まつだつま

五十歳を過ぎた頃から読書が好きになる。 そのうちに自分でもおもしろい小説を書いてみたい…

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五十歳を過ぎた頃から読書が好きになる。 そのうちに自分でもおもしろい小説を書いてみたいと思い執筆をはじめました。 野球が好き、特に高校野球は大好物。 仕事は食品関係なので、安心安全な食品に興味があります。

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結婚式の誓いと浮気の疑惑

 誓いの言葉 1、互いに嘘、いつわりなく誠実であること 2、互いの両親、友人を大切に思うこと 3、互いを信じ合い、助け合い、愛し続けること 4、互いに出来る限り今の体型をキープすること 5、ケンカをしても、すぐに仲直りすること 6、今日の日の感謝を一生忘れないこと  わたしは、三年前の結婚式でゲストの前で誓った言葉を湯船に浸かりながら、繰り返し呟いていた。しかし、呟くのは三回目の途中でやめた。だんだんと腹が立ってきてしまった。 「バカみたい、イライラする」そう

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    • ウイルス

      「次のかた、どうぞ」 「ゴホン、ゴホン、あっ、すいません。先生よろしくお願いします」 「はい、どうしましたか?」 「最近、体のふしぶしが急に痛くなったり、体がだるくなったりするんです。熱もドンドン高くなってきちゃって下がらないんです。変な病じゃないかなと思って不安なんです」 「あー、なるほど。それでは、ちょっと診てみましょうかね」 「はい、よろしくお願いします」 「ちょっと、熱があるか体触ってみますね」 「はい」 「うーん、だいぶ体が熱いね」 「そうなんです、日に日に熱くなっ

      • アリよりキリギリス

           太陽が照りつける真夏の草原には、さまざまな虫たちが生活している。  真っ黒なアリにとって、太陽の熱はさぞかし暑いことだろう。  そんな暑さの中でも、一生懸命に食べ物を探し出して、巣まで運んでいる。  1匹が食べ物を見つけると、仲間に連絡して全員で巣まで列を作り運び込んでいる。  全員が協力して列を乱すことなく食べ物を運び込む。  しかし、今時の若いアリにとっては、この作業は厳しく楽しくないことのようだ。 「父ちゃん、僕もう歩けないよ。少しでいいから休もうよ」

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