もありますので、隣の畑を管理している人とも交流が生まれます。

周りは全て畑の先輩ですので、「〇〇は抜いてはいけない」「△△は水に濡れすぎると腐ってしまう」といった適切なアドバイスをくださいます。

また、私(sukako)が借りた畑では植えていない野菜(白菜など)を時に分けてくださったりということも。周りの先輩方は獲れすぎて困っているぐらいのものもあるようです。

このようなコミュニティがあるのも、レンタル菜園ならではの良さ。ベランダでの鉢植えだけだと、こうはならないでしょう。

獣害や自然災害といった要素もあり、なかなかに難しく、それがまた楽しい。

世話好きが苦にならないという方でしたら、オススメいたします。

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